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【大リーグ】ヤンキース、田中獲得が最優先事項 カノと同様!! 総額150億円超えも2013年11月10日 紙面から マー君はカノと同等!? ヤンキースが、今オフにも楽天からポスティングシステム(入札制度)でのメジャー移籍が予想される田中将大投手(25)の獲得を最優先事項に挙げている。8日に米ヤフースポーツが報じた。右腕の価値は3億ドル(約300億円)以上を要求しているカノ二塁手と同じく“青天井”で、入札金額と契約金額を合わせた総額は1億5000万ドル(約150億円)に上る見込みだ。ポスティングの新制度がいまだ発表されない中、マー君の周囲は騒々しさを増すばかりだ。 今季5年ぶりにポストシーズン進出を逃した“大リーグの盟主”の本気度は、折り紙付きだった。米ヤフースポーツのパッサン記者によれば、今オフのヤンキースは、FAとなったカノ二塁手の慰留と同等の扱いで、マー君の獲得を最優先事項に挙げている。複数のチーム関係者は、マー君の獲得レースに関して「大胆にいく」と断言。入札金額も「7500万ドル(約75億円)を超えるだろう」と、破格の条件を用意する構えを明かした。 ヤ軍は過去に、日本人投手の獲得については伊良部秀輝や井川慶(現オリックス)で痛い目に遭っているが、スカウト陣は「田中の能力と性格は松井秀喜クラスだ」と、2009年のワールドシリーズMVPと同格の評価をしており、これもチーム首脳陣の背中を押す形になっているという。 また、契約条件についても、米放送局CBSスポーツ(電子版)は6〜7年で総額7500万ドル前後と予想。そうなれば、入札金額と合わせた獲得資金は1億5000万ドル超になる計算で、昨春に伝えられていた約8000万ドルから倍額近くまで値上がりしたことになる。 高騰の理由はヤ軍の手薄な先発陣も一因だ。現時点で決定している来季の先発投手はサバシアとノバのみ。最低でも2人のFA先発投手を早急に確保しなければならない。また、今オフのFA市場が、先発投手に関しては近年まれに見る“超不作”なのも、田中にとって追い風となっている。 ポスティングの新制度はいまだに日米間で固まらないまま。球団地元紙NYポスト(電子版)によれば、枠組みの発表までまだ数週間を要する見込みだという。この“空白期間”がFA市場にどう影響するのか。マー君、ファンはもちろん、「本気のヤ軍」にとっても、モヤモヤとした思いは募るばかりだ。 PR情報
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