【ブリュッセル=御調昌邦】米国とロシアがシリアの化学兵器の全廃に向け、同国内の化学兵器の関連物質を年内に国外輸送し、その後1年以内に作業を完了させるよう求めていることが分かった。ロイター通信が8日報じた。この場合、すでに合意済みの「2014年前半まで」という化学兵器全廃の期限は半年間先送りされる可能性がある。
シリアの化学兵器破棄の査察を担当する化学兵器禁止機関(OPCW)は、今月15日までにシリアの化学兵器破壊に向けた詳細計画を策定する予定。シリア問題でカギを握る米ロ両国の提案は、詳細計画の内容に反映される公算が大きい。
米ロの提案によると、サリンを生成する前の主要物質の一つを来年3月1日までにシリア国内で処理。それ以外の物質は13年末までに国外に輸送する方針。危険な物質は来年3月末までに化学兵器に使用できないように無害化するが、全廃については14年12月末までとした。
シリアは1300トンの化学兵器関連物質を保有していると申告している。同国は化学兵器を全廃するための機材や人材が限られているため、国外で破棄することを提案。OPCWも前向きに検討してきた経緯がある。主要国はアルバニアやベルギーなどに化学物質を輸送し、無害化する案を検討しているもようだ。
化学兵器、シリア、OPCW
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