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ビッグデータ活用コンテスト11月10日 18時4分
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インターネット上の膨大な電子データ「ビッグデータ」や、行政機関が持っている公開情報「オープンデータ」を、市民サービスの向上に役立てるアイデアを競うコンテストが千葉市で開かれました。
コンテストは千葉市、福岡市、奈良市、それに佐賀県武雄市の4つの市と東京大学などが作る協議会が初めて開き、10日は個人や団体から応募のあったおよそ220件の中から選ばれた8つが審査されました。
このうち千葉県松戸市の会社員は、インフルエンザなどの感染症にかかった場合に学校などへの欠席届をスマートフォンからでも提出できるようにし、患者の位置情報を地図にまとめられるようにすれば、流行状況を一目で確認できると発表し、最優秀賞に選ばれました。また、行政の持つ情報を活用する研究を進めている東京のグループは、地域ごとに年代別の人口や世帯の構成を把握できるようにし、どういった商店が多いのか確認できるようにすれば、新たに店を出したい事業者の手助けになると提案しました。
協議会は優れたアイデアについて、来年度以降実現化を目指すことにしています。
最優秀賞を受賞した東修作さんは「実現できる可能性が高く、役立つものは何かに絞って考えました」と話していました。
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