【泥さんより】「捏造 従軍慰安婦展」に男組がしばきをかけた
大阪の「捏造 従軍慰安婦展」に行ってきた。
ざっと見てから展示のおかしさを追求したら、主催の獅子座なおさんが「この部分をなおせばいいんですね」と素直に答えた。
ほんとに直すかどうか知らんけどね
はじめから報告すると、会場で展示物の説明をしている詳しそうな人に、展示の嘘について質問してたら、自分にはわからないといい始めた。
わかる人を呼んでくれと頼むと、人を呼んできた。
そこで会場の写真の前で、展示のおかしさを訴えたら、相手はうまく答えられない。
話し合いが興味深いのだろう、ギャラリーが集まってきた。
こちらの説明を熱心に聞いてくれる人もいる。
質問も出たので、資料を出して丁寧に説明すると、うなづきながら聞いてくれた。
あまりにギャラリーが増えたので、主催者から通行の邪魔になるから奥に行ってくれと言われた。
みんなに聞いてほしいのにと思ったが、展示会を妨害する意図はないので奥に移り、責任者らしき男性と向かい合って、周りにギャラリーという形で対話を続けた。
質問は文玉珠さんの軍事郵便貯金が2万6千円もあるという展示について、主に3つ。
1.貯金は1945年4月・5月だけで2万円だが、これは文さんがいたマンダレーが陥落して慰安所が閉鎖になってからの貯金だ。
あきらかに慰安婦の手取りではない。
2.慰安婦の手取りではないその金額を日本軍の将官や高級官僚の給料と比較しているのが、不適当だ。
軍人の俸給は軍事予算の手当があるので円に換えることが出来たが、慰安婦の軍票は円と交換ができなかった(当時の通達が資料)。
3.文さんの貯金は軍事郵便貯金。
軍人軍属しか利用できない軍事郵便貯金を利用できたのだから、文さんは軍属扱いだった。
軍属なら従軍していたのだ。
なぜ従軍慰安婦といってはならないのか。
相手はこの程度の質問にさえ答えられない。
それにしてもどうやって2万円も貯められたのだというから、敗戦で紙くずになった軍票を貰って貯めただけだと答えた。
すると相手は軍票と円の交換レートはい1対1だから2万6千円の払い戻しが受けられたはずだという。
仮にそうだとしても慰安婦としての稼ぎじゃないんだから慰安婦高級説の裏付けにならないし、また1対1の払い戻しも出来なかったから全然高級ではないと答えた。
資料として昭和29年の軍事郵便貯金払い戻しに関する法律の原文を示し、レートが400分の1であることを確認させた。
相手は、いまその質問に答えることが出来ないと言う。
こんな質問にさえ答えられないほど資料根拠のない、あやふやな展示をしているのはいかがなものかと問うと、今頃になって、自分は主催者団体の者ではないという。
誰が主催者なのかと尋ねると、判らないという。
周りのにいたメンバーに聞くと、自分は会場係だから判らないと。
ここで会場入口が騒然となった。
男組が入ってきたのだ。
男組は入場を拒否され、主催者側や愛国矜持会メンバーと一緒にどこかに出て行った。
ここできりがいいので、私と数人の会場係も喫煙タイムとなった。
喫煙所になっているバルコニーに、男組や在特会の青年がいて、押し問答している。
その脇で、私はこんな間違った展示をして、それを信じる人がいるから在特みたいなのが出てくるのだろうと男性(あとからネオ日本の活動家だとわかった)に問うた。
彼は、自分としては在特に批判的だという。
ならばもっと在特に文句言え、カウンターに入れと勧めた。
そこにわらわらと公安や所轄の警官が10人ぐらい押し寄せてきて怒鳴る。
「騒いだ奴、出ろ」という。
騒いだ奴なんかどこにもいない。
大人しく話をしていただけだと私が答え、会場係もそうですと言う。
「110番があったから来たのだ」と公安がしつこい。
「君はどちら側か」というから「展示に反対する側だ」と答えた。
結局、主催者側も含め、騒ぎになったなどという者は1人もいないので、警察は引き上げた。
結局、バカが勝手に有りもしない騒ぎをでっち上げたのだと結論がついた。
会場に戻り、対話のつづき。
慰安所の契約のこと、軍の違法な管理規則のこと、国立公文書館の資料などを示して事実で攻めると、相手は何も言い返せないで、資料を手にして見つめながら、うなり続けるしかなかった。
いろいろすったもんだのあと、ともかく主催者である獅子座なおさんを呼んで貰い、簡単に慰安婦給料の話をする。
もはやそこに反論できる者は誰もいなかった。
というわけで、主催者から展示見直しの約束を取った。
ここで展示会の終了時刻になったので、残念ながらお開き。
会場を出て男組に連絡とったら地下で飲んでいるというので、合流した。
そこには、思ってもいなかったゲストがいた。
愛国矜持会の竹井氏と在特の青年。
竹井氏に在特のヘイトデモを批判すべきだろうと問うた。
彼は「あれはよくない」と。しかし「色んなのがおるから」。
竹井さんがおかしいと思うなら、おかしいと言うべきだろうと詰めたら逃げられた。
竹井氏は会場での私のやりとりも聞いていた。
こちらの言い分も判るという。
資料もちゃんとあるしな、と観念した様子だ。
在特の青年も男組の説得しばきに、在特会のやり方はよくないと思うと本心を述べたようだ。
こちらの意見と水と油でも、さすがに在特みたいな差別デモはよくないという人がいる。
こちらの言い分も判るというなら、なおさら在特批判をすべきだろう。
てなことで日曜日は対話しばきをやった。
資料を用いてしっかり詰めれば、あちらは元がデマだから応答不能になることがわかった。
デマを信じていたギャラリーの中には、ちっとは判ってくれた人がいるかもしれない。
反応がよかったと思う。
男組はやるときは武闘を辞さない。
逮捕覚悟で、いく。
そういう覚悟の人間ばかりの集まりだ。
が、言論戦も結構やるよ。
触れると傷つくのは在特だ。
これからも、口も手もガンガン行くから、在特会は覚悟しとけ。
今回は主催が違ったから手加減したけどなw
(かくいう私は男組に無理矢理入れられた口。まあ元自衛隊だし武闘派ではあるから、似合いの場所かも)
ざっと見てから展示のおかしさを追求したら、主催の獅子座なおさんが「この部分をなおせばいいんですね」と素直に答えた。
ほんとに直すかどうか知らんけどね
はじめから報告すると、会場で展示物の説明をしている詳しそうな人に、展示の嘘について質問してたら、自分にはわからないといい始めた。
わかる人を呼んでくれと頼むと、人を呼んできた。
そこで会場の写真の前で、展示のおかしさを訴えたら、相手はうまく答えられない。
話し合いが興味深いのだろう、ギャラリーが集まってきた。
こちらの説明を熱心に聞いてくれる人もいる。
質問も出たので、資料を出して丁寧に説明すると、うなづきながら聞いてくれた。
あまりにギャラリーが増えたので、主催者から通行の邪魔になるから奥に行ってくれと言われた。
みんなに聞いてほしいのにと思ったが、展示会を妨害する意図はないので奥に移り、責任者らしき男性と向かい合って、周りにギャラリーという形で対話を続けた。
質問は文玉珠さんの軍事郵便貯金が2万6千円もあるという展示について、主に3つ。
1.貯金は1945年4月・5月だけで2万円だが、これは文さんがいたマンダレーが陥落して慰安所が閉鎖になってからの貯金だ。
あきらかに慰安婦の手取りではない。
2.慰安婦の手取りではないその金額を日本軍の将官や高級官僚の給料と比較しているのが、不適当だ。
軍人の俸給は軍事予算の手当があるので円に換えることが出来たが、慰安婦の軍票は円と交換ができなかった(当時の通達が資料)。
3.文さんの貯金は軍事郵便貯金。
軍人軍属しか利用できない軍事郵便貯金を利用できたのだから、文さんは軍属扱いだった。
軍属なら従軍していたのだ。
なぜ従軍慰安婦といってはならないのか。
相手はこの程度の質問にさえ答えられない。
それにしてもどうやって2万円も貯められたのだというから、敗戦で紙くずになった軍票を貰って貯めただけだと答えた。
すると相手は軍票と円の交換レートはい1対1だから2万6千円の払い戻しが受けられたはずだという。
仮にそうだとしても慰安婦としての稼ぎじゃないんだから慰安婦高級説の裏付けにならないし、また1対1の払い戻しも出来なかったから全然高級ではないと答えた。
資料として昭和29年の軍事郵便貯金払い戻しに関する法律の原文を示し、レートが400分の1であることを確認させた。
相手は、いまその質問に答えることが出来ないと言う。
こんな質問にさえ答えられないほど資料根拠のない、あやふやな展示をしているのはいかがなものかと問うと、今頃になって、自分は主催者団体の者ではないという。
誰が主催者なのかと尋ねると、判らないという。
周りのにいたメンバーに聞くと、自分は会場係だから判らないと。
ここで会場入口が騒然となった。
男組が入ってきたのだ。
男組は入場を拒否され、主催者側や愛国矜持会メンバーと一緒にどこかに出て行った。
ここできりがいいので、私と数人の会場係も喫煙タイムとなった。
喫煙所になっているバルコニーに、男組や在特会の青年がいて、押し問答している。
その脇で、私はこんな間違った展示をして、それを信じる人がいるから在特みたいなのが出てくるのだろうと男性(あとからネオ日本の活動家だとわかった)に問うた。
彼は、自分としては在特に批判的だという。
ならばもっと在特に文句言え、カウンターに入れと勧めた。
そこにわらわらと公安や所轄の警官が10人ぐらい押し寄せてきて怒鳴る。
「騒いだ奴、出ろ」という。
騒いだ奴なんかどこにもいない。
大人しく話をしていただけだと私が答え、会場係もそうですと言う。
「110番があったから来たのだ」と公安がしつこい。
「君はどちら側か」というから「展示に反対する側だ」と答えた。
結局、主催者側も含め、騒ぎになったなどという者は1人もいないので、警察は引き上げた。
結局、バカが勝手に有りもしない騒ぎをでっち上げたのだと結論がついた。
会場に戻り、対話のつづき。
慰安所の契約のこと、軍の違法な管理規則のこと、国立公文書館の資料などを示して事実で攻めると、相手は何も言い返せないで、資料を手にして見つめながら、うなり続けるしかなかった。
いろいろすったもんだのあと、ともかく主催者である獅子座なおさんを呼んで貰い、簡単に慰安婦給料の話をする。
もはやそこに反論できる者は誰もいなかった。
というわけで、主催者から展示見直しの約束を取った。
ここで展示会の終了時刻になったので、残念ながらお開き。
会場を出て男組に連絡とったら地下で飲んでいるというので、合流した。
そこには、思ってもいなかったゲストがいた。
愛国矜持会の竹井氏と在特の青年。
竹井氏に在特のヘイトデモを批判すべきだろうと問うた。
彼は「あれはよくない」と。しかし「色んなのがおるから」。
竹井さんがおかしいと思うなら、おかしいと言うべきだろうと詰めたら逃げられた。
竹井氏は会場での私のやりとりも聞いていた。
こちらの言い分も判るという。
資料もちゃんとあるしな、と観念した様子だ。
在特の青年も男組の説得しばきに、在特会のやり方はよくないと思うと本心を述べたようだ。
こちらの意見と水と油でも、さすがに在特みたいな差別デモはよくないという人がいる。
こちらの言い分も判るというなら、なおさら在特批判をすべきだろう。
てなことで日曜日は対話しばきをやった。
資料を用いてしっかり詰めれば、あちらは元がデマだから応答不能になることがわかった。
デマを信じていたギャラリーの中には、ちっとは判ってくれた人がいるかもしれない。
反応がよかったと思う。
男組はやるときは武闘を辞さない。
逮捕覚悟で、いく。
そういう覚悟の人間ばかりの集まりだ。
が、言論戦も結構やるよ。
触れると傷つくのは在特だ。
これからも、口も手もガンガン行くから、在特会は覚悟しとけ。
今回は主催が違ったから手加減したけどなw
(かくいう私は男組に無理矢理入れられた口。まあ元自衛隊だし武闘派ではあるから、似合いの場所かも)
- 2013.10.30 Wednesday
- レポート
- 08:17
- comments(1)
- trackbacks(0)
- -
- by 市民社会フォーラム