任期満了に伴う都留市長選は10日投開票され、新人で元県議の堀内富久氏(64)=上谷2の3の9、無所属=が1万1334票を獲得し、新人で前市議の谷内茂浩氏(50)=与縄333、無所属=を3376票差で破り初当選を果たした。 堀内氏は福祉や教育の充実のため、税収増につながる経済成長の必要性を強調。県政とのパイプをアピールし「新しい風を入れ、市に活力を取り戻す」と市政の刷新を訴えた。堀内詔子衆院議員や杉山肇県議、市議7人から支持を取り付け、上谷、宝両地区などで優勢に選挙戦を展開した。 一方、谷内氏は、4期に及ぶ小林義光市長の財政健全化路線の継続を主張。教育機関のカリキュラム連携による教育施策充実などを掲げたが、及ばなかった。 投票率は76・73%で、多選の是非が問われた4年前を2・63ポイント下回った。 また、都留市議補選(欠員4)も同日投開票され、新議員が決まった。元職、新人6人が立候補し、2人超の激しい選挙戦となった。
▼都留市長選 当 堀内富久 11,334票 谷内茂浩 7,958票
投票者数:19,566 投票率:76.73% 無効票:274
▼都留市議補選 当 板倉保秋 4,295票 当 山本美正 3,624票 当 庄司寛 3,439票 当 小沢真 2,671票 相川定広 2,421票 大国章博 1,494票
投票者数:19,545 投票率:76.65% 無効票:1,601
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