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国際手配の中国人身柄拘束か11月10日 14時28分
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11年前に大分県杵築市で、男性が殺害された事件と、その前の年に大阪で女性が殺害された事件で、強盗殺人などの疑いで国際手配された、中国人の元留学生の身柄が拘束されたと、中国側から連絡があったことが警察への取材で分かりました。
警察は、中国側に代わりに司法手続きを行うよう求める方針です。
11年前の平成14年1月、大分県山香町、今の杵築市の住宅で、留学生の支援活動をしていた、建設業の吉野諭さん(73)が殺害され、中国人や韓国人の元留学生など3人が強盗殺人などの罪で福岡高等裁判所で無期懲役などの判決を受けました。
警察は、この事件と、その前の年に大阪・北区のビジネスホテルで女性が殺害された強盗殺人事件に関わっていたとして、中国人の元留学生、朴哲容疑者(33)を指名手配しましたが、朴容疑者は、事件後、福岡空港から中国に出国していました。
このため、警察は、ICPO=国際刑事警察機構に国際手配して、中国の捜査当局に所在の確認を要請していましたが、これまでに、中国側から「別の事件で朴容疑者の身柄を拘束した」という連絡が入ったということです。
警察は、詳しい情報の確認を進めるとともに、中国側に朴容疑者に対する司法手続きを代わりに行う「代理処罰」を求める方針です。
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