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【芸能・社会】

森光子さんしのび感極まる 一周忌献花式

2013年11月11日 紙面から

森光子さんの遺影の前に立つ(左から)熊谷真実、石井ふく子氏、斎藤晴彦=石川県・山中温泉の森光子一座記念館で

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 昨年92歳で亡くなった女優、森光子さんの命日にあたる10日、石川県加賀市の山中温泉にある「森光子一座記念館」で「一周忌 献花式」が行われた。式には同館の名誉監修を務めるテレビプロデューサーの石井ふく子さん(87)、森さんの代表作「放浪記」に菊田一夫役で出演した俳優の斎藤晴彦(73)、舞台共演のある女優の熊谷真実(53)らが出席した。

 遺品が展示された館内に祭壇や遺影が飾られ、式の冒頭で生前の森さんの「放浪記」のセリフが流れた。斎藤は「勘のいい感性の素晴らしい役者さんでした。悲劇女優で喜劇女優、そんな女優は見たことはない」とスピーチ。石井さんも「森さんがいなくなったと思いたくありません」としのんだ。

 森さんの楽屋を再現した展示の前で感極まった様子だった熊谷は、「『あら真実ちゃんよく来たわね』の声が聞こえてきそうで胸が詰まりました」と話した。

 

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