Updated: Tokyo  2013/11/11 21:09  |  New York  2013/11/11 07:09  |  London  2013/11/11 12:09
 

今日の国内市況(11月11日):株式、債券、為替市場

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  (ブルームバーグ):きょうの国内市場の株式、債券、為替相場は以下の通り。

●日本株3日ぶり反発、米雇用懸念薄れ輸出や金融買い-NTTも堅調

東京株式相場は3営業日ぶりに反発。米国の雇用情勢に対する懸念が後退、朝方までの為替の円安進行も好感され、輸送用機器や化学など輸出関連の一角、保険や銀行など金融株が上げた。自社株消却と期末配当の上積み方針を示したNTTなど、情報・通信株も高い。

TOPIXの終値は前週末比9.23ポイント(0.8%)高の1185.65、日経平均株価は183円4銭(1.3%)高の1万4269円84銭。

●債券下落、雇用統計受けた米債安で売り-長期金利一時0.6%台乗せ

債券相場は下落。前週末の米国債相場が好調な雇用統計を受けて大幅安となったことや、あすに30年債入札を控えて売りが先行した。長期金利は一時、2営業日ぶりに0.6%台に上昇した。

東京先物市場で中心限月の12月物は前週末比13銭安の144円96銭で取引を開始し、午前10時過ぎに16銭安の144円93銭まで下落。その後は下げ幅を縮め、午後2時30分前には1銭安の145円08銭まで戻した。結局は4銭安の145円05銭で引けた。

SMBC日興証券の森田長太郎チーフ金利ストラテジストは、投資家から「活発な買いも見られないが、売りが出ないので動かない」と指摘。日銀の国債買い入れオペも支援材料となったと説明した。ただ、米金利の上昇を踏まえると「バランス的には日本国債はやや割高化しており、高値安定が続くとは言い切れない」とも指摘した。

●ドル・円は99円ちょうど前後、米雇用統計受けたドル買い一服

東京外国為替市場では、ドル・円相場は1ドル=99円ちょうど前後で推移した。予想を上回る米国の雇用増加を受け、米長期金利の上昇を背景にドルが急伸した前週末の流れは一服。米量的緩和縮小の前倒しの可能性が意識される中、ドルは底堅さを維持した。

ドル・円は早朝に2営業日ぶりのドル高値となる99円25銭を付けた後、99円台前半でもみ合っていたが、国内輸出企業のドル売り意欲も指摘される中、一時98円94銭まで軟化。その後は99円ちょうどを挟んで再びもみ合う格好となった。この日発表された日本の9月の経常収支は8カ月連続で黒字となり、黒字額は5873億円と予想を上回ったが、円相場への影響は限られた。

野村証券金融市場調査部の池田雄之輔チーフ為替ストラテジストは、「テーパリング(米量的緩和縮小)の可能性は今回の米雇用統計で当然前倒しになった」とし、「当社の予測では1月がメーンシナリオだが、12月の可能性も高まった」と指摘。その上で、緩和縮小を織り込む過程では米国株の上値が重くなりやすく、ドル・円が「このまま100円、102円にすいすい上がっていくかというとまだ材料不足」と話した。

更新日時: 2013/11/11 15:53 JST

 
 
 
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