ようやく出口が見えてきた。日本アイスホッケー連盟の分裂騒動で内閣府の公益認定等委員会(山下徹委員長)が、塗師(ぬし)純子会長代行(46)、奥住恒二会長(71)ら連盟の新旧執行部、理事らに対し、6日付で文書で正式見解を通達していた。争点となっている役員推薦委員会を経ていない新理事については法的に有効との見解を示した。これを受けて、新執行部は新会長を公募し、24日の評議員会で決定する方針だ。
今回のゴタゴタは、9月28日の評議員会では役員推薦委員会の案に対し、一部の評議員が独自案を提出したことが発端。双方の案から理事が選ばれたが、奥住会長は、定款により役員推薦委員会を経ていない理事を認めない立場を主張していた。だが公益認定等委員会は「評議員及び評議員会の権限を制約するもの」などと退けた。
さらに「これが是正されないのであれば公益認定の取消事由に該当する」と最後通告を突きつけた。評議員会での役員選任決議に対する考え方や運営正常化に向けた今後の対応など、13日までに連盟側の解釈を報告するように求めた。
新執行部は2日の理事会後の会見で、内閣府からは口頭で9月28日の評議員会には違法性がないとの回答を得たと説明していたが、今回示された見解で新執行部の発足が正式に認定されたものと言える。早期解決を願う現場サイドからは「選任された新理事会で進めるようにという意図の文書。公益(法人)認定取り消しまでいったら大変なことになる。不服と申し立てするなら、連盟と切り離してほしい」と奥住会長ら旧執行部に適切な対応を求める声が上がった。
来年2月のソチ五輪に出場するアイスホッケー女子代表のスマイルジャパンは7日、5か国対抗戦(新横浜スケートセンター)の初戦チェコ戦に臨み4―5で敗戦。会場に奥住会長の姿はなかったが、内閣府の“強権”で分裂騒動はいよいよ最終局面を迎えそうだ。
あの「エウレカセブン」がパワーアップして登場して、ホールで人気沸騰中だ! 今回はその「パチスロ エウレカセブン2」を徹底解剖しちゃうぞ! 気になる人はこちらをクリック!
一宮競輪開場63周年記念(GⅢ・毛織王冠争奪戦)は29日、決勝が行われ、関東3番手にいた長塚智広が、猛然と迫ってきた浅井康太に伸び勝って優勝を手にした。