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山本氏が猪木氏と共闘も「この国を良くしたいという思いは一緒」
2013年11月10日 11時00分

ともに針のムシロの山本太郎氏(左)と猪木氏

 園遊会で天皇陛下に手紙を手渡した山本太郎参院議員(38)と、国会の許可なしに北朝鮮へ渡航していたアントニオ猪木参院議員(70)が、ともに針のムシロだ。山本氏には皇室行事への参加禁止処分が下り、猪木氏は来週の参院本会議で懲罰動議が可決され、月末にも厳罰処分となる見通しだ。すっかり国会のトラブルメーカーとなった2人が“最恐タッグ”を組む、仰天合体の可能性も出てきた。

 山崎正昭参院議長(71)は8日、山本氏に厳重注意と任期内の皇室行事への参加禁止を言い渡した。山本氏は「僕自身の認識が足りなかった。猛省すべきは陛下と皇后陛下のご宸襟(しんきん)を悩ませてしまったこと。(騒動をマスコミに責任転嫁したのも)大人げなかった」と5日の謝罪会見よりもさらに殊勝な態度を見せた。皇室行事への参加禁止処分が下った山本氏は「陛下に直接お会いできる機会があれば今回の非礼について、直接おわび申し上げたいと思っていたが、それはかなわない。既に二重橋の方に行って、この件に対してのおわびを申し上げている」と説明。

 山本氏は5日からほぼ毎日、皇居の二重橋前で参列者や観光客に交じって、御所に向かい、頭を下げているという。山本氏は本紙の取材に「何回謝ったら許してもらえるという話ではない。自分の中での(謝罪の)儀式です」と話し、確かに猛省しているようだ。

 一方、猪木氏はこの日、参院議院運営委員長から事情聴取を受けたが、どこ吹く風。与野党は懲罰動議を議運に提出したが、猪木氏は甘んじて処分を受ける覚悟だ。

 精神的疲労からか円形脱毛症を告白した猪木氏に山本氏は「僕自身が(脱毛状態から)生えていないのにアドバイスのしようがない」と苦笑しながらも「僕がとやかく言えることではないが、猪木さんはずっと手続きを踏んできて、OKが出なかった。北朝鮮とのパイプを持つ数少ない方で、貴重な存在」と寛大な処分を望むという。

 さらに山本氏は「議員である以上は、この国を良くしたいという思いは一緒。(共闘する場面は)ゼロではないですよね」と猪木氏に意味深なメッセージを送る。

 その猪木氏は、北朝鮮側との協議内容は明かしていないが、大きなリスクを冒してまで訪朝したのは何のためだったのか。

 平壌情勢に詳しい関係者は「1995年に『平和のための平壌国際体育・文化祝典』というプロレスのイベントを成功させて以来、北朝鮮で猪木氏は日朝を結べるシンボリックな存在として認められている。今回の訪朝では、年内に解決される見込みの在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の落札問題などについて意見が交わされた可能性があるのではないでしょうか」と指摘する。

 在任中の拉致問題解決を目指す安倍内閣は、先月28日に訪朝したモンゴルのエルベグドルジ大統領に日本側のメッセージを託して日朝改善の突破口を探った。ところが、同大統領と正恩氏の首脳会談が実現せず、北朝鮮側とのパイプが断ち切れた状態だ。その安倍内閣にとって、キーマンになり得るのが猪木氏。

 朝鮮半島情勢に詳しい専門家によると95年、韓国の金泳三政権は猪木氏の北朝鮮人脈のすごさを知り、密使として南北の橋渡しを依頼したことがある。猪木氏は韓国側からの「南北対話を再開させるなら米20万トンを提供する」というメッセージを北朝鮮側に伝え、その後、南北は北京で秘密接触を行ったという。

 永田町関係者は「南北をつなげられた猪木氏なら、安倍政権と北朝鮮の仲介役を果たせるかも。与党が野党の一国会議員に仲介役を依頼することなど、本来はあり得ないが、維新の平沼赳夫氏、中山恭子氏は拉致問題で安倍首相と関係がある。安倍=平沼ラインから、猪木氏に密使をお願いすることなら可能かもしれません」。

 自らの主張実現のためなら“反則ワザ”を使い非難を浴びることもいとわない猪木氏と山本氏。こんな2人が、もしタッグを組むようなことがあれば、これまでの常識の枠でしか行動できない議員たちが、恐れる存在になりかねない。





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