(9日、フィギュアスケートNHK杯・女子)

 採点システム異常で女子フリーが中断し、長洲は20分近く氷上に居続けた。自分の好きな曲を流してもらって踊り、観客を沸かせた。10日にあるエキシビションへの出場が決まったというアナウンスも流れ、ガッツポーズも見せた。

 その後の演技ではジャンプが1回転になったり、転倒したりしたが、「いつもだったら泣きたいところだけど、観客のサポートがあって、こけても笑っていられた。みなさん、本当にお世話になりました」と長洲。米国のソチ五輪代表争いは厳しいが、「自分の未来が輝くために今は我慢」と明るく受け答えした。