激辛こしょうづくり始まる11月11日 19時15分
5015946801_20131111194041.mp4
激辛として人気が高い、特産のゆずごしょう作りがみやこ町で始まりました。
みやこ町の山あいにある犀川鐙畑地区では、特産のゆずごしょうが激辛で評判で、今年も11日から地元の加工グループによるゆずごしょう作りが始まりました。
地元の公民館に集まった6人の農家の人たちは、それぞれ作業を分担しながら黄色く完熟したゆずの皮を削り取ったあと、天然の塩とトウガラシを加えミキサーなどにかけていました。
グループではトウガラシの配分を変えることで激しい辛さが評判の3種類の製品を作っていますが、激辛ブームもあって製品の中でも、最も辛い製品の人気が高いということです。
加工グループでは年間およそ1万本を生産し、地元の直売所で販売するほか注文に応じて配送していて、最近は海外からの注文もあるなど人気が高く、去年生産した製品は予想よりも早く在庫がなくなったということです。
鐙畑加工グループの代表、阿部登さんは「人気が高くて生産が追いつきません。生産者は高齢化していますが、評判がいいので続けていきたいです」と話していました。