モンスターボランティア議員 in 伊豆大島!?
テーマ:ブログ憶えのない振る舞いを、「私は見た」的な落ち着いた文章表現でネット上で拡散された。
悪質なデマである。
しかも、この文章には「山本太郎」の名前は一切書かれていない。
タブロイドが書くネタは「アホくさ」とスルーも出来るが、この手の出来のいい「デマ」はタチが悪い。
ご存知ない方は、まずご一読を。
----(該当記事、引用転載ココから)------------
【伊豆大島の今~島外ボランティアさんのワガママと島外議員さんの高圧~】
伊豆大島から帰りました。
町の空気感などを五感で感じながら。
最終的には、社会福祉協議会の局長さんともお話とお顔合わせをさせていただきました。
お話させていただいている途中で。
「ボランティアが寝る場所がないって言っているじゃないか!!!
宿泊料金が高くて泊まれないって!!!
今、町長に、ボランティアたちが無料で寝る場所を確保しろって言ってきたからな!!!」
と、怒鳴り込みに来た方がいらっしゃいました。
・・・なんだろう。
伊豆大島でのボランティアルールは、「宿泊場所を確保できる人」が前提。
宿泊料金が高く て長く滞在 できない・宿泊場所の確保が出来ないのであれば、後から来るボランティアさんたちに託して、自分はお暇するしかない。
それが、伊豆大島の町のルール。
そのルールを抜本から覆そうとする、この怒鳴っている方は、島のことや島に住む方々の気持ちを何も知ろうとさえしていない。
ボランティア優先ではないのが被災地。
この場で、一緒に一から勉強会を開こうかと思って、声の主の顔を見ると。
あら?知った顔ですね。
あの議員さんでした。
あー、そーなの?
「こんにちは」
とあいさつをしてみた。
上から一睨みされて、無視された。
あのぉ、、、わたしもボランティアなんですけど???
泊まる場所も確保させていただいていますし、料 金がどうのこうのなんて言いませんけど。
彼のことを好きとも嫌いとも考えたこともなかったけれど、この人、ダメだなということがすごくよくわかった。
勉強会を一緒にやる価値がないと感じた。
選挙前とかは、あんなに熱意あふれる感じだったのに、そりゃ、俳優さんもしていたんだから演技もうまいよね。
こういったところで、人の本音って出る物だと感じました。
なんで、こういったルール外のことを議員さんが社会福祉協議会さんに怒鳴ってきたり、町長にあーしろこーしろと言ったりするのだろう。
町の議員さん達で話し合ったことであれば、わたしが口を出すべきではないけれど。
彼は、町の議員さんではない。
スーツとか場違いなスタイルではなかった けれども、それは外見だけで、中身は、被災地に黒塗りの車で悠々と来る議員さんだと、よくわかった。
被災地は、今、伊豆大島に入ってくれている島外からのボランティアさんたちの自己実現のために存在するのではない。
彼らの自己実現のために、島の方々の生活や心労、疲労、経済がどれだけダメージを受けるか考えると、非常に悩ましい問題である。
島の方々の生活が、島の方々主体であれるよう、宿泊施設を確保してあり、伊豆大島のことをきちんと知った上で活動に入ってくれるボランティアさんが必要だなと感じました。
今のままでは、非常に良くないですね。
そんな中でも、きちんとした学生ボランティアさんたちもいるのだ。
彼らは懸命です。
無理しすぎ ず、大人数では入らず、細く長く、バトンタッチのようにしていくようです。
島のルールを変えようとはせず、誠意を持った志です。
大人の俳優だった議員さんや、今、宿泊料金が高いとか宿泊先を確保出来ないまま突撃してしまった大人のボランティアたちのほうが、学生さん達よりも情けないとは、いかがなものだろうか。
T4主催のボランティアさん同士の交流会&勉強会を、宮城県に発つ前に一度入れてみようかと思い直しています。
----(引用転載ココまで)------------
このアカウントの主、文の作者は、既にFacebookを一度閉じて記事を削除。
この文章を読んだ後、ボランティアセンターで、直接僕とやり取りした責任者の方に文章内容をメールで転送。
秘書の後藤君に、電話で“文章の内容は事実か”聞いて貰った。
秘書「山本は本当にこの方が書いてあるような態度で、◯◯さんに接しましたでしょうか」と聞いた際に
ボラセン「いやー、そんなことは全くなく、普通の会話として対応して頂きました」と
秘書「怒鳴り散らしましたか?」
と再確認したところ
ボラセン「それは全くないですねー、普通の会話でした」
「これは酷いですね」と同情のお言葉まで戴いた。
ただでさえお忙しくされている中、煩わしい事に巻き込んでしまい大変申し訳なく心苦しい。
今もボランティアセンター(大島社会福祉協議会)に対して、このデマに関する問い合わせ電話などがある様だ。
「そのような事実は確認できません」と答える度に、現地でやらなければならない仕事に遅れが出る事を皆様にご理解戴きたい。
現地で実際にボラセン立ち上げから動いてるボランティアさん達や、島の方々とスコップで泥を掻いたり、作業してお話を聞き、局地的な災害で時間が経てば他の地域の人々は日常に戻ってしまう。つぎの連休にボランティアが沢山来てくれたら作業を一気に進められて嬉しい、町がスペースを確保してくれれば、寝袋持参などで来やすくなる。宿泊費が必要というハードルが下がれば助かる、とご意見を受け、町長にお会いさせて戴いた。
町長には丁寧に応対して戴き、「明日、明後日にはマスコミも何班も出している撮影隊を減らすので混乱も落ち着く。なのでその件は前に進めたい、ボランティアセンターよりそういった経緯を文章にて挙げて頂けると前に進みやすい」、とのお答えを頂戴したので帰り際、ボランティアセンターに伝えに行った、と言う経緯です。
びっくりさせてしまった皆さんに誤解を解いておく必要があると思いこの様な形でご報告しました。
山本太郎
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