東スポWeb 11月11日(月)16時0分配信
新日本プロレスの東京ドーム大会(2014年1月4日)で行われるIWGPヘビー級選手権(王者・オカダ・カズチカVS挑戦者・内藤哲也)とIWGPインターコンチネンタルヘビー級選手権(王者・中邑真輔VS挑戦者・棚橋弘至)の2大カードの試合順をめぐり“決選投票”が行われることが分かった。
オカダは9日の大阪大会でカール・アンダーソンの挑戦を退けV6に成功。年内最後の防衛戦をクリアし、この日まで1・4ドームでの挑戦権を防衛し続けた内藤とのV7戦が決定した。
オカダにとって内藤は、新日本プレデビュー戦(07年8月)の相手でもある。「あまりにも僕が先に行き過ぎていて特別な感情は特にありません」と平静を装ったが、春のNJC覇者にしてIWGP王者のオカダと、G1覇者にしてNEVER王者の内藤という年間最大興行にふさわしい頂上決戦となる。
さらにドーム決戦ではIC王座をかけた中邑VS棚橋という11年9月以来となるライバル対決も決定した。2つの試合はダブルメーンイベントとして行われる。
だが問題はその試合順だ。いかに同列の扱いといえども、試合の後先は「格」を表す。今年のドーム大会ではIWGP戦が最終試合に位置づけられたが、来年はどちらがトリを飾ってもおかしくないラインアップといえる。
そこで手塚要社長は「本来であれば主催者である新日本プロレスが決めるんでしょうが、2試合とも甲乙つけがたい黄金カード。ドームの最後の試合を飾るとしたらどちらがふさわしいのか。今回はお客さんに決めていただきたい」。
ホームページ上で行うファン投票で2大決戦の試合順を決めるという、過去に前例のない“総選挙”の開催を明かした。
当のオカダは「どんなカードだからとか、IWGPだからとか、そういうのじゃない。俺だから(試合順は後であるべき)です」とキッパリ。2大エースとして団体をけん引してきた中邑VS棚橋と、新時代を到来させたオカダVS内藤。来年のドームの“顔”となるのは果たしてどちらか――。
最終更新:11月11日(月)16時0分
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