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【プロ野球】

楽天が井端獲得調査 二遊間強化へ白羽の矢

2013年11月11日 紙面から

 楽天は中日退団が決まった井端弘和内野手(38)の獲得に乗り出す。星野監督、安部井スカウト部長らが10日、秋季キャンプが行われている倉敷マスカットスタジアムで補強戦略を確認。手薄な右打ちの野手を埋める存在として、経験豊富なベテランに白羽の矢を立てた。

 リーグ連覇、そして連続日本一に向けた準備は始まっている。指揮官との会談を終えた安部井部長は「監督にチームの編成状況を報告し、どこを優先していくかを確認した」と説明した。

 そこで、一致したのが二遊間の強化だ。安部井部長は「補強ポイントに合うリストは作っています。その中に、もちろん井端選手も入っている」と、中日の黄金期を支えた名手の名前を挙げ、本気度を示した。

 今季は主に、ゴールデン・グラブ賞の藤田とベテランの松井が二遊間を組んだ。ただ、両者ともに故障を抱え、フル出場は難しい。しかも、ジョーンズとともに主砲としてチームを引っ張ったマギーの去就は流動的。そこで、球団内で浮上してきたのが井端だった。

 星野監督は「俺の口からは何も言えん」と沈黙した。ただ、指揮官にとって井端は特別な存在。中日の監督だった1997年のドラフト会議で指名した関係もあり、退団発表後はその動向を気にかけてきた。台湾で開催されるアジアシリーズから帰国する21日以降に、本格的なアタックを開始するとみられる。

 

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