中谷氏「特定秘密」指定の有識者会議 人選は説明を

11月11日 11時1分

特定秘密保護法案を担当する自民党の中谷特命副幹事長は民放の番組で、「特定秘密」を指定する統一基準を定めるために設ける有識者会議について、政府は人選も含めて詳しく内容を説明すべきだという考えを示しました。

衆議院の特別委員会で審議されている特定秘密保護法案は、「特定秘密」の指定や解除にあたって、行政機関によって基準が異なることのないよう、政府が有識者会議を設けて統一基準を定めることを規定しています。
これについて、法案を担当する自民党の中谷特命副幹事長は、民放の番組で「有識者会議は何なのか。政府は国会の議論を通じ、有識者がどういう方なのかも含めて中身を明らかにする必要がある。マスコミ関係者や学識経験者など幅広く意見を聞く必要がある」と述べ、政府は人選も含めて詳しく会議の内容を説明すべきだという考えを示しました。
また、中谷氏は、「特定秘密」の指定の範囲について「法案の目的が何かというと、国の安全を確保するということであり、必要最小限にとどめるべきだ」と述べました。