協会の思惑裏切る大砂嵐と遠藤の共倒れ
2013年11月11日 16時00分
大相撲九州場所初日(10日、福岡国際センター)、2人の「最速力士」がそろって黒星を喫した。外国出身で最速の所要10場所で新入幕を果たした大砂嵐(21=大嶽)は翔天狼(31=藤島)の小手投げに屈して土。取組後は「幕内は十両と比べて力も相撲も違う」と肩を落とした。
史上最速の3場所で入幕した遠藤(23=追手風)は豊響(28=境川)に押し倒されて完敗。左足首に故障を抱えており「ベストにはほど遠い」と、こちらもさえない表情だ。
日本相撲協会の北の湖理事長(60=元横綱)は「遠藤は体力負け。押し込まれたぶん、受け身になった。十両より大きい相手にどういう相撲をとるか。大砂嵐は力任せで取っているから(相手に腕を決められると)残し切れない」と、それぞれの課題を指摘した。
その一方で、両力士の共倒れは相撲協会内の事前の思惑を裏切る結果となった。「優勝争いが注目されるのは場所の後半から。序盤は遠藤や大砂嵐といった話題の力士が盛り上げてくれれば」(協会関係者)とのもくろみがあったからだ。
回復傾向にあるとはいえ、九州場所は毎年のように観客動員で苦戦が続く。年6場所の中で“鬼門”であることには変わりはない。初日の観衆は4971人で昨年を503人上回ったものの、大入りには至らず。前途多難のスタートとなった。
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