【ワルシャワ=浅沼直樹】地球温暖化の対策を話し合う第19回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP19)が11日、ポーランド・ワルシャワで開幕した。クリスティアナ・フィゲレス条約事務局長は過去最高の濃度に達した温暖化ガスの観測結果やフィリピンでの巨大台風の被害に触れ、「2015年の新たな枠組みの合意に向け、将来世代のためにも今すぐに行動しないといけない」と強調した。
先進国に温暖化ガスの削減を義務付けた「京都議定書」に代わる20年以降の新たな国際枠組みの15年の採択を目指し、交渉が本格化する。議長を務めるポーランドのマルチン・コロレツ環境相も「15年の合意が最重要課題だ」と述べた。14年9月の国連による気候変動の首脳級会合も控え、今後の作業計画の作成が主要議題となる。
20年までの削減目標の引き上げも議論する。石原伸晃環境相は22日までの会期中に「05年比3.8%削減」とする目標を表明する方針。09年に民主党政権が掲げた「1990年比25%削減」より後退し、各国の理解が得られるかは不透明だ。
マルチン・コロレツ、COP19、石原伸晃
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