(C)ヨネダコウ 大洋図書 2013 Printed in Japan
初めて見たとき、綺麗な男(ひと)だと思った――
ヨネダコウ先生原作のドラマCD「囀る鳥は羽ばたかない」の収録現場より、キャストの皆さんのコメントが届きました!
ドラマCDは、2013年10月23日発売予定で、原作コミックス1巻の内容が収録されるボリュームたっぷりの2枚組予定! ブックレットにはヨネダ先生の描き下ろしイラストも掲載される予定なので、お楽しみに!
(後列左より)三宅健太さん・高瀬右光さん・興津和幸さん(前列左より)大川透さん・新垣樽助さん・羽多野渉さん |
――本日は収録ありがとうございました。収録を終えてのご感想をお願い致します。
新垣樽助さん(矢代役):結構長い時間、2回にわけて収録やってきましたけども、お話自体がまだまだ途中でもあるということもあって、やりきったという感じはまだ無いです。やっと矢代という役に寄り添ってここまで来ましたけども、彼が持つ色んな欠落した部分を、非常に魅力的に感じていて、それを知ることができて嬉しいな、というのが今の感想です。だから、もしかしたら聴いてくれた人と同じような感想になっちゃってるのかもしれないですけども(笑)、彼を見られてよかったなと今思っています。
羽多野渉さん(百目鬼役):非常にボリュームもありましたね。キャストの発表がネット上であったとのことで、自分のブログなどでもびっくりするほどの反響がありました。こういったドラマCDや原作のファンの方から「ぜひとも頑張って頂きたい!」という非常に力強いエールを頂きました(笑)
一同:(笑)
羽多野さん:緊張しながらの収録でした。自分が百目鬼だったら矢代さんのカリスマに惹かれてしまうだろうなと、マイク前にいながら感じました。ぐいぐい惹きつけられていくといいますか。非常に淡々とした役だとは思うんですが、そういう部分も聴いてる方に伝わったら嬉しいなと思います。
――キャストの告知をさせて頂いた時の反響は本当にすごかったです。アニメイトTVのニュースランキングでは、アニメ作品をおさえて、週間1位のアクセス数でした!
一同:おぉー!!
――ここまで反響を頂けるとは思っておらず、びっくりしました!
一同:(笑)
羽多野さん:作ってる側もびっくりしたんですね(笑)
大川透さん(三角役):ものすごいボリュームの作品で、2枚組でも本当に2枚に収まるんだろうかっていうくらいのページ数の原稿を頂きましたけど、新垣くんが一番大変だったと思います。新垣くんと羽多野くんが中心になって、皆さんで作ってこられたところに、もう後半ちょこっとだけのっかってやらせてもらいました(笑) しっかり世界ができあがっていたのですごくやりやすかったです。一緒にやった人達も本当に面白くてね(笑)
一同:(笑)
大川さん:面白くて、じゃないか(笑) とても素敵で、聴いていてもすごく楽しかったです。こういう世界の話も久しぶりにやったので、たまにはいいなぁと思いました。
三宅健太さん(竜崎役):とにかく出来あがった空気に飛び込ませて頂いたという感じです。新垣さんの、矢代の何とも言えない甘美なお芝居がすごくて。僕は竜崎として絡むシーンがあるんですが、頂いた台本を最初読んだ印象としては突っかかる感じの強面な男、というイメージでした。でも、実際マイク前で一緒に収録させてもらって、こいつ触れちゃいけないんだけど、つい寄ってしまうな……、何かドキドキしてしまうな、ということも感じました。原作の漫画でいうと1コマだけ、一瞬だけ竜崎の目が映るシーンがあるんですけど、(矢代役の新垣さんと)そのシーンを一緒に収録させてもらった時に、ふと「こういう意味合いがあるのかな」、と心が揺るがされました。役者として嬉しかったですね。生の掛け合いの面白さってこんなのがあるんだな、って。矢代役の新垣さんが醸し出した空気がこうさせてくれたんだな、って感謝してます。
新垣さん:ありがとうございます。