8日、浅草花やしきで「ハナヤシキプロレスリング」(1stシーズン第3節)が行われた。熱い抗争を繰り広げてきた「160万争奪ハナプロリーグ」がいよいよ決着の日を迎えたのだ。ここまで、浅草維新軍、フルールノワールが3ポイント、ハナプロ正規軍が2ポイント。
第2試合のMr.スワン(フルールノワール)vsザ・カミナリモンスター(浅草維新軍)が、まさかの両者リングアウト。第3試合のタッグマッチでマスク・ド・Bee(ハナプロ正規軍)がメリーさん(フルールノワール)を下し1ポイント獲得。ここで、3チームが3ポイントで並んだ。
メーンはザ・ローラーコースター(ハナプロ正規軍)、ブラックコースター(フルールノワール)、アサクサキッド(浅草維新軍)──各チームのエースによる、勝てば優勝という「3WAYマッチ」。
160万を目の前に、3チームの選手らがリングを取り囲む異様なムードで最終決戦のゴングが鳴った。場外転落ともなれば、セコンドについた敵軍が襲撃。会場の花やしき座は全軍入り乱れ、レフェリーまでも襲われる戦場と化した。
カウント2.99の攻防を繰り返したが、ついに決着の時を迎えた。ザ・ローラーコースターがコーナーポスト上のアサクサキッドにローラーシュタイナー!そのまま抑え込み17分31秒、勝利の3カウント。合計4ポイントのハナプロ正規軍が「160万争奪ハナプロリーグ」を制した。
勝利に沸く正規軍。ももタローは「ひとり40万!さあ温泉だ」と、V旅行を宣言した。ところが、司会・よしえつねおが掲げた目録には「160万ブラボーポイント」の文字がくっきり。首をかしげるハナプロ正規軍。ここで「ブラ坊マスク」(ハナプロの神)がモニターに登場。「約束通りに160万ブラボーポイントをあげよう。ポイント?この中の6種類と交換できるのじゃ」と説明。映し出された商品(賞品)は、なんとなくありがたい壷、金色の招き猫、160年前の花やしきの写真、上質な笹1年分、高級ハチミツ1年分、あの人の思い出…。
まさかの結末。怒りに震えながらザ・ローラーコースターは「この160万ブラボーポイントで、ハナプロになかったタッグベルトを作ってくれ」と要求。ブラ坊マスクがこれを了承して、次回大会から「タッグベルト争奪ハナプロタッグトーナメント」の開催が決定した。参加チーム数などは未定だが、この日のセミ“兄弟喧嘩マッチ”後に、ももタローの仲介で仲直りした「天空兄弟」風神・雷神が台風の目玉になるのか?(東スポWeb)
一宮競輪開場63周年記念(GⅢ・毛織王冠争奪戦)は29日、決勝が行われ、関東3番手にいた長塚智広が、猛然と迫ってきた浅井康太に伸び勝って優勝を手にした。