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2013年10月8日火曜日

別冊少年マガジン11月号 最新話(第50話) 文字バレ ②

落馬したエルヴィンに駆け寄る調査兵団員A「団長!!」
俯いて呼吸を整えるエルヴィン「私の代わりは いる! それより・・・エレンを連れて離脱しろ! 一刻も早く!」
 エルヴィンが顔を上げると、助けに来た団員は頭から通常種に食われている。
食われた団員を助けようと、別の調査兵団員Bがアンカーをとばす「うおおおおおお」
他の調査兵団員C「団長!! 鎧が・・・・・・鎧が来ます!!」
 立ち上がり、通常種を放る鎧の巨人。

馬に戻ったジャン「急げ!! ミカサとエレンが――」
アルミン「!! ジャン!!」
 ジャンの頭上に、鎧が投げた通常種が。

 場面転換。ハンネスはカルライーターに捕まり、腰から下を噛み千切られる。

土下座のように頭をこすりつけるエレン「ははは!! ははははは!! はははははは!! 何にも変わってねぇな!! お前は!! なんッッにも!! できねぇじゃねぇかよ!! 母さん・・・オレは何も・・・なんっにもできないままだったよ!! うあああああああ」
(※補足※『お前』がハンネスを指すように見えますが、その後が『オレも』ではなく、『オレは』なので、『お前』は自分を指した自嘲的な意味合いだと思われます)

 慟哭するエレンの手には、巨人になろうと噛んだ幾つもの痕が煙をあげている。
 ハンネスの死に涙するミカサは周囲を見やると、涙を止めてエレンに顔を寄せる。
ミカサ「エレン」
勢いよく顔を上げるエレン「ッ!?」
ミカサ「そんなことないよ」
 エレンは我に返り、周囲を見やると四体の巨人が迫っていた。

 アルミンの姿もある。アルミンは鼻血を吹いて気絶するジャンを抱きかかえ、迫ってくる3m級を剣で威嚇している。カルライーターはハンネスの上半身も食い終わり、エレンたちに目をつける。コニーとクリスタがサポートするが、ユミル巨人もボロボロ。調査兵団員はエルヴィンを守るが、また一人が食われて全滅まで時間の問題。

 ミカサ「エレン聞いて、伝えたいことがある。私と・・・一緒にいてくれてありがとう。私に生き方を教えてくれてありがとう・・・・・・私に・・・・・・・・・マフラーを巻いてくれて、ありがとう・・・」
ミカサ「マフラーを巻いてくれてありがとう」
エレンは立ち上がり、ミカサに背を向ける。
エレン「そんなもん、何度でも巻いてやる。これからもずっとオレが何度でも」
 カルライーターがエレンを捕まえようと左手を伸ばす。その手にエレンは右拳を振り上げる。
エレン「アアアアアァアァアアァァ」
 渾身の右ストレートだが、ぺチンと乾いた音を立てて受け止められる。
 直後、ベルトルトとライナー、ユミルに電流が走るような描写。
 エレンはめげずに左ストレートを放つ・・・が、空振り。カルライーターは、なぜか他の通常種に抱きつかれて倒れている。他の通常種たちもカルライーターめがけて殺到する。カルライーターは五体バラバラ、食いちぎられる。
アルミン「え・・・? えぇ??」

 エレンはミカサを背負って、その場から離れる。
ミカサ「何で・・・あいつが・・・・・・食べられてるの?」

コニー「何かよくわかんねぇけど今のうちだ! 逃げんぞ!!」
クリスタ「うん!」
ユミル(そういうことか・・・だからライナー達は必死こいてエレンを・・・だとすりゃこの壁の中にも・・・・・・未来がある)

 通常種たちがカルライーターを食いに行ったので、鎧の巨人も自由に動けるように。
 エレンに駆け寄る鎧の巨人。
ライナー(最悪だ・・・よりによって座標が・・・最悪の奴の手に渡っちまった・・・絶対に取り返さねぇと・・・! 間違いねぇ・・・断言できる。この世で一番それを持っちゃいけねぇのはエレン・・・お前だ)

 エレン「来るんじゃねぇ!! てめぇら!! クソ!! ぶっ殺してやる!!」

 再びベルトルトとライナーに電流が走るような描写。カルライーターを食っていた通常種たちは一転、鎧の巨人に襲い掛かる。

ライナー(まずい・・・まずいぞ・・・ベルトルトを守りきれねぇ!!)
おそらく刀傷で巨人化できず怯えるベルトルト「ひ・・・!!」

 馬を見つけて乗ったエレンと、その背中を抱くようにしてミカサ。気絶したジャンを背負うアルミンがの目に涙。エルヴィンを含む生き残りは合流して、撤退を開始する。

ベルトルト「うあああ」
ベルトルトの叫びを聞いて振り返るユミル巨人「!!」 
クリスタ「ユミル?」
コニー「オイ、ブス!! 何やってんだ早く帰るぞ!!」
 ユミル巨人はクリスタの頭に指を添える。
ユミル巨人「ゴエンア」
クリスタ「え?」

ベルトルト「わぁあぁ!!」
 ベルトルトを襲う通常種をなぜかユミル巨人が助ける。
ユミル巨人「ギィアァアアア」
 戻ろうとしたクリスタの馬を手綱をコニーが握り、調査兵団は、ユミルとライナー、ベルトルトを残して撤退。

【たぶんアルミンのナレーション】その時、ユミルが取った行動の意味は分からなかったが「鎧の巨人」がそれ以上、追ってくることはなかった。

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