WBC王者・山中の勝負メシはアキバ飯
2013年11月10日 11時00分
WBC世界バンタム級タイトルマッチ(10日、東京・両国国技館)の前日計量が行われ、V5を狙う山中慎介(31=帝拳)はリミットちょうどの53・5キロ。同級8位の挑戦者、アルベルト・ゲバラ(23=メキシコ)は53・3キロで共に一発でパスした。この後の写真撮影で睨み合いをした王者は当日、アキバで試合前の総仕上げをして、リングに上がる。
わずか数センチの距離で挑戦者と向かい合った数秒後、山中の顔が一気に戦闘モードになった、ように見えた。
「そうですか? 別に意識してたわけじゃないんですけどね」とはぐらかしたが、公式行事を全て終えたことで、試合に向けたスイッチが入った様子だ。
この先、10日夕方のゴングまでをいかに過ごすかが勝負の分かれ目。試合前の食事は様々な験担ぎをするボクサーがいるが、山中の場合は何と「アキバ飯」なのだ。
メイドカフェが居並び「オタクの聖地」とも呼ばれる秋葉原は、王者にとって、実は縁起のいい街。山中が両国で試合をするのは3回目。過去は2010年10月に初の世界ランカーとの対戦、今年4月のV3戦はいずれもKO勝ち。その2回とも秋葉原のファミレスで食事をしてから会場入りしており、今回も同じルーチンで試合に臨む。
「最高の準備ができた」と振り返る山中。その締めは、意外な場所で行われる。
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