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定期航路開設し日韓交流を 成美大でシンポ

京都新聞 11月9日(土)23時9分配信

定期航路開設し日韓交流を 成美大でシンポ

舞鶴市と韓国・浦項市の定期航路開設に向けて開かれたシンポジウム(福知山市堀・成美大)

 成美大(京都府福知山市)は9日、舞鶴市と韓国東南部の浦項市を国際フェリーで結ぶ定期航路開設に向けた「日韓交流シンポジウム」を同大学で開いた。浦項市の朴承浩市長らが講演やパネル討論を行い、北近畿と韓国・慶尚北道地域の経済と文化交流による活性化に期待を寄せた。
 府と舞鶴市、浦項市は2015年度の国際フェリー就航を目指している。基調講演で朴市長は、浦項市が鉄鋼や先端科学産業とともに、港(浦項迎日湾港)を拠点にした国際物流に注力していることを強調、「発展には京都府や舞鶴市とのパートナー関係が欠かせない」と述べた。
 一方、岡西康博・府副知事は府北部に新しい観光圏をつくる「海の京都」構想を紹介、「互いの地域の強みを生かし、関係を深めたい」と応じた。
 パネル討論で韓国の具滋文・韓東大教授は「浦項市では(日本とつなぐ航路に)企業や市民の関心が高まっている」と話し、矢島正枝・成美大教授は「クルーズ観光も実現すれば、大きな経済効果が期待できる」と述べた。

最終更新:11月9日(土)23時49分

京都新聞

 
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