日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。


  1. 格闘技
  2. ニュース

格闘技のRSS

オカダV6、1・4内藤戦決定的/新日本

<新日本プロレス:IWGPヘビー級選手権>◇9日◇大阪・ボディメーカーコロシアム◇観衆6400人

 IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(26)が、6度目の防衛に成功した。22分49秒、得意技のレインメーカー(短距離式ラリアット)から片エビ固めでカール・アンダーソン(33)を下した。これで来年1月4日の東京ドーム大会での7度目の防衛戦で、内藤哲也(31)と対戦することが決定的となった。

 オカダコールの大歓声に包まれる中、必殺技のレインメーカーでアンダーソンをリングに沈め、試合にケリをつけた。前日8日に26歳の誕生日を迎えたばかりのオカダが、大阪の地で6度目の防衛に成功。1日遅れの勝利で自らを祝った。

 前回の防衛戦終了後同様、不良外国人軍団「バレットクラブ」が次々とリングに乱入するなど、場内外で暴行を受けたが、屈しなかった。「あんなの全然苦しんでいない。普通です。特に怒りもありません。今回はただ僕のストレスを発散するだけの試合だった」と、涼しい顔で振り返った。

 これで、東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦&NEVER無差別級選手権でタイトルを防衛した内藤と、来年1月4日に対戦することが決定的となった。試合後はリングに内藤を呼び出し、IWGPヘビー級王座獲得が夢だと言う相手に「そんなこと知ったこっちゃない。そのまま夢で終わらせてあげますよ。オレがドームのメーンで試合をする。それだけです」と、高らかに宣言。会見後には「7度目の防衛の前祝い」と称し、余裕の表情でビールを一気に飲み干した。

 王者として初めて東京ドームの舞台に乗り込むオカダ。昨年、約2年間の米国武者修行から帰国し、凱旋(がいせん)試合を行った思い出の場所で、今度は内藤を相手に7度目の防衛を果たしてみせる。【福岡吉央】

 [2013年11月10日9時28分 紙面から]

PR情報
タブレット付/「えっ、反則でしょ!」メディアで話題の英語教材
キレある動き。昔の俺に?その元気パワーの秘密/協和発酵バイオ






日刊スポーツ購読申し込み