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佐賀県鳥栖市の公式ゆるキャラ「とっとちゃん」がラジオの生放送深夜番組に出演した際、わいせつな発言を繰り返したため、活動を自粛していることが9日、分かった。市に苦情が相次いだためで、総合政策課は事実関係を調査した上で、今後の対応を決める。関連グッズの販売も中止されるなど、波紋が広がっている。
本来は市のイメージアップのためのゆるキャラが、まさかの騒動を起こしてしまった。
番組を放送したニッポン放送によると、とっとちゃんが出演したのは、10月23日未明の生放送「久保ミツロウ・能町みね子のオールナイトニッポン」。とっとちゃんは番組内で、鳥栖観光コンベンション協会が委託した会社がパソコンで合成した音声を使って、発言した。番組内で、語尾に「~とっと」とつけ、女性器を連想させる俗語などを連発していた。
とっとちゃんは鳥栖市の鳥・メジロをモデルに2004年に市制50周年を記念して誕生したキャラ。総合政策課は「話す内容をコントロールできなかったことを反省している」としており、今後の対応を協議する。すでに市のホームページからとっとちゃんの関連情報を削除した。
とっとちゃんは「ゆるキャラグランプリ2013」にエントリーし、ファンも多かった。“本人”のツイッターは、10月23日の「ありがとっと♪」というつぶやきが最後。また、観光コンベンション協会のツイッターには同27日に、とっとちゃんがつぶやかないことを心配する声が寄せられ「落ち込んでおとなしくしているので。今は、そっと見守っているところです」と書き込まれていた。
とっとちゃんの活動自粛の影響は、各方面に広がっている。鳥栖市が今月2~4日に開催した市民文化祭では、関連グッズが販売される予定だったが、取りやめになった。
約3年前から市の許可を得て、イラスト入りタオルを販売し、文化祭でも出品予定だったNPO法人「とす市民活動ネットワーク」の女性スタッフは「普段は県外からも買いに来る人がいるのに残念です」と言葉少なに話した。思いもよらぬ、ゆるキャラの下ネタ騒動は、どう落着することになるのか。
(2013年11月10日06時03分 スポーツ報知)
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