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【不思議な韓国ツアー】(上)現地病院が捏造?記事配信…日本の団体利用し不動産開発の疑念も
再度、病院に電話すると、広報担当者は「記事は10カ所ぐらいのニュースサイトに送った。内容を確認する社もあるし、そのまま載せる社もある。病院には記事を送る権限はあるが、掲載するのも削除するのも報道機関の権限。訂正要請はしたが直らない場合、これ以上、どうしようもない」と返答された。悪気をみじんも感じさせない、実にあっけらかんとした対応だ。
韓国に財団支部?
同じ記事には、招待旅行の主要メンバーであるロングステイ財団について間違いだらけの記述もある。
「ロングステイ財団は1990年代に、日本の政府と大企業の共同出資による日本国民保護の非営利団体機関。長期滞在および他国の自国民保護のため、設立された。以後、日本の大企業の支援および提携関係を通じてロングステイ財団は、日本の非営利団体として自国内での認知度はもちろん、有料会員が約2万人余りに達するほどに成長した。ロングステイ韓国支部は昨年の2012年、海雲台センタムホテルに設立され、『コビズ』が業務代行を執り行っている」
しかし、ロングステイ財団への取材によると、正しくはこうだ。
「ロングステイ財団は1992年、旅行会社や航空会社などが出資して設立。長期滞在型余暇の需要喚起と、平和で有意義な滞在スタイルを研究、啓発している。通産省認可の公益法人としてスタートしたが、法改正により今年度からは一般財団法人となり、国からの管理監督対象から外れ、営利事業も可能。有料会員(年会費4000円)は公称5000人だが、昨年度の会費収入は990万円で実数は2300人程度とみられる。昨年から、釜山市の医療観光会社『コビズ』が、同市で長期滞在したい日本人の相談窓口となる『海外公認サロン』になった。コビズは財団の賛助企業(年会費24万円)で、財団から業務委託などはしていない」
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