【北京=島田学】中国共産党は9日、経済を中心に改革の進め方を話し合う党中央委員会第3回全体会議(3中全会)を北京で開幕した。5年に1度の党の重要会議で、最終日の12日には習近平指導部の中長期の政策方針を盛り込んだコミュニケを発表する。習国家主席は「これまでの改革を全面深化させる」としており、金融や国有企業を巡る制度改革にどれだけ踏み込めるかが焦点だ。
3中全会を前に、北京市中心部では天安門突入事件が発生。山西省太原市の共産党委員会の建物前でも連続爆発事件が起きた。社会格差の拡大に伴い、一般国民には党や政府への不満もくすぶる。3中全会では、指導部が不満を和らげる政策をどこまで打ち出すかも注目される。
会場のホテル(京西賓館)の周辺では、9日朝から交通規制を一段と強化。武装警察が建物を取り囲むように厳重な警備を敷いて、歩行者が立ち止まらないように目を光らせた。
習近平、中国共産党、3中全会
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