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アシアナ航空の安全責任者に日本人就任へ

聯合ニュース 11月10日(日)15時12分配信

【ソウル聯合ニュース】アシアナ航空は10日、米サンフランシスコ国際空港で7月に起きた同社航空機の着陸失敗事故を受け、安全管理を強化するために日本人の専門家を迎え入れたと明らかにした。
 アシアナ航空は全日本空輸(ANA)の安全監査部長などを務めた山村明好氏(65)がアシアナの安全保安室長(副社長、新設)として12月1日に赴任すると発表した。アシアナが安全分野の外国人専門家を採用するのは1988年の創立以降初めて。
 パイロット出身の山村氏はANAの安全監査分野で長く勤務し、5月に退任した。最近は国際航空運送協会の安全審査官に就くなど国際航空業界で最高水準の安全専門家と知られる。
 同社は「航空産業のリスクを常に把握し事前予防対策を用意するため尽力する。世界的に検証された航空安全に関連した事例を分析し、既存のアシアナ航空の安全文化と融合させ、最適な安全管理システムを構築する」という山村氏のコメントを伝えた。
 また、山村氏の専門性が発揮されるよう全面的に支援し、航空安全の業務全般において質を上げる方針だと述べた。
 国土交通部の関係者は「外国人は利害関係がないので、安全管理を客観的に行える長所を持つ。われわれも専門家を迎え入れるよう勧告した」とし、肯定的に評価した。

最終更新:11月10日(日)17時10分

聯合ニュース

 
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