2013年11月11日11時15分
【岩田正洋】九州電力の玄海(佐賀県玄海町)・川内(鹿児島県薩摩川内市)の両原発の再稼働反対と廃炉を求める集会が10日、福岡市中央区の舞鶴公園であった。九州・沖縄各県の市民団体や原発訴訟関係者らが呼びかけ、主催者によると1万人を超える人が参加した。「子どもたちが安心できる未来のため、原発ゼロを目指そう」などと訴えた。
集会は、九電本店前で東日本大震災後930日以上座り込みを続けている青柳行信さんのあいさつでスタート。呼びかけ人の一人、九州大学の吉岡斉副学長が登壇し、「原発事故は償いようのない被害をもたらすと実感した。再稼働から原状復帰へという流れで進めさせないため、私も全力をあげたい」と訴えた。
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