事件国際手配の元留学生2人、中国で拘束 大分の夫婦殺傷2013.11.10 23:03

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国際手配の元留学生2人、中国で拘束 大分の夫婦殺傷

2013.11.10 23:03 殺人・殺人未遂

 大分県杵築市(旧・山香町)で2002年、建設会社会長吉野諭さん=当時(73)=夫婦が殺傷された事件で、強盗殺人の疑いが持たれ、国際手配されていた元留学生の中国人の男2人を中国側が拘束し、日本の捜査当局に伝えていたことが10日、捜査関係者への取材で分かった。

 日中両国間では犯罪人引渡条約を締結していないため、日本側は中国側に対し、中国の法律に基づいて刑事責任を追及する代理処罰を要請するとみられる。

 2人は、別府大(大分県別府市)の元留学生の朴哲容疑者(33)と張越容疑者(35)で、事件直後に福岡空港から出国していた。大分県警は事件には中国人や韓国人の元留学生5人が関与したとみており、ほかの容疑者3人は逮捕され、既に実刑判決を受けている。

 朴容疑者は01年に大阪市北区のホテルで女性=当時(35)=を刺殺した強盗殺人容疑でも指名手配されている。

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