３チームの指名が競合した須藤凛々花をくじ引きで引き当て、喜ぶ山本彩（中）、左は佐藤実絵子、右は松井玲奈

「ＡＫＢ４８グループ　ドラフト会議」は１１日、東京・グランドプリンスホテル新高輪で開催され、グループ全１０チームの指名者２０人が確定した。
　
　注目の“ドラ１指名”は“偏差値６７”候補生の須藤凛々花（すとう　りりか、１６＝東京都）。３チームから１位指名され、ドラフト恒例のくじ引きでＮＭＢ４８のチームＮが交渉権を獲得した。
　
　指名には姉妹グループを含めたＡＫＢグループの１０チームが参加。２９人の候補者は指名されれば、ＡＫＢグループのメンバーになれるが、呼ばれなければ、ただの人という厳しさ。すべて“プロ野球仕様”で、会場をはじめ、指名も午後５時開始。候補者名が映し出されるモニターや、名前の読み上げも“本家”と同じフリーアナウンサーの関野浩之氏が務めた。
　
　須藤の交渉権を引き当てたＮＭＢチームＮのキャプテン・山本彩（２０）は「チームＮはわりと落ち着いているメンバーが多いので、公演でイメージを変えるトークとかキャラクターの強い子を求めていた」と語った。
　
　須藤は１位指名に「光栄です。（３チームの指名に）すごい信じられない気持ちだった」と涙いっぱい。
　
　これから指名を受けた候補者２０人は各チームと交渉をスタートさせる。
　
　ＡＫＢ４８グループ総監督を務める高橋みなみ（２２）は「キラキラしてる候補生を見て、彼女たちの夢を少しでも応援していこうと。自分たちの夢に諦めずに向かってほしい。ここで甘んじることなく、私たちと一緒に歩んでいってください」と熱いエールを送った。