お料理 - 旬の素材にこだわり吟味し目にも鮮やかな会席料理
彩り鮮やかな会席料理や、伊賀牛を使ったお料理、風味豊かな柳生鍋など四季折々に素材を活かしたお料理をお楽しみ下さい。
豚ロースを柳生味噌で頂く「柳生鍋」は当館創業以来、親しまれているお鍋です。
「伊賀牛とヤマトポークの煮込みハンバーグ」や「伊賀牛ステーキ」「湯葉エビフライ」など、手作りにこだわったお献立です。
伊賀牛のお料理
東大寺二月堂の「修二会(お水取り)」に使われる松明木は伊賀の名張からも送られています。 奈良と伊賀が身近なところで結ばれていることにちなんで、当館では伊賀から取り寄せた「伊賀牛」のお料理をご提供いたしております。 伊賀牛は、千三百十年の「国牛十図」に「大和牛」として記されています。 伊賀の土地で素牛として飼育され、松阪や近江にも出荷されています。
奈良の食と歴史
奈良独自のお料理や特産物などについて、解説をいたしております。
大和肉鶏
県畜産技術センターが「名古屋種」や「シャモ」などをかけ合わせ開発した奈良独自の地鶏です。 ブロイラーにくらべ、イノシン酸・グルコース・グルタミン酸等を多く含み、シューシーで旨みと歯ごたえのある鶏肉です。
奈良漬
慶長年間、奈良市中筋町の医者糸屋宗仙が白瓜を酒粕に漬けて作ったのが始まりです。 大阪冬の陣にて、徳川家康に献じてから全国的に有名になりました。
三輪素麺
奈良時代に三輪の大神神社の神主が村人にその製法を教えたとも、 また中国から伝わった唐辛子の一種が今日の素麺になったともいわれていますが、室町時代末期には宮廷料理として食され、 江戸時代末期には一般にも賞味されるようになりました。 極寒の頃に手延べでつくられる素麺は、舌触り、歯ごたえのすべてにおいて最高級の製品です。
茶がゆ
米を茶で炊いたかゆで、1200年前に始まった東大寺二月堂の修二会(お水取り)の練行衆の食事として供されてきた歴史があります。 奈良では、「大和の朝は茶がゆで明ける」と言われるほど、日常食として庶民の中に受け継がれており、親しみを込めて「おかいさん」と呼びます。 大和の茶がゆは、さらっと炊きあげ、ねばりのないのが特徴です。
大和茶
大和高原地域で広く栽培され、5月頃から爽やかな新茶が出始まります。 古来より緑茶は「養生の仙薬」といわれ、疲労回復などに効果があります。 奈良市近郊では月ヶ瀬や田原、柳生地区が産地として知られています。
奈良のっぺ
毎年12月17日、奈良春日大社若宮の「おん祭り」は一年の最後を飾るお祭りです。 奈良ではこの日に「のっぺ」を食べる習慣が昔から続いています。 東北や北陸地方の郷土料理ののっぺい汁は野菜や鶏肉の煮汁に片栗粉などでとろみをつけますが、 奈良のっぺは、サトイモを主に、ダイコン、ニンジン、ゴボウに油揚げも入れた具だくさんの煮物でサトイモで自然にとろみがつきます。
柳生鍋(やぎゅうなべ)
柳生鍋は、戦国末期から江戸時代にかけての兵法者として、また新陰流の剣豪として有名な柳生石舟斎、柳生十兵衛ら一門の豪傑を育んだ大和柳生の庄に、古くから伝わったものです。
ヤマトポーク
県畜産技術センターが5年がかりで開発し、奈良県産銘柄豚として承認されました。 奈良県産豚肉「ヤマトポーク」は、奈良県が定めた数少ない県指定生産農場で飼料・飼育日数・飼育方法など厳しい基準の元、豊かな自然環境の中で飼育されています。 肉の中に上質な脂を適度に含んだジューシーな味わいが特徴です。
個室お食事処「遊花亭」
個室お食事処「遊花亭」
遊花亭には四つの部屋タイプがございますが、全てが掘りごたつや高座椅子で「足楽」でございます。
お客さま一組づつに分かれた個室ですのでごゆっくりお過ごし下さいませ。
レストラン「春日野」
レストラン風のお席となるお食事場所です。
ゆったりとしたテーブル配置になっております。