ＷＢＣ山中「けがなく終われた」　４連続ＫＯから一夜明け

　世界ボクシング評議会（ＷＢＣ）バンタム級王者の山中慎介（帝拳）が５度目の防衛戦のＫＯ勝利から一夜明けた１１日、東京都内の所属ジムで会見し「無事に勝ててほっとしている。けがもなく終われてよかった」と笑顔で話した。

　４試合連続ＫＯに「パンチをしっかり見ることができ、プレッシャーもかけられた」と振り返った。次戦は来年３月の見通しで「強く評価されている選手とラスベガスでやりたい」と熱望。階級変更にも意欲を示し「いいカードを組んでもらえるなら（１階級上の）スーパーバンタムでやってもいい」と自信を見せた。