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新防衛大綱 最新鋭小型戦闘艦の配備で調整
防衛省は、12月に閣議決定する新たな防衛大綱で、アメリカ軍が持つ「沿岸海域戦闘艦」と同じような艦艇を新たに海上自衛隊に配備することを盛り込む方向で、最終調整に入った。
「沿岸海域戦闘艦」は、沿岸海域での任務を目的としたアメリカ海軍の最新鋭小型戦闘艦で、高速で航行して、機雷の処理や、潜水艦を探知して爆撃することができるという。また、高い通信機能とレーダーに捕捉されにくいステルス性能を持ち、任務に応じて艦内の装備を入れ替えることができるなど、汎用(はんよう)性が高いことから、防衛省は、沖縄・尖閣諸島をはじめとする南西諸島防衛にも効果的だと判断した。
来月中旬に閣議決定する新たな防衛大綱に盛り込む方向で、与党や財務省などと配備数などの最終調整を進める方針。
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