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事件
大量メール攻撃に「姿見せず、ひきょうだ」 怒る脱原発団体
2013.11.11 08:11
「姿を見せずに活動をまひさせようとしている。ひきょうだ」。大量のメール攻撃にさらされた各地の脱原発団体の関係者は10日、怒りをあらわにした。
松江市の「さよなら島根原発ネットワーク」では9月以降、ホームページ(HP)を通じて架空の入会申し込みが大量にあった。他の脱原発団体などのメールアドレスが申込者の連絡先として使われ、事務局には入会確認のメールが殺到。逆に、アドレスを悪用された他団体には入会に感謝する旨のメールが自動的に送信され、拡散した。
現在、入会申し込み欄はHPから削除しており復旧のめどは立っていない。事務局の芦原康江さんは「脅迫文が届いたことはあるが、こういう嫌がらせは初めて。活動のために復旧させたいが、他団体に迷惑をかけかねない」とこぼす。
「福島原発告訴団・北陸」(金沢市)にはブログ上の事務局への問い合わせ機能を通じ、「a」という件名のみを記したメールなどが約149万通寄せられメールが使えなくなった。
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