ＢＪＷ認定世界ストロングヘビー級王者・関本大介が９日、大日本プロレスマットにノア勢を輸入させると宣言した。

　ノア「グローバル・リーグ戦」で初出場初優勝の望みを残す関本は「ノアの技術を盗んで持ち帰りたいと思うし、個人的には大日本に引っ張りたい。技術もネームバリューもありますし」と訴えた。

　これまで大日から佐々木義人と石川晋也が方舟マットに上陸したが、ノア勢が大日マットに参戦した例はない。関本は公式戦でＧＨＣ王者のＫＥＮＴＡと森嶋猛に玉砕したものの「実力は見ての通り。魅力的」と、かえってノアとの抗争継続の原動力となった。

　リーグ戦を制覇すれば発言力も増す。決勝大会は今日１０日、東京・後楽園ホールでゴング。関本は勝ち点６でＡブロックの首位タイに立つ。最終公式戦でシェイン・ヘイストを倒し、トップを並走するＫＥＮＴＡ対森嶋猛に勝敗がつかなければ関本の決勝進出が決まる。関本にとってはとにかく勝利あるのみだ。

「決勝は丸藤（正道）さんか杉浦（貴）さんと戦ってみたい。限りなくＧＨＣに近い人間ですし、杉浦さんは戦ったことがない」。

　最近ではＷＲＥＳＴＬＥ―１にも喧嘩を吹っかける血気盛んな関本が、火薬庫と化してきた。