お休みの日は愛犬の散歩から。
少し前は前足をかばうような歩き方だったので心配でしたが、病院で爪を切ってもらったら元気一杯。
彼女は彼女の楽しみがあるだろうし、私は私でこの時間はとても貴重です。
昨日に引き続きオヤジと1時間ほど話しをしてから出掛けることにしました。
乗った電車にすぐに座れたので、パソコンに集中していていたら乗り過ごしているし。
今日は代々木上原乗り換えじゃなくて下北沢乗り換えだったさ。
井の頭線で吉祥寺へ、小雨が降っていましたが傘を差すほどじゃなかったので小走りに蒙古タンメン中本吉祥寺@吉祥寺(東京都武蔵野市)へ向かいました。
着いてみると店先に二人ほどお客さんが待っていて、おお、周年イベント以来の外待ちです。
少しして店内へ、いつもと同じ店員さんの挨拶の声が鳴り響きますが、今までと違う吉祥寺店、仕方ないですけど。
ホールは小林副店長、調理を福重さん(チカさん)が担当しています。
今月はの北極の四季シリーズは先月に続いて「夏」、夕方の時間限定で冷し味噌やさいが販売されます。
そして北極の夏をアレンジしたMUSASHIが発売されました。
店内待ちしていて何か流れが悪いなあと思ったら、席が一つ空いても複数人客を飛ばして1人客を案内していません。
あくまでも並んだ順に案内していて、まあ、それが悪いワケじゃないけど、今までの吉祥寺店とは違うな、と。
それでも圧倒的に仕込料理のオーダーが多い休日、程なくして席に案内され、22分後にMUSASHI900円、単品麻婆120円
まさに北極の夏の汁無しバージョンで、作り方を見ていた限りでは北極スープを入れていないだけでした。
かなり高い粘度の餡はかなりの辛さで、ニンニクの芽と揚げナスと挽き肉が炒めてあります。
最後に白髪ネギをのせ、フライドガーリックをあしらってありますが、全部を良くかき混ぜて食べるとこれが実に美味しい。
美味しいけど、麺は所々がダマになっていて、挽き肉が塊になっていて、うーん、前店長が作ったらどんなに美味しいことか。
麺は1.5玉と思われますが、それでもかなり餡が残るのでご飯必須ですね、ご馳走様でした。
駅に戻ってマックでもよかったのですが、たまにはドトール、アイスコーヒーはマックの100円に対して200円。
2日分のブログをアップするのに3時間も掛かってしまいました。
誰も読まないブログをどうしてそこまでして書くのか、やめたいのにやめられないことって誰にでもありますよね。
オレだけかな。
その後、夏旅の切符を購入するためにびゅうプラザへ。
国内旅行で飛行機と新幹線を使っていいなら、朝に思い立っても旅行できるし、一大イベントの祭でも開催されていなければホテルもどこかに泊まれるでしょう。
そうじゃなくて如何に安く移動するか、如何に上手く乗り継ぐか、が頭の使いどころであり旅行の醍醐味、しかも机上の理論ではなく実践で試せる。
実践に至っては事前に想定できないトラブルが起こって、そこをどう凌ぐかも楽しみ。
まあ、海外旅行の方がリスクもリターンも何倍でしょうけど、そこまでの勇気はありません。
購入する切符をお願いすると電車の発車日を1日間違えていて、準備段階でいきなりトラブル、一気に盛り上がってきました。
なんとかなる、じゃなくて、なんとかする、だな。
とりあえず切符は買った、けど、1便買い忘れた。
井の頭線、山手線と乗り継いで目黒へ、雨は少し強めになっていましたが、
蒙古タンメン中本目黒@目黒(品川区上大崎)に着いてみると店内待ちいっぱい、しんがりを真鍋主任が整理していて、あっという間に見つかってしまい。
広瀬副店長の調理担当を「日曜日の夜番ですから」と伺っていたので念のため確認すると、しっかりいらっしゃってホッと一安心。
しばらくして店内左端のカウンター席へ案内されます。
この席にだけなぜか設置されている扇風機、冷房より扇風機の方が好きなのでこの席が好きです。
先ずは値段調整を兼ねての缶ビール350円、瓶ビールには付き出しがありますが缶ビールにはありません。
ぐびっぐびと飲んでいると、「お待たせしました」と歌手志望の小林さんが運んできて下さった冷しRe−Mix900円、前回のメニュー名は「Re−Mix2010(冷し)」でした。
北極スープに辛し味噌を溶かし込み、大刻みの玉ねぎと豚バラ肉、スライスガーリックをたっぷり入れて溶き玉子でとじた料理で、オーダーが入ってから作る都度調理料理です。
辛さはそんなでもなく味はとても美味しく、これは麺が足りなくなるな、というか、餡が多すぎるな。
麺にはそんなに絡まないのでやっぱり餡が大量に余りましたが、レンゲですくってご馳走様でした。
朝は調理パン120円、玉子パンというヤツだ。
こういうパンは全く好きで、コンビニのパンは大ッ嫌いだ。
お昼は月曜日からお手製お弁当。
お弁当にすると一日中事務所にこもりっきりになってしまうので、途中、缶コーヒーを買いに外に出掛ける。
タバコを吸えば気晴らしになるのだけど、タバコを辞めてしまったので気晴らしができない。
夜は用心棒@神保町にて今日から始まった冷やし狙い、千里眼でも始まっているだろうか。
前回はお昼の訪問だったので余り気にならなかったけど、夜に行ってみたら壁は透明のガラスなんですね。
店内に入ってしまえば気にならないかも知れませんが、外から丸見え、パッと見た感じで店内入り半分くらいかな。
券売機に向かうと「冷やしの場合はまぜそばを買ってスタッフに伝えて下さい」とあり、仰せの通りに買って厨房を向くと「空いている席にどうぞ」と声を掛けられました。
カウンターに向いた席の椅子に鞄を置いて、お冷やを自分で注いで、レンゲも持って席に座りましたが、まぜそばだからレンゲは要らないかな。
15分ほど待ってまぜそば(冷やし)780円、「ニンニク入れますか」と聞かれたので「ニンニク、辛玉」とお願いしました。
置かれた丼を持ってみると丼と受け皿が冷やしてあって「おっ」と声が出てしまいました、これは期待できる。
全体を良くかき混ぜて食べてみると醤油ダレ、浅草開化楼の極太麺、茹でモヤシ、薄切りされた紫カブ、角切り豚、おろしニンニク、白ネギ、まで全部冷やされています。
揚げ玉(のようなもの)、生玉子と花鰹はさすがに常温でしたけど、かき混ぜたらすっかり冷えていて。
これがまた美味しい、なんでこんなに美味しいのと思うほど美味しい、油絵で幾重にも重ね塗られた力強い味わい。
前回頼み忘れた辛玉という辛い挽き肉はそれなりに辛く、それでも何だからと途中から卓上の一味唐辛子をたっぷり掛けるとさらに美味しい、恐ろしく美味しい。
こういうメニューは専門の料理人が付いているのかなぁ、そんなことないか、店員さんが考えたのか。
ご馳走様でした、ああ、また食べに来てしまいそう。
仕事が終わって高田馬場へ、以前は原宿から山手線で向かっていましたが、今では九段下から東西線で。
先頭車両よりの出口で地上に出て、ぐるっと回ってドン・キホーテに向かって、また地下に下っていきます。
蒙古タンメン中本高田馬場@高田馬場(新宿区高田馬場)、店先では数人の学生が看板を囲んで店員さんに写真を撮ってもらっていました。
店内はほぼ満席で、注意深く券売機を見て限定メニューがないことを確認してボタンを押しました。
席に着いて少しすると缶ビール350円、値段調整にちょうど良いし、量も悪くありません。
目の前の厨房では若い店員さんが調理をされていましたので、楽しみであり怖さもあり、でしたが、途中から豊田店長さんの鍋振りに変わってしまいました。
しばらくして湯麺(タンメン)730円のサービスチケットで野菜大盛り、まずまずの盛りです。
少し火の通りがよすぎる嫌いはありますが、これはこれで美味しいです。
たっぷりの野菜を食べつつ、途中から麺を手繰りつつ、今日は逃げ場のヒヤミスープも麻婆も無いので無心にラーメンを食べます。
途中から手が空いてきた店長さんが近くにいらっしゃって、冗談とか四方山話、これが楽しいですね。
ご馳走様でした、また、食べに来ます。
食べ終わって、近くを散策。
高田馬場には行っていないラーメン屋さんが多すぎるので、少しずつ行ってみようと思います。
先ずは先月1軒行きましたが、今月は早稲田通りから1本入った通りにある三歩一@高田馬場へ、夜11時までの営業なので助かります。
店先にメニューが貼ってあって事前に検討できるのが助かります。
ラーメン、濃厚ラーメン、つけ麺、夜限定発売の混ぜそばにはチータンタンが付けられます。
さらに、夏季限定のカレーつけ麺が発売されていて心揺さぶられますが、ここは初志貫徹、したのがよかったかどうか。
写真も貼ってあって普通のラーメンに見えますが、替え玉100円が用意されているのはどうしてでしょうか。
店内に入ると以前の飲食店の居抜きのようでコの字のカウンターのみ各4席で合計12席、入ると両側に別れるわけだけど、角と壁が近く、角近くにお客さんが座っていると背中側を通りづらいので、すぐ目の前の席に座りました。
程なくして鶏そば680円、大きめの丼ですね。
説明書きによると、スープは鶏ガラ、モミジ、ボンジリと鶏だけで仕上げられていて豚未使用、チャーシューは蒸し鶏を炙ってあります。
さっぱり、あっさりととても美味しい、ここまで美味しい鶏ガラスープはなかなかお目にかかれません。
店内製麺された中細麺淡い褐色でスープに実によく合います、いいですねえ。
他のトッピングは細いメンマ、やや大振りに刻まれた青ネギ、白髪ネギ、何か一点でもアクセントがあるといいんだけどな。
ラーメンより先に出される味変え用の柚子胡椒、これがアクセント、最後の最後に入れてみましたが、もっと早く入れた方が良かったな。
ご馳走様でした。
お昼に九段下のラーメン屋さんに向かっていたのですが、通りかかった天丼やさんが気になって気になって、立ち寄ることにしました。
理由は分かりませんが大通り沿いとその後ろ側と隣り通しで営業されていて、表通りのお店はスタンダードメニューが500円、奥のお店は600円、今日は500円の方から。
天ぷら革命 ふじ好(ふじこのみ)@神保町、いや、九段下駅の方が近いかな。
この最寄り駅表示が難しい店もあって、東京の山手線内の地下鉄などは駅同士が近すぎて「どっちからでも同じ」場合も多く、永田町と赤坂見附とか、後楽園と春日とか御成門と神谷町とか。
店先には大きな写真でメニューが紹介されていて、定食としての神保町好も美味しそうです。
店内に入るとすぐ右手が厨房兼カウンター10席と3席、席に着いてメニューを見ながらアラカルト、、、というわけにはいかず、右手の券売機の食券制。
券売機はタッチパネル式なのでメニューを一望しにくいのですが、スタンダードがふじ好天丼500円、期間限定として特大穴子1本揚げ(味噌汁付)880円、日本一の海老丼AB7(味噌汁付)1000円、海老が5本AB5(味噌汁付)800円。
ご飯大盛りは100円増し、うどんセットが200円〜250円増し(メニューによって違います)、バウムクーヘン天ぷら450円、と。
調理は見えませんでしたが揚げ置きはしていない様子で注文が入ってから揚げていて、提供まではそれなりに時間が掛かります。
お冷やはセルフで冷水とお茶が選べるのが助かります、熱い天丼を食べるのに熱いお茶を飲めるほど人間ができていません。
6分ほどしてぶじ好天丼500円に味噌汁100円、天丼の安売り店ということでてんやとあれこれ比べてしまいます。
料理なんてどの順番からどうやって食べたっていいんだよ、という人はそれはそれで正しくて、やっぱり調理人からしたら食べて欲しい順番や美味しい食べ方があると思うのです。
先ずはえび天を半分ほど、衣を厚くして見た目を豪華にせずに程々の衣でサクッと海老の甘さと柔らかさを感じられます。
天つゆというかタレはそんなに甘くなく、濃さもくどくなく、素材の味を邪魔しない味わい。
続けてご飯、狙ってなのかたまたまなのかは分かりませんが、固めに炊きあげてあって天ぷらと一緒に食べるといい感じで美味しいです。
他にシイタケ、カボチャ、ナスと季節の野菜(?)に穴子、勤め人のランチタイム向けに程々の値段で程々の天丼を、との狙いでしょうか。
味噌汁は赤味噌仕立てのあっさり味、具はうろ覚えですが豆腐に麩だったはず(間違っていたらごめんなさい)。
ご馳走様でした、駅から場所がちょっと離れているだけで認知度が低いのがなんとも。
夜は飲めるようでアルコールとつまみが何種類か用意されていて、というか昼間から飲む方がいいんじゃないかな。
つまみに塩辛50円がありましたが、100円だと食べ放題になっていました。
夜営業が22時までになったので、よほどのことがない限り訪問できるようになった麺屋翔@西新宿七丁目、ほぼ毎日、毎週欠かさず、の常連さんもいると聞きます。
水曜日限定メニューを月替わりで提供されていたのですが、「1ヶ月では短すぎる」とのお客さんからの要望もあって、2ヶ月続けての提供に変わったようです。
ガラス戸越しに店内を覗くと数人の先客、お客さんがいないなんて状況は考えられなくなったのですが、店員さん3人は考えていませんでした。
まだまだ成長過程でしょうから色々とあるのでしょう、頑張って下さい。
限定メニューの日は限定メニューだけ販売する日と、限定メニューと知らずに訪問されたお客さんの事を考えてつけ麺も販売する日があるのですが、今日は前者でした。
この辺もレギュラーメニューに加える形で販売できるようになるといいんだけど、難しいのかな。
10分ほど掛かって夏の限定メニューの鶏の塩つけ(飯割り付き)800円、夏とは今月と来月。
『全粒粉の混合刃の平打ち縮れ麺、小ネギと干しエビを浮かせた熱々のスープつけ汁。フライパンで焼いたイタリアンな厚切りのトマトを豚と鶏のチャーシューで挟み、上には切り揃えた水菜。』、狙いは分からないけどビジュアルは最高です。
自家製麺ではないので製麺所に依頼した特注麺、つけ汁にくぐらせて食べるとこれまでの翔の味とは一線を介した味わいに、これは単なる成長ではなく完全変態なのかも知れません。
ちゃんと蛹の時期もありましたし(泣)
惜しむらくは「チャーシューで挟んだトマトは一度に食べられないので1枚ずつ食べるしかない」「海苔は要らない」「山葵は使うタイミングは分からない」
食べ終わったタイミングで割飯が出てくると思ったら、テーブルウォッチングは全くせずに厨房掃除にかかりっきりで、全くこっちを見ていない。
うーん、いろんな意味で変わってしまったなぁ。
あっという間に食べてしまってご馳走様でした、ああ、美味しかった。
せっかく新宿まで来たのでもう一軒、混んでいたらやめようと思ったけど空き席が目立つくらいの蒙古タンメン中本新宿@西新宿七丁目。
今月はいわゆる夏の風物詩である塩つけの発売、そう言えば中本風冷やし中華は今年は発売されなかったな。
他の限定メニューは15:00−19:00と00:00ー26:30の時間限定メニューとしてTOKIO醤油、(今までは月火だったけど)今月から水木販売になった和風黒北極の二つ。
店長さんに「ビール?」と目で合図されましたが今夜はノン、お店が劇的に空いていれば「聞いてよ、店長〜」と話したかったけど、そういうお店じゃないので。
座った頃は8割の入りでしたが、次々とお客さんが入ってきて満席店内待ちあり、さすがは新宿店です。
程なくしてとろろっと塩つけじゃ健!!850円、ヒヤミスープ170円、麺の柔らかめはお願いしましたが、少なめは忘れました。
店内呼称「塩つけ」はブレなのか私のつけ汁は丼すり切り一杯、多ければ嬉しいと言うことではないけれども、店員さんの気持ちが嬉しいですよね。
そのつけ汁にトッピングされているのおろし山芋は店内でおろしていて、なかなかの粘り具合。
オクラは好みが分かれるけど、ナメコ、ざく切りタマネギ、豚バラ肉が旨すぎます。
麺を柔らかめにして正解、途中で冷やし味噌スープを啜って口の中をリセットしつつするすると食べ進め、最後の何口分かはカポスで味変、美味しかったなあ。
ご馳走様でした、また、食べに来ます。
想定通り仕事が終わらない。
元々スケジュールに無理があるんだから、無理を通せば道理が引っ込む、ですか。
なんとか日付を越える前に事務所を出られましたが、このまま帰宅すると途中からタクシー、自腹か会社に請求するか微妙な距離。
なんてことを考えるのが面倒くさくなったので、どっか近くに泊まることにします。
お腹が空いたので何か食べるかと考えると、牛丼や、お蕎麦や、ラーメン屋、それともきっちり飲みに行くか、になるので、ラーメン屋に。
水道橋駅か神田駅近くならなんとかなると水道橋駅、何軒ものお店が営業されていましたが、その中で餃子の王将水道橋店@水道橋(千代田区三崎町)。
テーブル席は満席、カウンター席が僅かに空いているくらいの盛況ぶり。
先ずはビール中483円、で今夜は水道橋で一人お疲れ様会。
餃子の王将は誰もが知っている全国チェーン店ですが、各店舗の裁量ぶりは暖簾分け店かと思うほどで、この店は定番メニューより水道橋店限定メニューの方が多いくらい。
飲み物はそんなに幅広く対応されていませんが、馴染みになればボトルキープくらいはできそうです。
で、餃子の王将に来て食べ忘れるわけにはいかない餃子231円、恐ろしく早く焼き上がって来ました。
この値段にしては十分美味しいと言うことですが、ビールに合うことこの上ないですね。
ぐびぐび飲みながら餃子を食べ終わった頃に、メニューを開いて目に入って頼んでおいた油淋鶏(ユーリンチ)550円、
鶏もも肉のジューシー香味揚げ、刻みショウガとニンニクの風味たっぷり、甘酢タレが美味しいですねぇ。
ビール一杯では足りないので司をロックでお願いして、さらにぐびぐび飲みながら何を食べるかを再検討。
これから通うつもりならスタンダードメニューから食べるべき、それとも夏と言うことで冷やし中華か、いやいやこの店限定メニューか。
仕事で疲れてお酒で酔っ払った頭で何を考えても無駄なので、目に付いた壁に貼り出されていた辛玉ラーメン399円にしました。
どんなラーメンかなぁと楽しみ、先ずはトッピングを食べてみると細切りキャベツ、キャベツですか。
辛さはピリ辛にもほど遠い感じ、ニラ3葉の方が辛いほど。
全体的に溶き卵が掛けてあって、飲んだ〆にはピッタリの味付け。
麺は全メニュー共通の中細麺、この麺だけでも何とかならないなぁ。
ご馳走様でした、お店を出た頃には次に何を食べるかと考えていたりして。
前回泊まったカプセルホテル、今回は別のにしよう。
朝はゆで太郎水道橋店、ゆで太郎全店制覇に着々と、、、何年かかるか分からないけど。
水道橋店は信越食品グループなので(神田駿河台下店はゆで太郎システムグループ)、朝そばセットは販売しておらずに朝定食が用意されています。
朝定食は店舗によって提供されている種類が違いますが、水道橋店はフルメニューの3種類、Aがカレー、Bが高菜丼、Cが納豆玉子となります。
どれを食べるにしてもご飯とお蕎麦のセットは辛いと思ってもりそばにしようと思いながらも、結局、食べてるし。
店内に入ってみるとまっすぐ奥に深いレイアウトで左側は厨房、真ん中の廊下を挟んで両側にカウンター席が用意してあります。
一番奥が下げ膳の場所になっているので、出来上がったお蕎麦を運ぶ人と、食べ終わった丼を運ぶ人がぶつかりそうですね。
券売機は2台体制で、1台は万札対応、食券を買って店内奥の受け付けに出すと五人もの店員さんが働いていたのであっという間に出来上がり。
朝定食Aカレー340円をお盆で受け取って立ち食いスペースに運んでいただきました。
当たり前ですがお店によって味が違うな、カレーの味も私にも分かるくらい違うんですね。
お昼はらーめん金椋(きんむく)@九段下(千代田区九段下)、「椋」をなんと読むのか分からずに後から調べて知った次第です。
浅学ゆえ「きんむく」なら「金無垢」だと思いましたが、由来の前に言葉の意味すら分かりませんでした。
店先にメニューの説明と券売機があるので、どれを食べるかじっくりと検討してから食券を購入しました。
メニューはラーメンのトッピングバラエティとまぜラーメンの2種類、羽根付き餃子も用意されています。
店内に入ると照度を落としたバーのような雰囲気、左手に厨房、厨房の前はカウンター6席、反対側は4人掛けテーブルが3卓で、カウンター満席だったのでテーブル席に案内されました。
テーブル席の片側は壁を流用していて、椅子が留まり木風、クッションは柔らかいのですが荷物置きが見当たりません。
女性店員さんが3人にもいて鞄を置く場所に気を遣わないわけはないと思うのですが、カウンター席の足元を見るとカゴが用意されていたので、言えば出てくるのだと思います。
店内を見渡していると紙エプロン、おしぼり、は言えば出してもらえるそうで、何人かのお客さんはお願いしていました。
しばらくすると素ラーメン650円、一般的に「素」と言えば「トッピングは刻みネギだけ」を示しますが、この店では「標準的な盛り付け」という意味で使われています。
麺相は家系ラーメンそのものですが真似をして作ってみました感がありあり、真似して作ったから美味しくできるかというとラーメンはそんな簡単ではありません。
とろみをあんまり感じない豚骨醤油スープは真似して作ったとは思えないほど美味しい、家系だろうが無かろうが美味しければそれでよし。
染谷製麺の中太麺もベストと思えるほどの茹で加減で、スープとの辛みもちょうどいい感じ、調理されている方はどうすればこのタイミングにもってこられるかを知っているようです。
トッピングはチャーシュー、ほうれん草、板海苔と必要にして最低限、チャーシューは冷たいままでしたのでスープに沈めて脂を溶かしつつ頂きました。
途中から卓上に用意してあったおろしニンニク、おろし生姜を溶かし入れてみて、美味しく頂きました。
飯田橋駅近くの家系ラーメン屋さんとは競合しない味付け、ご馳走様でした。
ネットの情報を見ると開店直後はバタバタしたらしい接客も随分と落ち着いてきて、食べ終わったお客さんを見送る余裕さえありました。
金曜日だからと関係なく遅くまで残業、仕事が遅いと色々なところに問題が出るよな。
事務所を出たら雨が降っていたので、店外待ちに並んでも濡れないお店を目指します。
蒙古タンメン中本渋谷@渋谷(渋谷区道玄坂)に着いてみるとずらっと外待ち、数えてみると20人とはすごいですね。
倉井副店長さんは関連会社に出向されてしまい、寂しい気持ちが一杯ですけど、それもお店の成長のため、仕方ありません。
されど彼が開発した渋谷店限定メニューは継続販売、当たり前ですけどこれは嬉しい。
外待ちしているウチに店員さんに案内されて店内へ、券売機で食券を買うと「こちらへどうぞ」と10人以上飛び越して案内されました。
圧倒的に1人客が少ないということですね、私は10回以上訪問していますが、2人以上で訪問したのは1回だけです。
先ずはビールで今夜は渋谷で一人お疲れ様会、今月は開店三周年記念ですね。
さて、今回は海老ミソラーメン750円にチーズ60円、ミニ爆々(ぼうぼう)飯210円、とギリギリ3ポイント。
ラーメンのスープは挽き肉をかなり多めにし、海老ミソもあしらって濃厚さも前面に出して、こんな方向性のラーメンを中本で食べられるなんて。
トッピングは茹でた青菜だけですが、むき海老が数個沈めてあって、とても美味しいです。
麺はこのラーメン専用のようでいい感じ、トッピングの粉チーズでさらにコクを出して美味しく頂きました。
ミニ爆々飯は北極ラーメンより辛く、ご飯があってもかなり辛く、初めっからラーメンのスープを掛けていただきました。
ご馳走様でした、ああ、美味しかった。
雨の日を狙って来たわけじゃないけど、来てみて雨が降っているからといって諦めるわけにはいかないじゃないか。
ユニクロで買った折りたたみ傘がとても使い勝手が良くて一生使いたいくらい、でも傘は消耗品だからもう1本買って置こうとお店に行ったら、もう新しい傘にリニューアルしてしまっていました。
原宿駅を東に出て、原宿外苑中学校西、千駄ヶ谷小学校、とたどって神宮前二丁目を右に折れて少し歩くと八百屋にラーメンの幟があります。
去年にオープンして一気にブレークしてTRY大賞をも受賞した一真軒@北参道(渋谷区神宮前)、原宿駅から歩いて10分ほどです。
本場の佐賀ラーメンが食べれるとあって早く食べてみたかったのですが、今頃訪問するというていたらく、こんな事ではとてもラーメン好きとは言えませぬ。
佐賀は未訪の地ですので、「これが佐賀ラーメンだ」と言われたらそのまま信じるしかありません。
開店当初は唐津の名店である一竜軒の「流れを汲む」と言う、修行されたのか独立されたのかインスパイアなのか分かりにくい玉虫色の表現でしたが、今では「半年程修行して」と公表されています。
店内に入ると誰もいません、厨房から「いらっしゃいませ、お好きな席にどうぞ」と声が掛かったので、カウンター席に座りました。
傘は入口近くの傘立てに置きましたが、鞄を置くとところが見当たりませんでしたので隣の席に置いたのですが、空いていなければどうしたら良かったかなぁ。
カウンターは3席、4人掛けテーブルが2卓用意されていて、しばらくは1人客でしたがぽつりぽつりとお客さんがいらっしゃって、既にこの地では十分に認識されているようでした。
メニューはラーメンから始まる壁に掛けられた短冊のみで、トッピングはチャーシューとゆで玉子だけという。
程なくしてにてラーメン650円、ドンブリすり切れいっぱいのスープがステキですね。
スープの薄い赤紫色は骨の髄を連想させ、聞くところによると呼び戻しという継ぎ足し継ぎ足しで作っていて、濃厚でずっしりした味わいながら後味すっきりです。
美味しいですねぇ、実に美味しい、こんなに美味しいけど何度も通っているネット情報は見当たりませんでした。
極細麺は阿部製麺、おそらく空輸で取り寄せているのでしょう、都内近郊でも似たような麺を用意できるとは思いますが、やっぱり本場には敵わないんですね。
柔らかめに茹で上げられているし、「極細麺は食べているウチに延びてしまう」から一般的には用意されていない麺大盛メニューがあるのは「それが佐賀ラーメンだよ」なのでしょう、いずれ確認せねば。
チャーシューは薄切りながら3枚も入っていて美味しい、万能ねぎと板海苔、以上。
ふう、美味しかった、ご馳走様でした。
それにしても店主さんの背中にプリントされている福岡県北九州市の電話番号が気になります。
0から始まる10桁の数字だからといって電話番号とは限りませんけど。
小雨の中を千駄ヶ谷小学校前まで戻って右(北)へ、明治通りを緩やかに登っていくと首都高をくぐった辺りで左手に斜めに入る道があります。
その角にこの辺りでは久し振りに新店、、、って土日はお休みですか、そうですか。
がっかりした心境をおくびも出さずにそのままやり過ごして代々木駅へ、さらに進んで地下のお店へ。
去年の2月にオープンした秋葉原店に続き、8月にオープンしたら〜麺処MAZERU@代々木、オープン直後は「麺処」だったようです。
「ニンニク入れますか?」はラーメン二郎独特の符丁ですが、この店は「入れます?」とホンのわずか遠慮する形です。
店内に入ると真っ白い壁の空間に4席と5席のカウンターのみ、4席の方の先に厨房があって、券売機が無いので口頭オーダーすると「ひやしもできますが」と聞かれたので「はい」と。
続けて「トッピングはどうしますか」と聞かれてどぎまぎ、トッピングって肉増しとかチーズのことかなと逡巡してしまいました。
「ニンニク入れますか?」と聞かれれば「ニンニク、ヤサイで」とするっと言えたのですが。
というか、出来上がりではなくオーダー時に確認するって事はラーメン二郎インスパイアというよりラーメン二郎小滝橋通り店インスパイアかな。
メニューはまぜそばのみでタレは醤油と塩から選べ、トッピングはチーズ100円と肉200円の2種類、数量限定で肉味噌とカレーが提供されていました。
無料トッピングはヤサイ、ニンニク、アブラ、カラメ、以外に焦がしネギも用意されていました。
ポスターの写真の盛りを見て「食べられるかなぁ」とビクビクしながら待つこと10分、10食限定の肉味噌まぜそば(冷やし)700円、コールはニンニク。
野菜増ししなかったこともあって良識ある盛り付けでニンニクも少なめ、先ずはじっくり時間を掛けて全体をよくかき混ぜました。
食べてみると冷やしの割にはそんなに冷えていなくて「冷ました」程度、それでも熱々より遥かに食べやすいです。
タレが余り主張してきませんが、スープがないのでタレがそうだと麺の味がメインになり、麺は極太麺まではいかないので。
豚ではなく挽き肉なので絡みは抜群でしたが、卵黄と刻みニンニクが美味しかったな、と。
麺を食べ終わる頃にタレが残りましたが、レンゲがないので箸では食べにくく、割飯も割スープも無いのでそのまま残すしかありません。
代々木には学生が多いといっても殆どが非体育会系の予備校生、なんとなく行き末を案じてしまいます。
その後、日本での2号店であるマクドナルド代々木店にてアイスコーヒー。
休憩しながら電源が使いたいのでマックでなくてもスタバでもドトールでもいいのですが、比較的設置率が高いマックへ。
行き当たりばったりで使えて良かった、使えずに残念を繰り返していて、電源が使えるカフェやハンバーガーショップを探してくれるアプリ、無いかなぁ、無ければ作るかなぁと思って探したら、普通にありました。
無料アプリをいくつかインストールして使い勝手を試してみて1つに絞り、ああ、また便利になってしまった、アイフォーンを離せなくなってしまった。
時間になったので浅草橋へ、土曜日の夕方に西口やきとんへ飲みに行くのは久し振りです。
今夜はFBで知り合いになった(?)人と飲もうと。
この店には大抵は1人で来るし、そうでないときでも立ち飲みスペースで飲むことが多いのですが、久し振りに店内奥のテーブル席へ。
生ビールでスタート、初めは空いていた店内は時間と共にどんどん混んできて周りを見ると空いている席が無くなっていました。
皿ナンコツを頼みましたが、余りお腹が空いていないみたいで殆ど手を付けず、飲むよりもお喋りが好きな人みたいですね。
ほぼ同じペースで飲んで、飲み終わったところでボール、つまみに焼き鳥を数本、お願いして。
食文化についてああじゃない、こうじゃない、と話す話す、まあ面白い面白い、私なんかよりずっと食文化に詳しく、色々とためになったので、また飲みたいな、と。
たまたまのタイミングでしたけど、ひょんなことから隣り席のお客さんと意気投合、お店をやっているとのことで近くお邪魔してみたいです。
なんやかやで4時間も飲んでしまいましたよ、久し振りに語り尽くしたな。
途中、全く記憶がないけれども、気が付いたら亀戸の駅を降りていました。
うーんと、どうしたかったんだっけ。
ここまで来てしまったら蒙古タンメン中本亀戸@亀戸(江東区亀戸)に行きますよね、おそらくこの店を目指してきたんだと思います。
GWに休まずに営業した振り替えとして、来週9日から12日まで4連休とのこと、しっかり働いたらしっかり休む、と。
店内は壁沿いに待ち客がずらっと並んでいて混み合っています。
それでもそんなに待たされることなく10分ほど待って着席、座ったら程なく味噌卵麺850円の麺少なめ、半冷し味噌スープ170円。
記憶の糸をたどたどしくたどると前回も同じランメン、前回も同じ「すんげぇ辛い」の味わい、いつから亀戸のランメンはこんなに辛くなったのか。
飲んだ酔いが一気に醒めるほど辛さ、辛さだけではなく旨さがあるから食べられるんだけど。
ヒヤミスープが箸休めになるほどで、それでも美味しかったからいいんだけど。
ご馳走様でした、なんだかんだ言いながら全部食べてしまいました。
お休みの日は愛犬の散歩から。
少し遠くまで行こうと行きかけましたが、足の調子がイマイチだったので自分に甘くしてしまい、途中で戻ってきました。
愛犬家は自分の体調が良くなくても散歩に連れて行くんだろなぁ、私にはとてもできません。
戻っていて朝ごはん。
鶏肉を炒めてご飯に乗せ、上からまんべんなく万能ねぎの細切りを散らしてみました。
その後、たまっていたパソコン作業に没頭します。
休みの日は休みの日でしか行かれないお店に行かなくちゃいけないのに、とても行く気になりません。
あちこちを食べ歩いている人達はホントに凄いと思います、私にはとても真似できません。
時間があったので青いトマトを浅漬けしてみました。
一般的にはトマトは赤ければ赤いほど熟していて美味しいのですが、赤くなる前の青いトマトには独特の食感と風味があって大好きです。
小学生の頃、近所の農家の人に頂いて食べていた頃は特別の感慨はありませんでしたが、大人になってスーパーを探しても青いトマトがどこにも売っていません。
30年以上探していてやっと見つけました、と、改めてネットで探すと普通に出回っていました。
なんだ、スーパーなんて探さないでネットで買えば良かったよ。
夜はクリームシチュー、って、箱売りのルーを溶かして作っただけなのでとても料理とは言えません。
冷蔵庫を漁ってジャガイモ、タマネギ、ニンジンを大ぶりに刻み、豚バラ肉を合わせて煮込めば出来上がり。
あっという間に日曜日はお終い。
若干、寝坊してしまい、若干、遅刻になってしまいそうでしたが。
月曜日でもお手製お弁当、想定通り遅刻になってしまった。
仕事が終わって、さてどうするかと。
事務所を出て逡巡し、ホーム先着の電車で決めるかと向かうと東京行き、大手町で丸ノ内線に乗り換えて池袋へ。
蒙古タンメン中本池袋@池袋(豊島区西池袋)に着いてみると階段待ち無し、店内に入ると店内待ちあり、高山さんいない。
調理場を見ると林主任だったので、彼の初めての調理料理を食べてみることにしました。
しばらくして席に案内され、しばらくすると田澤さんが運んできてくれた五目味噌やさい950円の野菜大盛り60円、麺半分。
通称ゴモミヤサイなのですが、全体の盛りが全く減っていなくて本当に麺半分なのかと思うほど。
スープはかなり水っぽくてかなり残念、たまたまだと思うけど。
それでも野菜は美味しかったのでスルッと食べてしまってご馳走様。
お店を出て2軒目を目指します。
池袋で開業して、一時、上板橋に移転していたお店の支店が池袋の戻ってきているのです。
北池袋って結構遠いな、と歩いていくと真っ暗、月曜日定休日ですか、そうですか。
戻り際、つけ麺で有名な店がやっていたけど、さすがにお腹が一杯になってきて諦めました。
今日はお弁当なし、朝起きたらご飯が足りなかった。
お昼は月に一度は食べに行こうと思っていて全く行かれていない麺処おかじ@神保町(千代田区神田神保町)へ、数ヶ月に一度だと顔を覚えてもらえるはずもなく。
10種類弱のラーメンがあるので、一年程度でメニューコンプできそうですが、スープを変えてきたり、季節の限定もあるし、なかなかコンプできません。
向かいのカレー屋の行列を尻目に店内へ、満席かと思ったら1席だけ空いていました。
周りを見ると昨今の天候を反映してかつけ麺のお客さんが多いですね。
5分ほどしてつけ麺650円、夏季限定ではない通年販売になります。
麺量は二玉と食べ応えがあるけど、つけ汁に浸してつるっと手繰ると低加水の平打ち縮れ麺が食べやすくて足りないくらい。
ラーメンでも美味しいのにつけ麺も美味しいのか、冬に食べてみるのも面白そうです。
つけ汁は鶏白湯に魚粉を浮かべ、サイコロチャーシューとメンマが沈められていて、麺を手繰るのとチャーシューを食べるのと、代わる代わる食べます。
多いかと思った魚粉はそうでもなく、気が付くと麺を食べ終わっていました。
スープ割りをお願いすると、レードルでタレをひとすくい入れて、ラーメンスープを注いで。
すんごい美味しいわけじゃないけど、普段使いのラーメン屋としては秀逸、神保町に事務所があって良かった。
ご馳走様でした、また、食べに来ます。
ラーメンの繁盛店2011年版の掲載店全店制覇はあっさりと敗れ去ってしまったけれど、年を越えてもしみったれて行くだけいっておくかと。
神田から京浜東北線で1本か、と思ったら行こうとした駅はそもそも京浜東北線上ではなくて。
つまり、乗り換えが品川か、川崎か、横浜か、の選択になるけど、品川で乗り換えろと駅すぱあとが言っている。
駅を降りてお店に向かうも真っ暗。
ネット情報では無休とも不定休ともあったけど、閉店した情報は無かったのでもう一回来なくちゃ。
で、本来なら行く予定ではなかったけどここまで来て行かないわけにはいかなくなってしまいました。
駅からちょっと歩く感じで啜磨専科(すすりませんか)@上大岡(横浜市港南区上大岡西)、横浜で名前の通ったG麺7の2号店になります。
2階が住居のような一軒家ですが床面積はかなり狭い、いや、厨房に十分なスペースを取ったから客席が狭いのか。
店外に券売機があるので、自身の後ろにお客さんが多くなら並ばなければゆっくりと料理を検討できます。
雨の日は食券は買いにくく、店外待ちもしにくい気がしますが、確認していませんが軒先にテントでもせり出してくるのでしょうか。
全体的に値段が高い印象で、ラーメンは800円、つけ麺は830円スタートだけどいずれも麺量は120g、「普通」の240gは880円になります。
夏麺スタンプラリーをやっていて、対象商品の「冷やし」は冷やしみそつけそば950円、なんでもフランス産小麦粉を使用しているとのこと。
店内は横一列のカウンター7席と、カウンターを背にした壁向きに2席です。
ティッシュはカウンター台の上の天井から張りだした仕切りに下向きに取り付けられていますが、これ、すっと引っ張ったときに1枚ではなく複数枚が取れてしまい、ひらひらっと厨房に舞ったりしたら大変なことになりませんかね。
そんなことにはならない仕掛けがあるのかな、よく分かりません。
卓上のカスターセット台、箸立て、コップはいずれもステンレス製でスタイリッシュ、カウンター台も打ち込みの入ったステンレスでかっこいいのですが、肝心のテーブルは木目調。
一杯ずつ丁寧に調理されているので6分ほどかかってザしおつけ麺並240g880円、先に麺、続けてつけ汁。
つけ汁の見た目はさっぱり塩味で、一杯づつ雪平鍋で煮立ていて火傷をするほど熱くて麺を「温め直して」食べる感覚、干しエビもあしらってありこれが人気の秘密なのかな。
細めの平打ち麺はお蕎麦のような色合いで固め仕上げ、この組み合わせが横浜のトレンドなんでしょう。
深みのある麺皿にはサクサクした食感のぶっといチャーシューが4本、茹で上げたほうれん草が一掴み、細切りの万能ねぎ、鶏チャーシュー、板海苔。
麺を食べているとつけ汁にとろっとろのチャーシューが沈められていました。
食べ終わってスープ割をお願いすると三つ葉をたっぷり入れてから専用スープを割り入れてくれます。
ご馳走様でした。
来た道をそのまんま戻ってタンタン@上大岡(横浜市港南区上大岡西)、さっき店先を通ったときも外待ち10人くらい、今も10人くらい並んでいます。
並んでまで、待ってまで食べたいラーメンなんですね。
店先の看板には「中華上大岡タンタン」とあるので「上大岡タンタン」が正式な屋号だと思うのが自然ですが、実は「タンタン」が正式屋号、タンタンという屋号のお店は全国に多くあるので、通称は「上大岡タンタン」でしょうけど。
自分の前に並んでいる人は並んでいるウチにオーダーを聞かれていて、私の前のアベックも「何を食べようか」と検討していたのですが、席に着いてから周りを見渡してから決めようとしていた私はノーアイディア。
ガラス越しに店内を見ると、並んでいる場所から見えやすい位置にメニューの短冊が並べられていて、そのメニューが全部ではないけどとりあえずには十分です。
しかしして、その後店員さんはオーダーを聞きに来ることもなく空いた席に待ち客を案内していて、私は10分ほど待って案内されました。
12席あるカウンターの中央辺りに座ってお冷やを飲みながらオーダー、辛くできますかと尋ねるとできますと返ってきたので一番辛くして下さいとお願いしました。
目の前の厨房はまさにタンタン劇場と化していて調理人2人と麺茹で、配膳盛り付けでごった返していて自分のラーメンが出来上がってきたのに驚くほど見入ってしまいました。
小上がりの3卓用意されている6人掛けテーブルに案内されたら、この店で食べる楽しみの半分も味わえないだろう。
2人の調理人さんは全く声を掛けることなく注文を分業して調理されていて、頭1つに手と足が4本あるかのような動き、無休での長時間営業だからこの2人のペアで調理される時間帯はそう長くないと思われ、今がその時間帯でラッキーでした。
麺茹でも特徴的で、衛生的にダメと言うことは無いけど、全く意味の分からない茹で方をされていました。
10分ほどしてタンタンメン激辛680円、辛さは小辛、中辛、大辛、そして激辛。
ザクロを割ったような赤さのスープは唐辛子の色ですが、別に辛いと言うことは無く、「本当にこれが激辛か」と聞きたくなったけど抑えて。
鶏ガラや野菜ダシをベースにニンニクと挽き肉をたっぷり溶かし込み、溶き卵をふんだんに入れて、青菜を合わせてあります。
中太麺はかなり主張があって美味しく、タンタンメン以外のメニューでも味わってみたい感じです。
一気に食べきってご馳走様でした。
帰りは横浜駅経由で海老名に出て帰宅。
お昼は手製お弁当、さっと詰めるだけで一食代浮くので助かります。
最後の追い込みとばかりに仕事をして、事務所を後にして。
蒙古タンメン中本高円寺@高円寺(杉並区高円寺南)に着いてみると、店先の2軒が事前の情報通りに撤収していました。
高円寺らーめん横丁は、くるりと村上朝日製麺所が撤退して、大喜の跡には新しいお店が入っていました。
そのシャッターの前に堂々と看板を置いてありましたが。
事前の情報通りの限定メニューが今月も継続、売上げも上々と聞いています。
以前の中本の限定メニューは月替わり、一週間程度のみ短期間、周年イベント絡みで数日、のいずれかでした。
ですので、各店の訪問予定も立てやすかったのてすが、今は中旬に始まって次月中旬とか、他店のレギュラーメニューをさも限定メニューのように販売とか、予想が立たなくなっています。
浜そばも「社長の営業戦略」で今月も継続。この暑い夏に向けて(ラーメン程では無いけど)暑い油そばの投入の意味が分かりません。
まばらなお客さんの店内でのんびりしながらラーメンが出来上がるのを待ちます。
しばらくして浜そば830円、麺太麺変更60円、単品麻婆120円。
麺を通常のサッポロ製麺ではない太麺に変えてみましたが、タレもトッピングも何にも変えないから味は思ったほど変わっていません。
トッピングは温玉、ねぎ、メンマ、刻み海苔、細切れレタス、辛子肉、茹でもやし、ゴマ。
「ご希望に方に」と案内されていますが、何も言わなくても出て来た特製ラー油を回しかけ、さらに酢も回しかけ、全体を良くかき混ぜて食べてました。
大喜の後に入ったのは大塚が1号店、八王子に2号店、そしてここ高円寺に3号店のラーメン春樹高円寺店@高円寺(杉並区高円寺南)。
今月の2日に新規オープン、オープン3日間は3メニューに絞って半額セールをされていて閉店までお客さんが途切れなかったそうです。
店先にメニューが紹介されていて、つけ麺は並盛350g、大盛り550g、特盛り750g、山盛り900gまで同額、ノーマルと辛つけ麺、野菜つけ麺の3種類。
ラーメンは並盛1玉、大盛1.5玉、特盛2玉までが同額、醤油と塩の2種類。
お子様セット、ライス類のサイドメニュー、餃子と揃っていました。
ラーメンは690円スタートですがつけ麺は780円スタート、麺大盛りを基準に原価計算されて値段を決めているようです。
店内を見渡すと先客数人ですが、それでも1人もお客さんがいなくなることはなく、1人帰れば1人入ってくる感じでした。
以前とは入口側のU字カウンター14席はそのままで椅子をゆったりしたタイプに変え、奥のカウンターは撤廃してテーブル席、4人掛けが2卓、2人掛けが2卓としていました。
食券を店員さんに渡すと「大盛り無料ですが」と聞かれますが並で、「麺は熱いのと冷たいのができますが」と聞かれたので冷たいので。
お冷やを飲みながらのんびりと出来上がりを待ちます。
しばらくして超濃厚魚介とんこつつけ麺780円、先ずはトッピング皿、麺、つけ汁の順番で運ばれてきました。
店先のポスターでは「特別に配合した小麦粉で作り上げた当店自慢の麺、小麦の香り、旨みそして本物のコシを味わえる超極太麺。これぞ専門店の超濃厚つけ麺!!何も言わずに食ってくれ!!」とあります。
超濃厚には程遠い平均的な濃度のつけ汁に全粒粉のような王製麺所の太麺、特別な凄さは感じませんでしたけど平均点は軽くクリアしていますね。
チャーシュー、メンマ、ネギ、半身の味玉、海苔に魚粉を含めたトッピングが別皿になっているのがいいですね、食べたいときに食べたいだけつけ汁に浸けられます。
麺を食べ終わったらスープ割りをお願いしました。
先ずは刻みネギを振り、専用に作られて温められている割りスープを注いでくれます。
意外とこのスープ割りが美味しくて、殆ど飲んでしまいました。
ご馳走様でした。
お昼は天雷軒神保町店(ホームページ)、東日本橋を本店とし、神谷町、築地駅南、九段下と全五店展開されていますが、ホームページには神谷町と神保町は掲載されていません。
さらに今月末で本店が閉店すると告知されています。
店先から店内が覗けるので、満席近いと「並んでまでも」と思うお客さんが多いみたいで、店外待ちを見たことがありません。
入ってみれば8割以上は埋まっている感じで、券売機を見ると冷やし中華の他に夏メニューがラインラップしていますが、店内表示がありません。
売り切れランプが点いているので、少なくとも平日昼間は販売しない感じです。
奥の席を案内され、お冷やを飲みながらラーメンが出来上がるのを待っている間、卓上に用意された「トッピングはいかが?」との説明書きを読みます。
この時点で読んだところで間に合いそうもありませんが、まあ、現金オーダーもできるでしょうし、次回訪問時に参考にされると思います。
女性客限定でプチデザートが用意されているのですが、一度も見たことがありません。
たまたまた隣が女性客という機会があっても、彼女がデザートを頼んでいるタイミングで食べ終わってしまっていたり。
と、冷やし中華600円、多分夏季限定(ホームページに告知無し)。
洋からしが添えていない冷やし中華はちょっと違うんですけど、ややとろみのある醤油ダレもちょっと違うんですけど。
お店が「これが冷やし中華だ」といえばそれは冷やし中華でしょう。
新しいメニューを考えるときに、麺を変えないか変えるかはとても大切なのことだと思います。
醤油ダレは実に細麺に合っていて、店主さんの新しい試みに脱帽、美味しいですねえ。
トッピングは細切り胡瓜だけが見慣れた食材で、キクラゲ、ゆで玉子、プチトマト、鶏肉のささみ、水菜、白ねぎは使われていそうで使われないことが多いです。
良くかき混ぜて食べるというより、少しずつつまみながら頂くのがいいですね。
ゆっくり食べましたがあっさりと食べ終わってしまい、ご馳走様でした。
夜が遅くなりそうなので初代継承哲麺@神保町へ、去年に引き続き今年も冷やしラーメンが始まりました。
店先には2つの立て看板があり、1つには「7月 2玉まで替え玉無料」とあります。
替え玉(麺大盛り)に対して幾らの値段を付けるかは、原価計算というよりお店の営業方針でしょう。
古くは博多天神、入口に無料替え玉券が置かれているので実質替え玉無料、新しくは博多風龍の替え玉2玉まで無料、他にも替え玉無制限無料なお店もあります。
1つにはつけ麺に味噌味が始まったとありますが、これから熱くなるのになんで味噌味、みたいな。
そして冷やしらぁめん、並、中、大が同額とありますが、まあ、並で。
店先で食券を買って店内へ、右側から奥への厨房に向いたカウンターと、反対側の壁向きのカウンター席のみ。
満席かと思うほど混んでいて、なんとか空いている席を見つけて座りましたが、テーブルに下に荷物置きが無いのがなんとも。
100円でかけ放題のカレーライス、だれも食べていないのはなぜだろう。
黒ウーロン茶を飲みながら出来上がりを待っていると、程なくして冷やしラーメン並650円。
まあ、冷やし中華じゃないから洋辛子が無くてもいいけど、なんかてんこ盛りだなぁ。
麺が見えないほど盛り付けられた茹でモヤシ、貝割れ大根が乗せてあり白胡麻も振られています。
細切り胡瓜とハムも混ぜてあって、某G系のようになかなか麺に辿り着きません。
やっと麺を食べたら何かでスープが生ぬるくなっていて、ちょっぴり残念です。
細麺は他のメニューと同じようで、味玉がまるで手で割ったようになっていたのが不思議です。
仕事が終わったのは予想より少し早めの一時、帰れないのが分かっているのだから事前にビジネスホテルを予約しておけばいいのに。
人生において計画的な部分と計画的ではない部分があるとしたら、殆どが計画的ではないから、別に蔑むことではないか。
そんな時間だからすぐに横になればいいのに、それができないダメ人間。
人生においてダメな部分とダメじゃない部分があるとしたら、殆どがダメ(以下同文
前回に引き続き餃子の王将水道橋店@水道橋(千代田区三崎町)、今回は前回よりお店が混んでいます。
なんとかカウンター席に空いている席を見つけ、鞄を置く前に生ビール483円、餃子231円をオーダー。
生ビールはさっと出て来ましたが、餃子は半ば忘れられていたようで、ビールを半分くらい飲んだところで運ばれてきました。
全体的にしっとりしている餃子はビールに実によく合います。
餃子は色々な食べ方があると思うけど、私はラー油と酢を餃子に直接掛けて食べます。
水餃子ならば酢と醤油だけ、決して他人には勧めないけど、私はこの食べ方が一番好きです。
ビールだけだと何なので、前回同様、司をロックで、焼酎だけだとなんなので、のり塩ポテト180円。
ポテトは思った以上に量があったな、あんまり塩をが効いていないので掛けると美味しそうだけど身体にも悪そうだな。
〆に選ぶラーメンはまだまだ種類があるけど、今日は夏季限定と思われる冷しタンタンメン609円。
大きなドンブリに盛り付けてあって、汁が飛び跳ねないようにゆっくりと細麺を持ち上げて全体をかき混ぜます。
ひえひえのスープにひえひえの麺がとても美味しくて、少ない麺量を睨め付けてしまいました。
トッピングには細切りキュウリ、白髪ネギ、肉味噌、温泉玉子、お値段以上のお得感があります。
胡麻の風味に囲まれながらご馳走様でした。
また来てしまったカプセルホテル。
次回こそはちゃんとホテルを予約しよう。
朝食はたいていお蕎麦ですが、たまにはハンバーガーも悪くないな。
さすがにマックは無理なので、モスバーガー水道橋西通り店にて朝モスAセット270円。
Aセットはおはよう朝モスでは一番安いメニューで、ホットドッグとかトーストとのセットもあります。
私の知っているモスバーガーのどの店舗もカウンター席にはACコンセントが用意されていますが、マックのようにガキが来ないので綺麗に使われていていいです。
お昼はお弁当、298円か398円かを選ぶのが楽しみですが、その楽しみも数秒間だけ、今日も298円にしてしまいました。
「今日は(昨日は帰っていないので)帰らせて下さい」と懇願したにも関わらず、仕事が終わったのは終電が行ってから30分もしてから。
タクシーで帰ってもいいのだけれど、面倒くさいよね。
西に向かう同僚に乗せてもらったタクシーに相乗りして新宿で降ろしてもらって。
蒙古タンメン中本新宿@西新宿七丁目に着いてみると8割程度の入り、混み合っていますね。
先ずはビール500円で今夜は新宿で1人お疲れ様会、そろそろ付き出しに工夫が欲しいですね。
しばらく林店長と雑談をしていると今月の時間限定メニューであるTOKIO醤油830円、ミソスープ170円、ハンさん作。
新宿店の名限定メニューとのことですが、私としては別にという感じ。
スープの量が以前の半分しかなくて、中華餡の量は倍以上あって、このままでは汁無しになってしまいます。
これはこれで私は悪くないと思っていますが、さてさて、どうなることやら。
TOKIO醤油には豚肉ではなく牛肉が使われているので、ハンさんにゴモミヤサイをお願いすると林店長が不在の時に限って豚肉の替わりに牛肉で調理をしてくれます。
今月はそういうタイミングを計れる事はないだろうけど、また、食べてみたいですね。
ご馳走様でした。
今夜は新宿、グリーンプラザ泊。
何時までに食べたら朝ラーと呼ぶのか分からないけど、朝7時だったら朝ラーでしょう。
朝は4時から夜の1時まで営業されている桂花新宿ふあんてん@新宿三丁目(ホームページ)、朝ラーを食べに来るのは2回目か3回目になります。
メインが地下1階でサブが地下2階、朝(午前中)は地下2階でのみ営業ですのでぐるぐると階段を下がってお店まで。
先ずは券売機を見ると、普通の朝ラーメンを提供しているお店は朝ラーメン以外は売り切れランプなのですが、全品購入可能です。
つまり、朝から全てのメニューが食べられるけど、朝ラーメンは朝しか食べられないということです。
間違えずに朝ラーの食券を買って、店内にテーブル席に陣取り、プアール茶を飲みながら改めてメニューを見ます。
朝ラーメンは券売機では朝拉麺ですがメニューでは「純麺500円」と表記されていて、安さだけならば細麺桂花500円もあり、他は同じメニューみたいですね。
しばらくして朝拉麺500円、随分食べていないのでハッキリしませんがドンブリも小さめかな。
スタンダードからメンマ、茎わかめ、味玉を抜いてチャーシューと万能ネギのみのトッピングですが、スープと麺に手抜き無しで、ランチタイムに発売しても違和感ないとは思いますが。
スープは昔っから変わっていない旨みの強い豚骨出汁、味が落ちたと感じる人は自身の舌が肥えた人でしょう。
麺量は少なめですので朝食にぴったり、毎週食べたいなぁと思いながらご馳走様でした。
滅多に新宿に来ないのでぐるりとしながら新宿三丁目駅から氷川台へ。
氷川台からのんびり歩いて蒙古タンメン中本本店@上板橋(板橋区桜川)、開店時間の10時の僅か前に到着しましたが、店先には既に10人以上並んでいます。
とはいえ、店内の客数よりも少ないので、1回目で座れることは間違いなしです。
今月の限定メニューは13日(つまり昨日)までが冷やし麻醤麺、17日(つまり連休明け)からが冷やし味噌やさい、この三連休は限定メニューは発売されていません。
限定メニューを狙って訪問することが多いので限定メニューが売れているように感じますが、お店の営業を支えているのは定番メニューであり、地元のお客さんです。
本店のメニューを全て食べてしまったわけではありませんが、まあ、今日は非辛で行くかと券売機のボタンを押して食券を買い、カウンター席左側の厨房目の前に案内されました。
色々な人の色々な調理を眺めてきましたが、今日は東江副店長さんが大きな中華鍋を振っていました。
しばらくしてスタミナラーメン800円、プチ冷味丼160円、チーズ60円。
キャベツ、タマネギ、ニラ、ニンジン、スライスガーリックを炒めた中華餡をたっぷり掛けたラーメン、スープは醤油味で中華餡に実によく合います。
サッポロ製麺の中太麺も息を吹き返したような食感、とても美味しかったです。
ご馳走様でした。
ここから秋津に行くのに氷川台−小竹向原−秋津と乗り継いだ方が安いだろうと思いましたが、念のため検索するとそのルートは420円。
上板橋から朝霞台、北朝霞から秋津と乗り換えた方が400円と20円安い、時間も殆ど変わりません。
また今週も朝霞台を通過するのかと自身を呪いながら東武東上線、武蔵野線と乗り継いで秋津へ。
お店に向かっていると休憩室から出て来た店長さんとばったり、ちらと挨拶して。
QBハウスで髪を切ってから行きますと伝えると「私の行きつけです」とのこと。
いつも通り「5ミリで」とお願いして。
蒙古タンメン中本秋津@東京都東村山市に着くと店内待ち1人、連休中は中本は空きますね。
すぐに案内されましたが食券を買って店内に入ると奥の席ががらがら、なんだ券売機の前で何を食べるか検討していたんですね。
がらがらなら無理を言って調理物でも作ってもらおうかとも思いましたが、まあ、いいかと、初志貫徹。
席に着いてスタンプ対策の計算合わせの缶ビール350円を飲みながら、手隙の店長さんとあれやこれと四方山話。
しばらく話しをしてから、冷し味噌ラーメン770円、麺少なめ。
ピュアな冷し味噌を食べるのは何年ぶりかと(2010年8月以来)、決して嫌いなわけじゃないのですが仕込料理ですから。
冷し味噌が旨いとの噂でしたが食べてみるとホントに旨い、ここまで旨いのは独立したからかな。
麺もきっちりと茹で上げてしっかりと締めてあって美味しかったです。
ご馳走様でした。
その後、1回帰宅してから小田原に出掛けました。
彩酒亭洞で第24回日本酒を楽しむ会、洞での開催は焼酎が圧倒的に多いのですが、珍しく日本酒の会。
大好きな居酒屋ですが年に数回しか立ち寄れないのがすごく残念、数回でも来られるのは幸せか。
開催時間が迫っていたので殆ど一杯でしたが、なんとか知り合いの近くの席に座れて良かったです。
というか、殆どの参加者は顔見知りで、どこに座っても大きな問題にはならないけど、飲み過ぎてしまわないように撮影に専念したいので。
でも飲み過ぎましたけど。
乾杯のビールはなくて最初っから日本酒、今夜は愛媛の蔵元である成龍酒造さんを招いての会です。
愛媛と言えば近々遊びに行く県、蔵元さんと仲良くなって蔵元に行った時にグッズを買おっと。
洞では食器や湯飲み、ぐい飲みを全て近くの窯元にお願いして焼いてもらっていて、唯一無二、全て違う形です。
洗うときや収納が大変だとは思いますが、こちらとしてはその食器がとても楽しみです。
今日はいきなりちゃぶ台の半分ほどの大皿が出されてびっくり、こういう大宴会でしか使えないけど用意されているのですね。
刺身、煮物、豆腐、湯葉、玉子焼き、吸い物、冬瓜、などなど、どの料理もハズレ無し、美味しすぎます。
お酒の方は大吟醸から始まって生原酒を3種類、最後は生詰と全部で8種類、どれも甲乙付けがたい美味しさ。
仕込水は一升瓶で6本ほど用意されていましたが、蔵元で詰めたばかりのをクール宅急便で送ったそうです。
蔵元を招いた会だとプレゼント大会があって、まあ、ジャンケン大会なので一度も買ったことはないのですが、なんと、今回はTシャツが当たりました。
何かの飲み会に着ていこっっと。
定刻になってお開き、目指すは2号店のナブラヤ ウロ、いつも通りに混んでいましたが、なんとかねじ込んで席を空けてもらって。
その開けてもらった奥の席に行く途中、何気なくカウンター席をみると知った顔、おお、久し振り。
異郷の地で知り合いに会うとは何というか、どんだけ飲み歩いているんだよと言う話し。
終電を気にしながらバラバラと飲み始め、オレは満喫でもいいかなと思いつつ、帰れるものなら帰りたいと。
テーブル反対側に座った会の主催者が私を見ながらニヤニヤしていて、なんだかなぁと思っていたら「こちらがふらわさんだよ」と紹介していました。
ブログのファンとのことで、なんかこうやって読んでくれる人に会えると無性に嬉しいです。
ブログからツイッター、ミクシィ、等々を調べて本名や勤務先まで調べて喜んでいるファンもいれば、ブログの間違いや誤字脱字を必死に探すファンもいれば、こうやって会っただけで喜んでくれるファンもいて。
ああ、ブログをやっていて良かったよ。
帰りは終電でしたが奇跡的に生還。
朝は冷や茶漬け。
どんなに暑い日でも熱いお茶を掛けるのが正統派だと思うのですが、冷蔵庫で冷やした日本茶を掛けるとこれまた美味しい。
庭は日陰なので犬は散歩に連れ出せとうるさいけど、こんなに陽が高くなってしまったら足を火傷してしまうよ。
下の子があちこちのお店を回りたいというので回ること数時間。
終わったところで車を降りて小田急線へ、もの凄くお腹が空いていたので久し振りに箱そばでも、と思いましたがすんでの所で我慢。
途中、電車事故で遅れながらも成城学園前に到着。
随分前からお店のオープンは知っていましたが、営業時間内にこの地に来ることができず、やっと訪問しました。
駅から緩やかな下り坂を南下し、大手スーパーのサミットに沿うように回り込みだした時点でお店が右側に見えてきます。
徒歩12分でろくとん軒世田谷店@成城学園前(世田谷区成城)、熊本に本店があって念願叶っての東京進出とのことですが、2号店がいきなり東京ってのもどうなんでしょうか。
店先に貼り出された写真やメニューを見ながら何を食べるかを決め、がらりと引き戸を開けて店内へ、「いらっしゃいませ〜」と元気一杯の挨拶に迎えられます。
挨拶されて黙っているのもおかしいとは思いますが、じゃあなんて返したらいいのか悩みながら券売機に向かいます。
メニューは熊本ラーメン1種類、トッピングとして味玉、ニンニク、チャーシュー、辛ネギ、海苔、コラーゲンドームなるものもあります。
大盛りは200円増しですが麺とスープが2倍になるとのこと、どんなドンブリになるのか見てみたかったのですが、見たいだけだったので並にします。
サイドメニューはライスとチャーシュー乗せ、好きな人にはたまらないでしょうね。
食券を買ってすぐ近くのカウンター席に座りました。
L字型のカウンターは10席だけですが、仕切りの先の小部屋に4人掛けのテーブルが1卓、用意されています。
食券を渡すと「ラーメン、はいりましたぁ」と店員さんにオーダーを通していましたが、麺の茹で加減は聞かれませんでした。
なんとなく家族なんだろうなぁと思いながら、大将、女将さん、娘さん、で切り盛りされています。
卓上には摺り白ゴマと白胡椒、辛子高菜や紅生姜が無いのは熊本ラーメンなのでしょうか、私には分かりません。
茹で時間1分20秒でぶたぁ麺580円、ステンレスの丸盆に乗せられて運ばれてきました。
熊本ラーメンと言うことで、さらりとした豚骨スープにくどすぎない程度のマー油を合わせてあります。
美味しいとは感じますが、近所に住んでいて車で来られるならともかく、わざわざ駅からは歩いてくるのは辛いかな。
極細麺は少し茹で過ぎですがオーダー時に「固めで」と伝えたらいいのかも知れません。
トッピングはチャーシュー、青ネギ、キクラゲとシンプル、スープの味を邪魔しないとは思いますが引き立てることもしません。
ご馳走様でした。
近くの若者が来店しないとは思いませんが、カウンター席をやめてテーブル席メインにして高齢者も立ち寄りやすい店内構成にしたらいいと思うんですけど。
ラーメン屋さんのことはよく分かりません。
来た道をそのまま戻って駅まで。
途中に太陰暦とタイトルがつけられた彫刻が飾られていました。
日本も明治5年までは太陽太陰暦を使っていて、その後、太陽暦に移行したんだっけ。
電車事故の影響はまだあって、各駅停車でのんびりと町田へ。
先月の6日に突然休業し、今月の14日に突然リニューアルオープンした蒙古タンメン中本町田@町田市、あまりにも謎が多すぎる。
店長の体調不良が原因とのことですが、なぜ副店長を店長に昇格して営業を続けないのか、営業時間は短くなってしまうだろうけど休業しなければならない理由がない。
というか、こういう店長が働けなくなるときのための副店長でしょうに。
怪我や事故ならともかく、体調不良ならば突然なったとは思えず、数日前や数週間前に休業の告知をするべき。
病気療養後に復帰するのが当たり前なのに、独立して店長さん所有のお店がなぜ蒙古タンメン中本の経営母体である誠フードサービスに経営が変わるのか。
リニューアルと言っても何枚かのシールを貼り替えただけ、店内構成は全く同じ、なぜリニューアルと言わないといけないのか。
店長は渋谷店副店長の倉井さんが異動、高円寺から古川チーフ、本店から山下さん、他店からのヘルプで渋谷店の平さん、アルバイトの姿はなぜ無いのか。
店内に入るとすかさず山下さんに「こんにちわ」と挨拶され、券売機を見ると中本の開店メニューに味噌卵麺とお弁当があります。
いつもだったら五目蒙古タンメンの所を作り物をお願いし、食券を渡していたら厨房から倉井さんが飛んできていて「お待ちしていました」と声を掛けて下さいました。
一言、二言、冗談を飛ばして、まあ、今回のことはほとぼりが冷めたらとして、店内待ちに並びました。
少し待って店内中央の席に案内され、先ずはビール500円で町田店再開店おめでとう。
これからどうやって付き合っていくか考えなければならないなぁと逡巡しているウチに、味噌卵麺850円、ヒヤミスープ170円、倉井店長作。
調理器具に慣れていないのか、疲れているのか分からないけど、盛り付けが雑で、これが中本の盛り付けと言ってしまえばそうなのですが、本来の彼の盛り付けではありません。
味もイマイチ、味噌ダレとスープが馴染んでいないのですが、いずれ時間が解決するでしょう。
ヒヤミスープもイマイチでしたが、今後に期待ですね。
当面は夜21時までの営業なので、当面は倉井さんが終日調理に立つようで、ほっと一安心。
平日並みに早起きして愛犬の散歩。
どんなに暑くてもゆっくり寝たいのですが、遅く起きると陽が高くなってしまっていて散歩に連れ出せないのでね。
世の中の愛犬家は立派だと思う、私には到底真似ができない。
出掛ける下の子を駅まで送っていって、その足で小田原を目指します。
小田原に行くには国道246号線と国道1号線のルートがあって、長い間246号線のルートで行っていたのですが、どうやら国道1号線のルートの方が近いみたい。
店には駐車場が用意されていないようなので、少し手前のコインパーキングに車を停めて歩いて味の大西小田原店@小田原市栄町へ。
明らかに「味の大西小田原店」が正式屋号なのに、食べログでは「味の大西」ってなっているし、まあ、食べログ見てこの店に行く人のいないか。
小田原系発祥の湯河原店の直系であり、店主さんが体調不良の時期は不定休でしたが、今は女将さんが1人で切り盛りされています。
神奈川西部に住むラーメン好きとしては小田原系の全店制覇は必須ではなく義務であり、その義務をほったらかしてあちこち食べ歩いていました。
これで老舗の小田原系店舗は全店制覇となりますが、後継者不足と思われていた小田原系にも新店が現れだしたので気が抜けません。
がらっと入ると広々とした店内に先客数人、女将さんに「お一人でしたらカウンターへどうぞ」と案内されました。
カウンター10席、4人掛けテーブル3卓、小上がりには6人掛けのテーブルが3卓という構成ですが、小上がりは使用禁止らしいです。
お冷やを持って来つつ「何にしますか」と聞かれたので、予め決めておいたメニューを伝えます。
改めてメニューを見るとラーメン650円、大盛りラーメン750円は普通ですが、改行する毎に値段が上がり続け、チャーシューワンタンメンや五目そばは1000円を超えます。
ご飯物も充実していてロースカツライスなど全て1000円越え、サイドメニューではありませんね。
お客さんはぽつりぽつりと入ってきて途切れないんだなぁと思っていると、ワンタンメン900円が出来上がって来ました。
「小田原系でチャーシューワンタンメンを食べなければ未食扱い」とまで言われますが、ま、私はラーメンフリークでもラヲタでも一般人なので。
溢れるほどまではいかないスープは真っ黒とまでいかず、醤油味も豚骨出汁も小田原系の標準からすれば随分とやさしめです。
室伏製麺の平打ち縮れ麺はたっぷりの麺量で、スープによく絡んで「これぞ小田原系」な味わい、この麺がこの地を出ない限り、他の地で小田原系は再現出来ないんだな。
太く柔らかいメンマがごろごろと10本以上、チャーシューも分厚く刻んであってスープを吸わせて食べるタイプ。
餡がたっぷりで食べ応えのあるワンタンは5個も入っていて食べ応え十分、まあ、900円だからな。
青ネギと三つ葉がドンブリの隙間を埋めていて、板海苔一枚、食べているとドンブリの底に柚子皮が沈めてありました。
いやはや美味しかったご馳走様でした。
その足でまっすぐ向かうと5分で次の店に着きますが、店先の駐車場は満車、車をどこかに停めてきてから戻ってきてもいいのですが、店先の写真に車が写ってしまうしな。
いったん行きすぎて、近くのコンビニで休憩した後に戻ってくると駐車場が空いていたので停めました。
ラーメン味の大西三代目@小田原市荻窪、先月か先々月に閉店した味の大西大井町店の店主さんのご子息がオープン、って、なんで同じお店で再開しないのかな。
味の大西で初めてであった券売機、醤油ラーメン、酢ラーメン、野菜ラーメンの3種類、酢ラーメンは大井町店限定メニューだっただけに「もう食べられないのか」と泣いていた矢先の復活、初訪問なのにどっちを食べるか悩んでしまった。
小田原系でイチオシメニューのワンタンメンが左端なのが流石といった感じ、続けてラーメン、チャーシュー麺、チャーシューワンタン麺の順番に並んでいます。
カウンターは3席と5席で店内奥側にはテーブルを置けるスペースがあるにも関わらず空けたまま、空いたスペースで席が空くのを待ちます。
この、テーブル席が無いというのも小田原系で初めてかも、いずれオペレーションが落ち着いたらテーブルを置くのでしょうか。
10分ほど待ってカウンター席右側へ、目の前では店主さんとお母さん(元大井町店の女将さん)が手伝っていました。
5分ほどしてチャーシュー麺850円、2軒続けてワンタンメンでも良かったんですけどね。
直系小田原系のスープは甘味さえ感じるトンコツ出汁に真っ黒ながら塩気を抑えた醤油ダレのスープ、ほほぉ、開店一ヶ月でここまでの出来には驚きました。
室伏製麺の平打ち縮れ麺が実にスープによく合います、お店の近くに住んでいる人、特に小田原市役所の人が羨ましい。
「小田原系の中では」という狭いくくりをすれば、スープの味わいは薄めに属しますが、普通のお客さんはあちこち食べ歩いたりしないですから。
一般的には厚め、小田原系としては薄めの切り出しになるチャーシューが五枚、このチャーシューの旨さこそが小田原系なんですね。
メンマは数本でしたが茹でモヤシはたっぷり、茹でワカメ、刻みネギ、と値段相応の美味しさです。
途中から自家製と思われるラー油を数滴、酢を2回しほど掛けると個人的な好みの味になってさらに美味しくなります。
思わずスープを飲み干してしまいそうでしたが、踏みとどまってご馳走様でした。
戻ってきてゆっくり、明日に向けて早く寝ないと。
今年も去年と同じ場所に咲いていたキメラのオシロイバナ。
二色が混じったのはよく見かけますが、三色は初めてお目に掛かりました。
お昼はお手製お弁当、ご馳走様でした。
終電間際に帰宅してきてらーめん福屋@秦野市、終電過ぎまで営業しているラーメン屋さんがあると助かる。
近くにラーメン屋さんがあると、お気に入りの中華料理屋さんにはすっかり行かなくなってしまった。
私ってホントに適当だと思う、毎月行くって言いながら行っていないお店、数知れず。
未だ自動ドアとならない引き戸を手動で開けて店内に入り、店員さんからのご挨拶を受けます。
よく「そんなに店員さんに顔を覚えてもらいたいですか」とコメントをいただくことがあるけど、お客さんの顔を覚えるのはサービス業として基本中の基本で、その基本がシッカリできているかどうかがお店の評価の一要素になると思うのですが。
同じお金を払って食事をするんだから少しでもいい思いをしたいと思わないのかなぁ。
逆に、顔を覚えてもらって嫌な事ってあるんだろうか、私には分からない。
券売機でポチ、ポチと食券を買おうとしたら生ビールセット650円のボタンを見つけたのでポチ、だけで。
カウンター席に座る前に、お冷やを置きにきて食券を引き取るために立って待っている店員さんに食券を渡すと、チャーシューにしますか、餃子にしますかと聞かれます。
つまり、チャーシューか餃子かのいずれか一品と生ビールのセットで、バラで買うより100円(生ビール450円+手作り餃子300円)安くなります。
いつの頃からかラーメン屋でビールを飲むのを何とも思わなくなってしまいました。
食べ歩きの真似事を始めた頃は(今でも真似事の域を出ていませんが)、アルコールを口にしたら味が分からなくなると、ラーメンを食べるときは絶対に飲まなかったのに。
〆にラーメンを食べるなんてコトをしたのは食べ歩きの真似事を始めて5年位してからかですし。
ビールを飲み終わる頃に餃子、餃子がくる前かきてからかは人によって違うでしょうけど、つけだれを調合する人が殆どでしょうけど、私は餃子にそのまま掛けて食べます。
掛ける調味料は水餃子と水餃子以外で変えていて、今夜は焼餃子なのでラー油と酢を掛けます。
冷凍だろうけど冷凍とは思えない柔らかさの皮。つい大きさと餡の多さに目が(舌が)いきがちですが、点心は皮のおいしさを味わう料理。
中華屋が経営しているラーメン屋は基本ができていて、嬉しいですね。
餃子を食べ終わったところでおもむろに立ち上がって券売機へ、メニューには乗っていないけど券売機のボタンにだけ用意してあります。
程なくして冷やし担々麺850円、ひょっとして関連店で販売しているメニューでしょうか。
青梗菜が乗せられている麺相の担々麺は久し振り、練り胡麻をたっぷり溶かし込んだ中華スープが実に美味しい。
他のメニューに比べて値段が高いのでこのお店のお客さんの殆どを占める学生には手を出しにくいかも知れないけど、夏のウチに一度は食べてもらいたいです。
数種類の麺を使い分けていますが、担々麺に合わせてきたのは一番の太麺、茹で時間が短いのか少し固め、若者向きって事ですね。
辛味と酸味は抑えめですので、卓上のカスターセットを回し掛けて美味しく頂きました。
ご馳走様でした、また食べに来よう。
やや寝坊に付き、最寄り駅までバス。
バス代170円を稼ぐには駅まで20分歩かなければならない田舎に住んでいるのですが、そんな田舎者の戯れ言を真に受けて「営業妨害だ」とか言われてもなぁ。
お昼は富山ブラックラーメンだらんま@神田(千代田区内神田)にて油そば800円。
浅草に2号店があるのでそちらも訪問したいと思いつつ、新しいメニューが発売されたと聞いて食べにきました。
夜限定でおつまみメニューを始めたようですが、飲み物は瓶ビールしか用意されていません。
「富山ブラック!!」をひっさげて神田にオープンしたときはぐっと構えましたが、その後、落ち着いたみたいでお客さんは半分くらいの入りです。
ラーメン屋を経営したことがない人の戯言と思って聞き流していただきたいのですが、ラーメン屋ってどのくらいのお客さんが入れば営業が成り立つのでしょうか。
ランチタイムは外待ちができるほど並ばないとダメなのかな、外待ちできても客数以上は売れないわけだから客数もそれなりに必要だし、そうすると家賃とか人件費も掛かるだろうし。
よく分からないので、食べる側でわいわいやっていた方が楽だな。
何回か訪問した開店当初同じ三人体制で調理されていて、出来上がったラーメンをカウンター台越しに渡さずにぐるりと回って客席まで運ぶスタイルも同じ。
8分ほどして油そばが運ばれてきました、平皿に盛り付けられていると冷やし中華みたいですね。
油そばって事で良くかき混ぜるのだろうと、箸を割り入れて麺を持ち上げ、全体を良くかき混ぜます。
ラーメンと同じ極太縮れ麺のようで、全体的に振りかけられた黒胡椒も相まって濃いめのタレと良くあってとても美味しいです。
卵黄が尖った辛味を抑えてくれていますが、その尖りが好きなお客さんも少なくないでしょうから、卵黄は別トッピング(またはサービス)がいいなぁ。
厚めに切り分けられたチャーシューはとても美味しく、メンマ、刻みネギは普通でしたが、赤巻かまぼこってなんだろうか。
夜にはお酒のつまみとしても単体発売されていますが、周りを色づけされたかまぼことどこが違うのかな。
途中からラー油と酢を回し掛けてご馳走様でした。
お昼は三田製麺所神田店(千代田区内神田)(ホームページ)にてつけ麺涼梅(中:300g)800円。
三田に三田製麺所がオープンした頃から何回か食べに行っていて、歌舞伎町、恵比寿南、くらいまでは開店ダッシュしていましたが、あっという間に息切れしてしまい。
今年の7月には梅田にもオープンして全14店舗、閉店したという話しを聞かないので地道に店舗を増やしているのでしょう。
店内に入るとガランと広い三田製麺所の雰囲気、場所柄か歌舞伎町店では券売機制でしたが、他の店舗は伝票制になっているので、先に空いている席に座ります。
厨房を囲むカウンターは5席、3席、8席、テーブルは6人掛け1卓、4人掛け5卓、夜の居酒屋営業にもきっちりと対応できます。
一部店舗や一部期間でラーメンを発売したことがあるようですが、つけ麺専門店を名乗るだけあってメニューはつけめん、辛つけめんの2種類で、麺量は200g、300g、400gまでは同額、500gは100円増しです。
店先は2種類の限定メニューが告知されていますが、辛い方は土曜日(21日)からの販売、梅の方は先週の土曜日(14日)から販売になります。
カウンター席でお冷やを飲みながらラーメンの出来上がりを待っていると、8分ほどして出来上がって来ました。
ポップには『特製梅肉つけ汁に大葉,とシソの実が爽やかな純和風つけ麺です。』とのあります。
通常のつけ麺のつけ汁に梅肉を溶かし込み、大葉、シソの実を乗せただけですが、このアイディアが秀逸で実に美味しく仕上がっています。
特にシソの実がとても美味しくて、他のつけ麺屋も真似して欲しいな。
ベースのつけ汁は濃厚豚骨魚介、一時は新店が出ると必ずこのスープでしたが、今では余り見かけなくなりました。
麺は店名にあるような自家製麺でぴかぴかと光ったつるつると太麺、麺だけでも十分に美味しいのに、つけ汁を付けてもっと美味しい。
トッピングを増やしたり、スープに味を足したりして限定メニューをジャンジャン出すお店も多いけど、この店は滅多にやりませんね。
なんてことを考えていたら食べ終わってしまい、卓上に置かれたポットから割りスープを入れてスープ割りを楽しみます。
熱々にはなりませんでしたが、猫舌の私にはちょうどいい感じ、ご馳走様でした。
夜は今月未食の御徒町に向かおうとしましたが、耳寄りな情報をキャッチしたので来週回し。
なんてことなく鰻が食べたくなり、鰻丼やうな重ではなく鰻だけを食べたくて、名代宇奈とと神田店(ホームページ)にきてみました。
店先に貼り出されているメニューを見て単品売りが無ければやめようと思いましたが、しっかりあるので入ってみました。
真ん中通路の両側カウンター10席ずつくらい、お客さんはポツリポツリ、飲んでいるお客さんは一人だけいました。
先ずは(焼きに時間が掛かるかもと思って)「肝串、塩とタレで」とお願いすると女将さんが「肝串ね、何か飲まれますか?」と聞いて下さったので、メニューを見ずに「生下さい」とお声を掛けました。
料理の味に好みがあるように、接客にも好き嫌いがあることが当たり前ですが、こういう半ば押しつけがましいお店は好きです。
「肝串だけ食べるのはおかしい、きっとアルコールを飲むだろう」と思われてもお客さんが何か言うまで黙っているお店もあるでしょうし、そういう接客が好きなお客さんも多いと思います。
「生下さい」とお願いしたら「中と小がありますが」と聞き返されるのが好きなお客さんも多いでしょうし、無条件に中を出すお店が好きなお客さんもいるんじゃないかな。
肝串は塩とタレで別のお皿で出され、食感も味わいも独特、大好き、ああ、ビール一杯では全然足りませんが飲み物を勧めてくれた女将さんは帰っちゃったし。
二杯目はレモンサワー、サワーが入っていないんじゃないかと思うほどさっぱりしたレモン水。
さて、飲んでいるときにずっと悩んでいたこと、蒲焼きは小か大か、400円か600円か、食べきれないと言うことは無いだろうけど、値段にあった200円なのか。
鰻の蒲焼き(大)600円、今年の鰻の高騰をから考えればこのポーションはあり得ないですね。
ふんわりと柔らかい鰻の身、醤油や味醂やあれやこれやで作り上げたタレで味が付けられていて目を閉じてしまう美味しさ。
鰻は年に何回も食べないので、食べる前から美味しいフィルターが掛かっていますが、それでも美味しいです。
さわさわっと食べ終わってしまってご馳走様でした。
今日は夜間作業なので午前休、夜間作業でも忙しければ午前休は取れないのですが、今回は無理矢理取りました。
して、登戸で南武線に乗り換えて川崎へ、川崎から一駅の蒲田へ。
今月も中本巡りは正面直線に入っていて、蒙古タンメン中本蒲田@蒲田(大田区西蒲田)、開店直後にきてみました。
久し振りに厨房に立っている姿を見る荒木師範店長、おお、それじゃあ調理物を作ってもらおうかなぁ。
店内は8割以上の入りで空いている席を探さなければならないほど、座ってみると正面の菅野さん、お久しぶりです。
お冷やを飲みながらラーメンの出来上がりを待ちつつ、来月で渋谷に戻ってしまう菅野さんと四方山話を。
しばらくして荒木師範店長自ら運んできて下さった冷し味噌やさい950円の野菜大盛り60円、麺少なめ、何とも綺麗な盛り付けです。
野菜大盛りにするとスープまで大盛りにしてくれて、溢れ防止に受け皿を付けてくれることが多いのですが、そうではなく、野菜だけ盛りつけてくれるなんて。
油は少なめ、辛さは抑えめながらタケノコとかピーマンとか「五目味噌タンメン」にだけ使われる比較的原価の高い食材を多めに使ってあります。
美味しいですねぇ、実に美味しい、ゆっくり食べてもいつかは食べ終わってしまうのが惜しいです。
こういう美味しい野菜を食べていると、ホント、麺は要らないと思うのですが、ラーメンなのでそういうわけにもいきませんね。
野菜を殆ど食べたところで酢をさっと一回し掛けてさっぱり感を増して、一気に食べきりました。
ご馳走様でした。
仕事はなんとか日付を変わった辺りで終わり、個々人で散会。
終電がある人、タクシーで帰宅する人、私はこの事務所に来て初めてホテルを予約してみました。
して、ホテルにチェックインしてから食事、コンビニで何か買って部屋で飲み食いしてもいいんですけどね。
餃子の王将水道橋店@水道橋(千代田区三崎町)、いつもより早い時間なのでテーブル席は空いていましたが、カウンター席は混み合っていました。
先ずは生ビール483円、椅子に座って鞄を降ろしてから餃子231円、をお願いします。
1人で飲むビールはビールの味を味わえるけどそれ以上の味は味わえない、それでも飲まなくちゃやってられないし。
しばらくして餃子、焦げ目がたっぷり付いた焼き具合で明らかに焼きすぎ、焼餃子の焼き方って簡単に見えて簡単じゃないんですね。
餃子をつまみながらビールを飲みながらクールダウン、今夜は何を食べようかなぁとメニューを見ると冷し中華を見つけました。
それじゃ冷し中華で、と、さらにビールを飲みながら店内を見渡していると新しいメニューのポスターが貼り出されているじゃないですな。
これがコピー用紙に手書き、みたいな感じならいざ知らず、料理の写真付きのオフセット印刷とは驚かされます。
ビールが飲み終わったところで司315円のロックを頼みつつ、一口飲んだところで玄米豚とんかつカレーつけ麺650円。
ラーメンとトンカツを組み合わせたメニューはたまに見かけますが、つけ麺との組み合わせは見かけたことがありません。
トンカツはロースを揚げて細く切り分けた形ではなく、細く切り分けてから一つずつ揚げてあるのでどれも衣で覆われています。
つけ麺ですが、先ずはトンカツだけ食べてみると固めながらいい感じで、続けてつけ汁の浸けてみるとカレー味ってことで。
ビールに焼酎とたっぷり飲んで酔っ払ってしまったので味が良く分からないなぁ。
麺は他のメニューとは違う太麺ですが、茹でて湯切りしたらそのまま器に入れているみたいで、途中から麺同士がくっついてしまっていました。
トンカツの下に敷かれた茹で野菜はそのままでは食べにくいので、つけ汁に浸けて食べました。
途中からトンカツや野菜はそのまま食べたいなと思うようになり、しかしして卓上を探してもソース、塩、等の調味料は見つけられず。
いやぁ、それにしても美味しかった、ご馳走様でした。
朝はホテルのモーニング。
寝坊してしまってゆっくり食べる時間が無くなってしまったので、ぱぱっと盛り付けただけで申し訳ない。
お昼は天丼、神保町で天丼といえば神田天丼家。
ネットの情報を全く見ないで食べ、色々な疑問点はネット情報で氷解したりしなかったり。
暖簾をくぐって店内へ、「いらっしゃいませ、天丼でよろしいですか」と座る前に声を掛けられました。
メニューは天丼とえび天しかないので天丼でよろしいのですが、えび天を食べようと思っていた人は「えっ、そう、じゃあ天丼」ってならないかな。
とりあえず席に座って、濃いお茶を飲みながら天ぷらを揚げているのを見ながらのんびり出来上がりを待つか。
ちょうど揚げ終わったみたいで、その分が先客の分だといいな、そうすれば次が自分だからと思っていると、「お待たせしました」と運ばれてきました。
天丼600円、揚げ置きというわけではないけど、座って1分で出てくる天丼ってどう考えたらいいんだろうか。
天種はご飯が見えるように重ねて乗せてあり、天丼の食べ方を知らない私は上に乗せられた天種から順番に食べます。
先ずは海老、小ぶりだからどうとか大きいからどうとか、そんな大きさには何の価値も感じませんが、小ぶりのえび天は美味しいですね。
タレは甘みを全く感じない辛め、醤油をそのまま掛けただけのように感じましたが、一般的な天丼のタレを想像している人は驚きますね。
続けてキス、鱚の一番美味しい食べ方は天ぷらといわれるほどで、ふんわりとした白身がとても美味しい。
右端のカボチャ、季節によって違う野菜になるらしいけど、夏はナスにして欲しいな。
奥に横たわっているのはイカ、するめいかかやりいかかの種類は私には分からないけどいい感じです。
最後に海苔の天ぷら、私には必要性を感じません。
味噌汁が付いていますがけど、なんか凄く塩気が強くて私には苦手な味わい。
老舗の味は大抵美味しく感じますが、そうでもないお店もあるんですね、まだまだ修行が足りません。
仕事を終えて部下とトラットリアパパミラノ 神保町店へ。
テレビで宣伝していた料理が店先に貼り出されていて、期間限定なので是非是非食べてみたかったのです。
一人でも良かったけど、せっかくだからと数人で駆けつけました。
店内はフレンチ風というかイタリアン風というか洋食風だったので、ビールは何だなと思いつつスパークリングワイン540円が19時までのサービスで370円をお願いしました。
とりあえず頼んだ山盛りブロッコリーのペペロンチーノ540円が同様に490円、安いからってお客さんが増えるとは思えないけど、色々な理由があるのでしょう。
ブロッコリーはやや茹ですぎな感じ、ていうか、柔らかめを好むお客さん向けなんだろうな。
して、フローズン唐揚げ450円、うま辛唐揚げ450円、セットで頼めば880円(20円引き)。
フローズン唐揚げは唐揚げというか手羽先で、解凍中だから1分ほど待って食べた方が美味しいと言われ、砂時計をことっとひっくり返してくれました。
そのまま食べたらどうなんだろうと思いつつ我慢、砂が落ちきったところで一斉に実食。
芯から皮までひえひえながらも肉は固くなくて美味しいですな、全国デビューも間近だな。
うま辛唐揚げは上質のモモ肉をかなり辛く仕上げてあってビールにピッタリな一品、仕方ないので2杯目にハイボールを頼んでしまいました。
その後、四方山話をしながら日曜日の決戦に備えるべく、早々に引き上げました。
池袋駅から少し歩きますが行かなくちゃならないお店へ、誰の誰に対しての義務感だろうか。
鮭とばをダシに使ったスープで有名な啜処灰汁美(あくび)劇場通り店@北池袋(豊島区池袋)、西池袋時代は結局いかれず、その後何度か移転を繰り返しながら、上板橋でうどん屋として開店した時は驚き。
つけ麺を始めたと聞き、食べてみたら純和風のつけ汁に感動し、そして北池袋に凱旋、かと思ったら支店展開。
店長さんはお手伝いの為にこちらに詰めていて上板橋は閉めているとのことで、上板橋でも半居酒屋でしたが、ここはほぼ居酒屋。
券売機を見るとラーメンとして醤油、味噌(売り切れ)、塩、担々麺、激辛ラーメン、タンメンと揃っていますがつけ麺がありません。
変だなと思ったら「ラーメン→つけ麺変更50円」という食券があって、ああ、なるほどと。
食券をカウンター奥の店員さんに渡して、席に座って出来上がりを待ちます。
カウンター8席と3席の客数、二人客優先とテーブルが二つ用意されていました。
上板橋で見かけた店主さんは店内奥から壁掛けのテレビを見てのんびりされていて、厨房では二人の店員さんが麺を茹でたりされています。
10分ほど待ってしょうゆらーめん680円+つけ麺変更券50円、つまりは醤油つけ麺です。
極太麺を1本だけそのまま食べてみると全粒粉と思われる風味豊かで、このまま塩をでもさっと振りかけて食べるのもありなんじゃないかな。
さらりとした和風ダシのつけ汁、いい出汁が出ているのでもう少し薄めればそのまま飲めそうな美味しさです。
そしてその麺をつけ麺の浸して食べれば絶品、場所が悪いとは思わないけどもう少し営業された方がいいのではないでしょうか。
トッピングはチャーシューとメンマがつけ汁にたっぷりと入っていて、なるとが入っているのも店主さんの修業元譲り、麺皿には半身のゆで玉子と板海苔、するすると食べ進めます。
あっという間に食べきった頃には麺に付いた滴が麺皿に溜まっていたので、灰汁美店主さんの修業元の祖である東池袋大勝軒流に、その滴をスープ割りに代わりにつけ汁に流し込んで頂きました。
ああ美味しかった、ご馳走様でした。
さて、ライブ・イン・ロサで大好きなバンドのライブ。
時間を間違えてしまって早く着いてしまい、手賀沼ジュンさんのライブを観ることが出来ました。
とても楽しいライブ、お腹抱えて笑ってしまいました。
満を持して(?)キムシノバンド、今夜はテレビの収録があるとのことで、多くのファンが集まっていました。
30分ほどのライブでしたが、ずっとスタンディング、ずっと手拍子しっぱなし。
今でもファン駆け出しですが、今よりファン駆け出しだった頃は先輩のファンの手拍子や身振り手振りに合わせるので必死でした。
最近では合わせるとワンテンポ遅れるので、合わせようとせずにステージを観て自分の楽しい方をしようと。
ということで、今夜も思いっきりはじけてきました。
楽しかったぁ。
目覚ましを掛けずに寝たら、暑くて起きてしまった。
あまりに暑くてぼっとしていたら、愛犬の散歩に行きそこなってしまった。
自転車のタイヤの空気を入れ直して、ぶらぶらと出掛けた先は麺一真@秦野市。
色々な事情があるとのことで不定休となってしまい、以前にも増して土日の営業が少なくなってしまいました。
営業日が少なければ自然とお客さんが離れていくのが世の常ですが、稀に、「せっかく今日やっているんだから食べるぞ」的なお店もあります。
この店がそうなのかは分かりませんが、店内満席、外待ちしてされているお客さんがいる時間帯もあって。
先ずはビール300円(推定)、つまみは店主さんの好意ですので、日によってあったりなかったりです。
店主さんは終始忙しそうでしたが、手隙のタイミングにお喋りしながらお休みの日の昼下がりをのんびりしました。
ビールを飲み終わってラーメンをオーダー、なにやら製麺所を変えたとのこと。
お待たせしました、と、冷やしごまつけ麺700円、以前はつけ麺のつけだれを2種類付けていましたが、今は1種類ずつの別メニューになりました。
都内の有名ラーメン屋さんの極太麺に比べたらなんてことはない太麺ですが、ラーメンに限らず食べ物はバランスが大切。
「少し茹で時間が長いですね」と声を掛けたら「つけ麺なので意識して長めにしました」とのこと。
それでも十分美味しく、つけ汁に浸して食べるとこれがまた旨い。
800円、900円分の原価(材料)を掛けたラーメンには太刀打ちできないけど、700円台であればこの店より美味しいお店を見つけることができません。
「試しにどうぞ」と出して頂けた醤油ダレはつけ麺を販売した頃から全く味が落ちておらず安心しました。
トッピングは麺皿に盛り付けてあって、チャーシュー2枚、味玉一玉分、メンマ、水菜、板海苔、とつけだれに浸けるのではなくそのまま食べる感じです。
スルッと食べてしまってご馳走様。
食材や仕込、調理法など色々と工夫されていますが店内は一切書かず、マスコミなどにも告知せず。
これからも頑張って欲しいです。
麺が二玉あったのか、もう一軒行こうとしたのにお腹いっぱい。
そのまま自宅療養。
朝は何とか愛犬の散歩から。
今夜の仕事を考えると憂鬱と晴れやかが交互にやってきますが、まあ、どちらかと言えば憂鬱だろうな。
事務所に立ち寄る必要がなくても都内を抜けていく必要があるのですが、ちょうどお昼の時間だったので下北沢で下車。
麺やぼくせい@下北沢、1年ぶりかなと日記を探してみると1年半ぶり、店員さんの顔は覚えていましたが、私の顔を覚えているはずもなく。
この店の一番大切な空気感は全く変わらず、喫茶店よりも少ない席数で11時から19時までの営業で頑張っていますね。
ちょうどカウンター席が一席空いていましたが、テーブル席も埋まっていて、満席だったらどこで待つのかなと食べている時にずっと気にしていましたが、満席にはなるけど満席待ちにはなりませんでした。
つけ麺は並250g、中375g、大500g(茹で上がり)が同額でしたので、真ん中をオーダーしてお冷やを飲みながらゆっくりとします。
変わっていないのは席数だけではなくメニューもそうで、この店ほどオールド・ジャズのBGMが似合うラーメン屋も無いでしょう。
なんでラーメン売っているんだろう、昼間はカフェ、夜はバーでもいいじゃん。
などと勝手に妄想に耽っていると、可愛い女性店員さんがお待たせしましたと運んできて下さったつけめん700円、中盛。
縮れた中細麺はぴかぴかと光っていて、そのまま食べても美味しいそうですがつけ汁に浸してから食べると、塩気のやや強い味付けに相まってとても美味しい。
程よい豚骨出汁と程よい魚介粉の味付け、ややもすると世の中の風潮に流されてしまいがちですが、我関せずとは流石です。
つけ汁にはこれでもかのサイコロチャーシュー、ぼくせいのトレードマークでもある茹でキャベツ、メンマ、刻みネギ、そしてなるとが盛りつけられています。
ラーメンは麺は大盛まで同額なので若い人は大盛を食べるかと思いきや、辺りに大盛りを頼んだお客さんはおらず、そういう若い人は近くにつけ麺に行くようですね。
麺を食べ終わるとつけ汁が残りますので、カウンター台に置かれたポットから割りスープを注ぎ入れ、残ったつけ汁を味わいます。
ああ、美味しかった、ご馳走様でした。
作業に必要な資料を持ち出すために事務所に立ち寄ります。
部下と待ち合わせで館林の戦地へ、前回のリベンジ。
いくつかの課題を残しながら作業完了、ふう、これで来週にラーメン修業に出掛けられる。
リベンジ成功。
こちら側も無傷ではいられなかったけど、なにはともかく完走してしまえばこっちのもの。
事務所に戻ってきてお昼、ちょっと遠いけど七福家(しちふくや)神保町店@神保町(ホームページ)へ。
ここ以外には新宿(大久保)、川崎、早稲田と4店舗展開されています。
店先にメニューが貼り出されているので事前に十分な検討ができますが、メニューはラーメン、チャーシューメン、つけめん、以上。
トッピングは味玉、キャベツ、海苔、ほうれん草、辛ネギ、キクラゲ、サイドメニューには水餃子や杏仁プリンなどもあります。
がらっと入って右手の券売機で食券を買おうとしたら釣り銭切れランプが点いていて、先に席に座るように店員さんに案内されました。
座ってからオーダー、現金会計して出来上がりを待ちます。
こんな所には書けない厨房での不手際が色々あったみたいで、16分待たされてラーメン650円。
私以外にも多くのお客さんが待たされていましたが、みなじっと待っていました。
いわゆる家系ラーメンだと思うのですが、特にそれらしい告知はありません。
家「系」と呼ばれるのは出身店、修業店がハッキリとしているからですが、七福家は調べた限りでは「不明」となっています。
豚骨、鶏ガラをじっくりと煮込んだスープは紛れもない家系ラーメンのスープであり、染谷製麺の特注太麺もスープとばっちり合っていますし。
トッピングはチャーシュー、ほうれん草、板海苔と家系スタンダード、可もなく不可もなくで特出した味わいはないけれども安心した味わいです。
卓上にはおろし生姜が用意されていなかったので(おろしニンニクはあった)、味変せずにそのまま食べきりました。
ご馳走様でした。
事務所であれこれしてから退社。
今日から始まったスタンプラリーのために品川へ。
蒙古タンメン中本品川@品達に着いてみると可愛い女性店員さんがお出迎え、って、昼間だけ働いているようです。
今日から始まった中本冷し麺祭。亀戸、蒲田、秋津と開店記念したばかりの町田(元FC店)を除く直営11店舗のスタンプラリー。
暖簾分け店を含めても私が毎月回れるほど簡単なので、何百人と達成者がでることでしよう。
西多摩や横浜でも時々スタンプラリーが開催されますが、有名店がさらに有名になる選店が自身の趣旨と合わないので参加しませんでしたが、中本の場合、毎月回っている店舗の訪問順を少し変えるだけなので。
変えなくてもラリーは達成できますが、変えれば期間内に2周できるので。
先ずは生ビールセット580円、この辛やっこが絶品です。
品川店では冷し五目味噌タンメン、冷し五目蒙古タンメン、冷し味噌ラーメンが対象商品で、食べたのは冷し五目蒙古タンメン850円。
他店の殆どがこの祭りのために限定メニューなのに、なぜ品川と本店だけレギュラーメニューをしれっと出してくるのか。
しかも仕込みメニューで美味しくも何ともない。
案件のリリースがなんとか終わったので、やっと病院にいける。
かかりつけのお医者さんに行って症状を伝えると、先ず体温を測れと。
言われてみたら体温なんて何年測っていないだろう、36度9分でしたけど。
診察してみたら異常なし、咳止めの薬をもらいました。
お昼には少し早いけど、スタンプラリー2軒目の蒙古タンメン中本目黒@目黒(品川区上大崎)へ。
昼間の目黒は久し振りで、すぐに券売機でしたが、食べている間に店内待ちが溢れていました。
食券を神田さん(今は同じ名字の店員さんがもう1人いますが)に渡すと、随分とご無沙汰じゃないですか、夜に来ていたんですか、と挨拶されてしまいました。
こちらからは顔を覚えていましたが、私の顔を覚えてくれているとは思っていなかったのでびっくり嬉しいです。
本来ならここで都度調理のメニューにして無理矢理調理してもらうところですが、今日はスタンプラリー対象商品を食べなくては。
先ずは値段調整のウーロン茶200円、いつもはサービスチケットで無料で飲んでいるだけにこの200円はなんとも高く感じます。
しばらくして冷・冷味噌ラーメン800円、全て仕込の料理なので盛り付けるだけですね。
ドンブリまで冷やした冷しラーメン、スープはキンキンに冷やされています。
トッピングはワカメ、茹でモヤシ、ネギ、コーン、半熟玉子、辛子肉だけは熱いまま。
冷たいのに辛いスープは他には類を見ないほどでホントに美味しい、麺もしっかり冷水で締められていてこれまた美味しい。
麺を大盛りにするんだったと後から思い返しましたが、そもそも麺の大盛りってできたっけ。
スルッと食べてしまってご馳走様。
仕事を早く終えて蒙古タンメン中本御徒町@御徒町(台東区上野)へ。
今月の中本全本支店巡りもゴールが近づいてきました。
背の高い若い店員さんに案内されて店内へ、いつも元気のある挨拶、ではなく、マニュアル通りのなおざりな挨拶。
やる気がないのではなく、調理と配膳に手一杯で接客まで気が回らない感じです。
スタンプラリー対象商品は御徒町店は新作メニューですが、店内告知は全店舗共通のポスターのみでメニューの写真も説明も無く、券売機でボタンを探すのが一苦労です。
写真さえあれば食べてみようと思う人もいるかも知れませんが、私が入ってから出るまで限定メニューは誰も食べていませんでした。
しばらく待って中本御徒町にて冷し野菜830円、半味噌タンメンスープ170円。
大阪のお好み焼きのような斜めマス状にマヨネーズが掛けられ、トッピングはレタス、トマト、水菜、アボカド、温泉玉子、細切りチャーシュー。
よく混ぜて食べるような案内はないので、少しずつ摘みようにして食べます。
トッピングの下には麺が1.5玉、タレは冷し味噌スープをベースに作ったようで、そんなに辛さは感じません。
スルッと食べてしまってご馳走様でした。
さて、秋葉原で総武線に乗り換えたとき、中野止まりなら新宿、三鷹以西なら吉祥寺。
蒙古タンメン中本吉祥寺@吉祥寺(東京都武蔵野市)に着いてみると店内待ち数人、なぜか(いつも)私の姿を見て店員さんが緊張されます。
券売機隣りにスタンプラリー対象商品が貼り出されていて、吉祥寺店では限定メニューが二種類、タンタン麺をベースにつけ麺版と和え麺版、まずはつけ麺版から。
食券を買ってカウンター席の後ろに立って待っているお客さんに続こうとすると、こちらへどうぞと案内されました。
調理は吉祥寺店夜番の店長であるハリーさんなのに、スタンプラリーとはいえ仕込料理を食べなくてはならないのは辛いです。
ほどなくして冷やしタンタン麺850円、麺少なめ。
つけ汁は具だくさん。青梗菜、豚バラ肉、練り胡麻、茹でモヤシ、挽き肉、白ネギ、ラー油、ラー油は多めにお願いしました。
かなり美味しいつけ汁で、提供前にさっと温め直したんじゃないかと思うほど。
麺はいつものサッポロ製麺ですが、スルッと食べてしまってご馳走様。
昨日は病院だったから朝早く起きる必要は無かったけど、今日は起きなくちゃいけないのに起きられず。
普段から仕事のやる気は全くないけど、さらに無くなった感じです。
午前休にしたので、昼間に滅多に行かないお店にと思って蒙古タンメン中本池袋@池袋(豊島区西池袋)へ。
開店一年未満の店舗を除くと、限定メニューの少なさで御徒町店と一、二を争う池袋店。
限定メニューを出せばイイというコトではないけど、「じゃんじゃん限定出すから、みんな考えてね!」の業務命令の採用があまりにも偏ってないか。
まあ、飲食店で働くのは中本が初めてです的な店員が、5年働いても新メニューを思いつくのは難しいか。
池袋店では限定メニューを考えるのも作るのも田村副店長。もの凄いパワーがある人ですが、パワーがありすぎて接客にやや難あり。個人的には、まん丸よりも尖ったりへっこんだりしている方の人が好きですが。
しばらく待って冷し辛醤780円、220円分の追加メニューを考えるのがめんどくさくて、もう、スタンプ一つ。
今回はスープをしっかりと仕込んできていて、未確認ながら魚貝をたっぷりかと。
実に中本らしくないまとまった美味しいつけ汁、に、とげとげしい唐辛子ペーストを混ぜると激変。
このつけ汁に合う麺を探すべきですが、そこは中本、いつもの麺でやってくれてます。
昼間は田村副店長は不在ですので詳細は聞けませんでしたが、夜に行くと「このスープは・・」とスープが冷めて表面に膜を張るまで話し込まれてしまうし。
明日から休みなので終電でもいいやと、ラーメンを食べる前に少し飲むことにしました。
やきとん とんきち 高円寺店、何度目か分からないけどなんとなく顔を覚えられてしまった予感。
殆ど生ものを出さないお店で、今日も生ビールに焼き鳥盛り合わせをお願いしました。
このお店はホッピー飲み放題がウリなのですが、ホッピーが苦手(外、とか、中、とか、の注文の仕方がよく分からない)な私は頼んだことがありません。
焼き鳥盛り合わせはお任せなので何が出てくるかはお楽しみ、塩、タレの味付けもお任せ。
書き出されたメニューに鰻の蒲焼きがあったのでよっぽど食べようかと思ったけど。
ビールを飲み終わったところで日本酒、夏は氷がお酒に触れずに冷やせる徳利なのですね。
ごくごくと飲んでしまってご馳走様でした。
さて、蒙古タンメン中本高円寺@高円寺(杉並区高円寺南)。
高円寺らーめん横丁は4店舗営業がついに2店舗営業になり、一時的なのかと思ったら、高円寺駅の案内板(張り紙ではなくアクリル板)も二店舗営業に変えられていました。
冷し麺祭には当然、極冷し系を期待していましたが、そこは浜さん。
念願かなって発売した浜そばをあっさり引っ込め、超不人気メニューの冷し肉醤麺750円を割り当ててきました。
この麺、魚介豚骨に合わないだけではなく辛さにも酸味にも合わない。正直、もう食べたくないんだけど、いつまで食べさせられるのかなあ。
今日からプチ夏休み、ゆっくり寝ていたいけどそれなりの時間に起きてしまった。
せっかくの休みを家でダラダラ過ごすことが苦手なので、今月初めに開店したお店に行ってみるかと。
電車に乗ったときはそのお店と、隣の駅で振られたお店の2軒を考えていましたが、途中で気が変わって。
代々木上原、原宿、高田馬場、下車。
神田川を100メートルだけ区切って水浴び場にしていました。
無料でしたが認知度がイマイチのようです。
そのまま新目白通りまで行って右手に折れます。
ラーメン二郎高田馬場店@高田馬場が視界に入ってきたときに腕時計を見ると開店10分前、店先に誰も並んでいない。
真夏の平日は流石に並んでないのかと店先まで行って店内を覗くと、満席、、、全員食べてるし、、、恐るべしラーメン二郎。
オレはラーメン二郎のコトを何にも分かっちゃいなかった。
いったんは全店制覇しましたが、高田馬場と品川が移転し、赤羽が開店したので、準全店舗制覇状態。
まあ、世の中にはラーメン二郎の全店制覇者は1000人の単位でいると思うので、別に自慢でも何でもないけど、自分自身の問題。
カウンターだけの4席、5席、2席、券売機で食券を買って外待ちの列に並び直します。
1人出て来たら1人入る、の3回目に着席、カウンター台にプラ券を置き、ステンレス製のコップを持って店内左手の清水器へ。
コップをぐっと押しつけるとジャーッと勢いよく水が出て、すぐに一杯になったので溢れる前にコップを手前に引くと水が止まらず。
えっ、えー、と押しつけたボタンを手で引っ張って止めました。
改めて清水器をよく見ると「水を入れるときは、軽く、ゆっくり、押して下さい」の貼り紙あり、何とも恥ずかしい。
席に戻ってカウンター台を見ると「ラーメン二郎の掟」が6ヶ条書かれていて、別に難しいことではないけど、まあ、破ってしまいがちです。
無料トッピングは「やさい、にんにく、からめ、あぶら、とうがらし」の5種類。
一般的なラーメン二郎の無料トッピングにはとうがらしは無いのですが、卓上に唐辛子が置かれていますし。
店に着いてから10分ほどでラーメン650円、こんなに早く出てくると待ったウチには入らないですよね。
美しい、本物は常に美しい。
先ずは野菜から、ラーメン二郎としては普通の盛りで、「ヤサイマシマシ」とお願いすることで倍くらいに盛ってもらうこともできます。
野菜と言っても殆どがモヤシですので、山が崩れない様にスープで味が付いた辺りから食べます。
しばらく野菜を食べていると麺、中太の平打ち麺はまさにワシワシと食べる感じ、この自家製麺が美味しいから二郎に通ってしまうわけで。
ここでレンゲを用意してあればスープを味わうところですが、ラーメン二郎のスープはドンブリから飲みたい派ですので、そのまま飲まずにおきます。
豚は他店と違ってほぐしてあって、スープをよく吸って旨いですねえ。
旨い、旨い、と思いながら食べていると、スルッと食べ終わってしまいました。
目の前には丼三分の一程度のスープ、この残りスープこそ最高の味にして最悪の毒、毒なれば見過ごすワケにはいかない。
飲み干した瞬間にこの世が終わっても構わない意気込みでドンブリを両手持ち上げ、ぐぐっと飲み干しました。
あと2日で51歳になるオヤジが無理した瞬間、単なるバカですが、完食、完飲にてご馳走でした。
重いお腹をさすりながら駅に戻って池袋へ、池袋から東武東上線で急行小川町行きで霞ヶ関へ。
前回はあまりの大行列に恐れをなし、店主さんに挨拶だけして撤収した麺屋すん@霞ヶ関(埼玉県川越市)、ちょうどお昼時で店内満員かと思いました。
音麺酒家楽々@吉祥寺の店主さんプロデュースのお店で、この地の店員さんにオペレーションを引き継ぐまでは仮店長として厨房に入っています。
先ずは食券、どこかで見たことがあると思ったら高円寺のお店で使っていたのみたい(実際、そうでした)、ぽちぽちとボタンを押して。
暑さと満腹ですぐにラーメンは無理、と缶ビール350円。
しばらく店主さんと談笑しましたが、まだまだ他のお客さんがいらっしゃるので核心には触れずに当たり障りにない話題だけ。
余裕でテーブルを置けそうなスペースながらカウンターのみ3席と6席の9席
ビールをほぼ飲んだところでメニューを見てみると、ラーメンとつけ麺、焼きラーメンの三種類。
こう暑くてはつけ麺以外は無理とは思いながらさっきラーメン二郎を食べたのはどこのどいつだと毒づきながら、やっぱり基本のラーメンを。
席を立って食券を買い直し、ラーメンの出来上がりを待ちます。
しばらくして中華そば700円、ラーメンも人間も見た目で8割は決まる。
引き込まれるような美しい麺相、スープを飲んで思わず目をつぶってしまったほど旨い、なんだこの旨い鶏清湯スープは。
鶏肉、鶏ガラの質ではなく量が圧倒していて、産地限定の地鶏の旨さではなくラーメン職人が腕で作り上げた味。
麺は三河屋製麺ですがメニュー毎に太さなどを変えていて、中華そばには極細麺、この麺はかなり美味しいとは思うけど、それでもスープに完全に負けている。
三河屋製麺の麺がスープに負けたと感じたのはあおば@武蔵境以来、それだけこのスープは旨い。
私にはよく分からないけど、どれだけ凄いスープかは仮店長のブログを読まれて下さい。
チャーシューは豚と鶏で2種類トッピングされていましたが、全くの脇役。
メンマ、青菜、刻みネギ、板海苔、彩りとして必要だけど味としてはスープだけで十分。
じっくりと味わって食べたつもりがあっという間に食べ終わってしまってご馳走様でした。
しかし、ラーメン不毛地帯のここでこんな素晴らしいラーメンを作っても、、、とは私だけの感想、どこでどんなラーメンを出そうがラーメン屋の自由。
三ヶ月位はこのラーメンのスープの凄さは分かってもらえないかも知れないけど、食べ終わって店を出たところで変な後味とか食後感が残らないことに、いずれ気が付くことでしょう。
今度はつけめんを食べに来よう、焼きラーメンも食べたいし。
駅のマックでクールダウン、お腹を落ち着けながら次のお店をどこにするか思案します。
思案した結果、一軒目のダメージが回復していないことを実感、帰ります。
愛犬の散歩を済ませ、昨日のウチに用意したリュックを背負い、青春18きっぷ2012年夏その1、さて始めます。
基本的に一人旅しかしないので、今回も一人旅、気楽でいい反面、寂しさもあります。
できるだけJRを使うべきですが代々木上原までの通勤定期を持っているので、そう急ぐこともなく。
して、町田で横浜線に乗ったところから青春18きっぷ、スタート。
横浜線で八王子まで乗って、八王子から八高線で東飯能駅へ。
地方遠征(というほどではないけど)の場合には、降りた駅舎の写真を撮ることにしています。
これは鉄道全駅乗下車の横見さん(なんと同じ歳)の「駅に降りるということ」を真似しているわけで、彼には遠く及ばないけれども、遠く、遠くから尊敬している。
今回の旅でも初めて降りる駅にたくさん出会えるわけだけど、そういう駅で降りると、いつも、必ず、「横見さんはどんな気持ちで降りたんだろうなぁ」と考えてしまう。
私なんぞ鉄ヲタの「て」までも到達していないけれども。
駅から10分ほど歩いて麺屋無尽蔵@埼玉県飯能市、事前の情報が無ければお店の存在自体すら分からない。
軒先が広くて炎天下の中を歩いてきた私は一息付いてしまいました、雨の時もこの位の広さがあると楽ですね。
店内に入るとL字カウンター7席と3席のみでこぢんまりとした雰囲気、左手にある券売機で食券を買います。
お店のイチオシであるつけ麺が左半分を占め、上から無尽蔵醤油、醤油、塩、担々麺と揃っていますがラーメンも並んでいます。
ざるラーメンや油そばもあって、そんなに広そうに見えない厨房でよく頑張っているなあという印象です。
あまりに暑かったので水分補給というかクールダウンというか、単に飲みたかっただけ、というかビール500円。
付き出しがなかったら何か頼もうと思っていましたが、チャーシューとネギを出して頂き、美味しく頂きました。
店内はほぼ満員で、入れ替わり立ち替わりお客さんが来るほど流行っていて、厨房では店主さんご夫婦が一品一品丁寧に調理されているので時間が掛かるようです。
10分以上待ってつけ麺(小180g)無尽蔵醤油780円、先につけ汁、続けて麺皿がカウンター台越しに渡されました。
つけ汁の器を覆うほどのチャーシューには魚粉が盛られていて、先に味わってみるとさらりとした食感に野菜の旨さ全開、さらにキャベツとかネギとか野菜そのもものたっぷり入っています。
冷水でしっかりと締められた全粒粉を思わせるスクエァな平打ち麺、つけ汁に浸さずにそのまま食べても美味しいのに、浸して食べるとさらに美味しい。
これは凄いなぁ、想像出来ないくらいの時間と手間を掛けて仕込まれているんだなぁ。
大きなチャーシューは持ち上げると崩れるほど柔らかく、食べにくいほどです。
大盛りを頼まなかったことを後悔するほどあっさり食べてしまい、スープ割りをお願いしました。
カウンター台に器を置いたままで柄杓で注ぎ入れていただき、最後の一滴までご馳走様でした。
ふう、一軒目からとても美味しいつけ麺をご馳走様でした。
駅に戻って、次は南越谷。
東飯能から南越谷へ行くにはいくつかのみルートがありますが、JRのみに限定すると高麗川(こまがわ)から川越に抜けるルートと、拝島から西国分寺への2つ。
時間に余裕があるので先に来た電車に乗ろうと待っていたら高麗川行き、高麗川で川越線に乗り換えたつもりが辺りの風景に違和感があります。
全く違う車両なのでてっきり川越線かと思ったらそのまま八高線に乗り継いでいて、小川町。
小川町で何にも気にせず下車できるのが青春18きっぷの良さ、川越に向かうには東武東上線もアリですが、500円が惜しくてホームの待合室でぼけっとしていました。
1時間ほどぼけっとしてからもう一度高麗川、今度は間違えずに川越線に乗って川越経由で大宮、大宮から京浜東北線で南浦和、南浦和から武蔵野線で南越谷。
東武スカイツリーラインとの乗り換え駅になっているので、駅前はかなり賑わっていますが大手チェーン店が多いなぁ。
駅から5分ほど歩いて麺座でん@南越谷(埼玉県越谷市)、看板には大きく「らーめん寺子屋系」とあります。
通し営業なので混雑を避けてあえてアイドルタイムに訪問(寄り道したのでさらにアイドルタイム)したのですが、先客がいらっしゃるとは驚きました。
ぽつりぽつりですが後からお客さんもいらっしゃいまいした。
店外に大きな券売機が置かれていて、ボタンを見ると縦につけ麺、あつもり、ラーメン、と仕切られていて、横は普通盛り、大盛り、特盛りとありますが、つけ麺は特盛りまで同額、ラーメンは大盛りまで同額です。
ボタンが多いので惑わされますが、結局、醤油味のみに麺量とトッピングバラエティのみ、間違えないように食券を買って店内へ。
ゆったりした店内はL字カウンターが3席と6席、四人掛けのテーブルが2卓用意されていて、厨房では男性店員さんが2人で調理されていました。
お酒やつまみも沢山用意されているので、近くにあれば重宝しそうですけど、ここまで飲みに来るのは厳しいですね。
10分ほど待ってつけめん並(220g)750円、先につけ汁、後から麺、どちらも店員さんが席まで運んで下さいました。
つけ汁はさらさらタイプで豚骨、鶏ガラ、魚介、野菜と渾然一体となったバランス重視の味わい、初めからレモン欠けが入っています。
ラーメン丼に麺はよそられていて、やや縮れた太麺は自家製麺、スープと相性は抜群です。
つけ汁にはチャーシュー、メンマ、青菜、なるとが沈められていました。
あっという間に麺を食べ終わってスープ割りをお願いし、最後の一滴まで美味しく頂きました。
ご馳走様でした、修業元(?)である寺子屋に行ってみたいのですが、いかんせん場所が、、、頑張ります。
来た道をそのまま戻って大宮へ、京浜東北線は都内で見る姿と埼玉で見る姿は違うような気がします、横浜で見るときも違う気がする。
県によって車両を変えている訳じゃないので違うワケがないので、単なる気のせいなのですが。
こちらも通し営業の蒙古タンメン中本大宮@大宮(埼玉県さいたま市大宮区)、毎月食べに来る意味があるのかと聞かれると困ってしまいます。
それでも今日は夏の冷し麺スタンプラリー、ということで、店内は半分程度の入りです。
もう18時を過ぎているわけだからもう少し混雑していてもおかしくないけど、大宮の夜はこれからなのかな。
可愛い女性店員さんにおぼろげながら顔を覚えてもらって嬉しい。
塚本店長も大島副店長もいらっしゃって、挨拶もできました。
先ずはビールを飲んでしまって、こんな暑いとビールも飲みたくなるよね。
10分ほど待って濃厚魚介つけ麺730円、辛味油を入れられるのでMAXである6辛で、合うかどうか分からないけどおろしにんにくも付けてもらいました。
かなり辛さを増して中本のつけ麺らしくなったつけ汁を手繰るとかなり大きめの分厚いチャーシュー登場、つけ汁に沈めないで麺皿に乗せたらいいのに。
麺は冷し肉醤麺で使われている太麺、刻み白ネギに味玉。
サービス券でプチ麻婆丼を付けてもらって、スルッと食べてしまってご馳走様でした。
まだまだ電車の発車には時間があるので、マックで休憩
23時発なのにまだ19時、どれだけ居座ればいいんだよ。
なかなか電源コンセントがある席が空かなくて、1時間待って。
大宮駅から熊谷駅まで乗っていったん改札を出て、今日の青春18きっぷは終了です。
日付が変わったところで改札から入って青春18きっぷ二日目、スタートです。
高崎から乗ったムーンライトえちご、消灯はされませんがぐっすりと4時間ほど寝れば新潟、なんですけど。
うつらうつらと寝入ろうとしたら車内アナウンスがあって、先で大雨が降っていて電車が発車できないとのこと。
発車できないからといって違う便があるわけではないので、そのまま寝るしか無く。
まあ、寝て起きれば新潟に着いていることでしょう。
目を覚ますとまだ渋川(群馬県)、どんなに遅れてもいいから運転取り止めだけは勘弁してくれ。
辺りが白けだした頃にやっと出発、ムーライトえちご、車内放送によると246分の遅れとのこと。
その後、殆ど遅れを取り返すことなく新潟着、陽は高く昇った日本晴れ、こんな予定では無かったのに。
これで一軒目に行きたかったお店にはどう乗り継いでも間に合わない、新幹線で行けば間に合うけど、それはどうなんだろう。
先ずは腹ごしらえと、やなぎ庵新潟店@新潟県新潟市、路麺店ではあるけどラーメンも販売されています。
いか天、えび天からメニューが始まっていて(縦書きなのに左から読む)、かき揚げそばは430円、そのまま視線を右にずらしていくとカレーライス480円の次にラーメン430円。
他には冷しラーメン480円、カレーラーメン480円、が用意されていました。
店内に入ると半分以上のお客さんいて、完全スタンディングなので「半分」とは勘ですが。
券売機で食券を買い、食券を出してお冷やを汲んで空いているスペースを見つけ、しばらくするとカレーラーメン480円。
お蕎麦、うどん、と分け隔て無く茹で上げられた中華麺はやや細めで固めの茹で上がり、何がどうと言うことではないのですが。
スープは醤油ベース、原価から逆算して選んだ食材で出汁を取っているようです。
カレーライスのライスを麺に替えただけかと思うほど大量のルーが掛かっていて、ライスが欲しいくらい。
小降りのチャーシュー、刻みネギ、ここまでしてラーメンにこだわる意味が分かりません。
お腹を満たしてから快速の指定席でも買うかとみどりの窓口に行くと、とっくに売り切れてました。
うーん、切符を買ってからラーメンだったか、残念。
仕方ないので特急券を、これを買わないとこれから行くお店の全てに間に合わない。
アイフォーンで近くの電源を借りられるコーヒーショップを探してタリーズコーヒー新潟駅南LEXN店、駅構内のモスバーガーでは借りられませんでした。
何でも良かったのですがお店に勧められた水出しアイスコーヒー350円、気を落ち着けて予定を組み立て直さないと。
1時間ほど休憩して駅に戻り、特急いなほ。
電車遅延がなければ青春18きっぷで乗れたのに、特急券と乗車券で4620円も掛かってしまった。
しかも酒田までしか行かないし。
またきてしまった酒田、次に降車するのは数年後だと思っていたのに。
次の快速まで1時間あるので、一杯食べておくかと駅から18分歩くことにします。
基本的な時間計算として、15分あればラーメンを食べられるので、片道20分ならば間に合う計算です。
お店に着いてみるとシーンと静まりかえっていて。
しまった、定休日か、と思ったら店先に貼り紙がありました。
とぼとぼと同じ時間だけ掛けて戻ります。
酒田から快速リゾート鳥海(ちょうかい)、男鹿行きなので、いっそのこと男鹿まで乗ってしまうかと思わなくもなかったり。
快速でも全席指定席なので510円かかります。
日本海を見ながらの北上、途中の小砂川(こさがわ)駅から秋田県。
初めての秋田県。
今の時期は日本中お祭りで、ここ秋田でも傘燈まつりが開催されようとしています。
と、のんびり構えている場合じゃなくて、お店に急ぎます。
市場の一角で営業されている支那そば伊藤@秋田県秋田市、訪問予定はありませんでしたが、ムーンライトえちご甚大遅延によって組み替えた予定で浮上したお店。
秋田駅着が15:57、市場の一角で営業されているので7時から16時までの営業。
16:06に着いたら準備中の立て札、それでも念のためと戸をがらっと開けて「すみません、大丈夫ですか?」と尋ねてみると、「どうぞぉ、お好きな席に」と女将さん。
がらっと入ってみると先客1人、券売機を見ると中華そばとみそ中華、冷やし麺の3種類、猛烈に冷やしに惹かれましたが、泣く泣くスタンダードを。
店内はカウンターが3席と5席、テーブルが4人掛けが3卓に2人掛けが1卓、場所柄カウンターメインかと思ったら意外とテーブル席が多いのですね。
冷たいお冷やを飲みながら、カウンター台に貼り出された新聞の切り抜きを読みながらラーメンの出来上がりを待ちます。
その新聞には「名代三角そば伊藤」と紹介されていて、三角屋といえば山梨の名店ですが、何か関係があるのでしょうか。
5分ほどでしょうゆ並650円、大きな丼が角盆に乗せられて運ばれてきました。
丼の底まで透き通ったスープは焼きぶし、煮干し、鰹節だけから出汁をとり、シンプルでいて奥深い味わい。
こういうスープのラーメンなら朝7時からでも食べられるし、毎日でも食べられし。
そのスープに合わせてある無かん水の極細縮れ麺はスープに溶け込むほどの相性、ちゅるちゅるっと啜り込む感じで食べます。
あくまでもスープを味わって欲しいとばかりに、トッピングはどれも薄味で、4枚ものモモ肉のチャーシュー、コリコリした食感のメンマ、板海苔、刻みネギ、そしてお麩。
お麩はたっぷりスープを吸っていて、これがまた美味しい。
スルスルッと食べ終わってしまってご馳走様でした。
明らかに旅姿の私を見て、何か話しかけたそうな雰囲気でしたが、話しが長くなるとアレなので、すごすごと退散。
先の店に置いてあったはんつさんのラーメン本に掲載されていたお店を目指して、秋田駅からまっすぐ西へ。
川にぶつかったら少し北にそれて、また真西へ。
バスもあるけど街中を歩くのが好きなので、30分ほど歩いてみました。
通りを逸れてくねくねっと道を曲がって目当ての店に到着するも、全く営業する気配がない。
営業時間を過ぎているし、ガラス戸越しに店内を覗き込んでみると全く人気がない。
1時間待てば営業するなら待ちますけど、今から仕込みを始めたのでは何時になるか分からないし、仕込みする風でもないし。
また来られるかなぁ、来られないだろうなぁ。
来た道をそのまま戻り、秋田市役所を越えたところを北に入ると、すぐ右手に24時間営業の末廣ラーメン本舗本店@秋田市が見えてきます。
私は本店原理主義なので、大久保で食べて感動し、高田馬場でも食べてさらに感動した末廣ラーメン本舗の本店には是が非でも来たかったのです。
大好きなお店の一つである新福菜館@京都の味に惚れ込んだ店主さんが、直々に新福菜館の店主ご夫婦に作り方を教わったという。
教わったからと言ってラーメンが作れるほど簡単なら世の中のラーメン屋さんはもっと繁盛しているわけで、本人のセンス、努力は並大抵のものではなかったでしょう。
戸口には盛り塩されていて、私はこの盛り塩をずっと身を清めるためか魔除けのために置かれているのだと信じていたのですが、どうやら牛や羊の好物から来ているとのこと。
開店したときのままと思われるただずまいの戸を開けると、積雪と関係あるのかどうか分からないけど一段高くなった店内の床、すぐ右手に券売機があります。
新福菜館といえば中華そばとやきめし、と決まってはいますが、一応見てみると中華そば以外にはチャーシュー麺、塩、塩バター、あさり醤油、あさりバターと揃っていてあさり醤油に胸ぐら掴まれつつも初志貫徹。
食券をカウンター台に置き、座る前にお冷やを自分で注ぎにいきます。
厨房を囲むカウンター7席と3席のこぢんまりとした店内、ビール片手にオヤジと四方山話をするにはちょっと距離があるか。
ゆらりと厨房を眺めてみるとラーメンの調理は年季の入った男性ですが、やきめしの調理をされるのは20代前半の小柄な女性、左手一本ではなく全身を使って中華鍋を煽っていました。
さて、待つこと5分で中華そば(並)セット980円、中華そばが680円で半やきめしが300円となります。
ネギは入れ放題なのでたっぷり入れてからスープを飲んでみると新福菜館よりも脂(ラード?)を多く使っていて、それでいて後味がしつこくない美味しさ。
新福菜館の良いところは全て残し、僅かに自分流の(京都ではない秋田で食べるための)工夫を凝らしていますね。
真っ黒なほど醤油味は強くなく、真ん丸の中太麺がとても美味しいです。
バラ肉のチャーシューは相変わらずたっぷり入っていて、麺と一緒に食べるとこれまた美味しいです。
やきめしは玉子とかモヤシとか入っているけど、ほぼ醤油味、新福菜館のやきめしはこうでなくっちゃ。
途中でネギをもう少し入れてスープを殆ど飲んでしまいました、とても美味しかったです、ご馳走様でした。
せっかくその地にいったのだから、その地の交通機関はどれも試してみたいけど、なかなかそうもいかず。
駅へと帰るときに5分おきに走っている路線バスに乗ってみましたが、バスカードとかPASMOなどは導入されておらず、現金決済。
まあ現金決済はいいとして、驚いたのが従量制、かなりバス交通が発達していると感じたのですが、そうでもないみたいです。
時間的にもう一杯、二杯、食べれば食べられなく無いですけど、無理が出来ない年齢だということは自分が一番よく知っています。
旅先で体調崩したら何にもならない、予定より少し(かなり)早いけど快速電車に乗ることにしました。
大館に着いてみるとまだ先に行く電車がある時間、こんなことなら今日のウチにいけるところまで行っておきたい、とは思ったけど。
値段だけで選んで結果的に駅から一番近かったホテル、大浴場があってゆったりできた。
誰にでも一年に一度だけの誕生日である。
嬉しいか嬉しくないかは人それぞれだけど、私は毎年嬉しい、ここまで生きてこられて心から嬉しい。
TwitterやFacebook、ミクシィまでも誕生日おめでとうとタイムラインが埋め尽くされるのは嬉しくない、理由は後述。
朝食セットのホテル代だけどさらっとスルーして駅へ、始発電車を待っている人は殆どいなくて、2両の快速はほぼ貸し切り状態。
がらがらの車内は一人旅を心から実感させます。
初めての青森県、青森駅を降りると大きな吊り橋があるんだけど、車か徒歩で渡るらしく、よく分かりませんでした。
青森には朝ラーの食文化があって、数店のラーメン屋さんが朝から営業されているので、先ずはその一番人気のお店へ。
まだ開店前で、店先の通りでは朝市と称して野菜屋が売られていました。
して、開店前に到着したくどうらーめん@青森県青森市、営業時間は朝8時から夕方4時まで。
青森には朝からラーメンを販売しているお店が多く、できれば青森に泊まって朝から食べたかったのですが、隣の秋田に泊まって始発でもこうして開店前に間に合います。
もっと早い時間から営業しているお店もありますが、青森にきたらくどうから、と決めていたので。
辺りをぶらぶらしても店はやっていないし観光地も無いので、店前の通り反対側に腰掛けて開店を待ちます。
時間になって開店、って、二重ドアの内側に暖簾を掛けるんですね。
店内に入ると右手から「いらっしゃいませ」と合成音声が、何だと思ったらタッチパネル式の券売機じゃないですか。
老舗だから腰の曲がった人生の先輩が「いらっしゃーい」とお冷やを運んできて、、、なんてのは幻想ですね。
メニューはラーメン、チャーシューメン、メンマラーメン、月見ラーメン、サービスラーメン、とスープは一味。
ざる中華はつけ麺でしょうか、お試しラーメンはともかく、かけうどんってなんだろうか。
麺量は小、中、大、特大、と中が一玉ですが「ちょっぴり少な目」と表記されていています。
店員さんに食券を渡し、席に着いてのんびりとラーメンを待ちます。
店内は窓向きカウンターが6席と2席、テーブル席は10席と8席、自分のラーメンが出来上がる頃には店内は8割くらい混み具合でした。
5分ほど待ってラーメン中450円、思っていたよりシンプルな麺相ですね。
説明によると「焼き干し、煮干しなどを丁寧に煮出した透き通った醤油スープ」とのことで、実に美味しい、この時間に提供するために何時から仕込んでいるのだろうか。
縮れた細麺は中だとやや少なく感じるけど、まだ朝8時と言うことを考えたらこの位がちょうどいいかな。
トッピングは正統派チャーシューが2枚、歯ごたえのしっかりした平べったいメンマ、刻みネギ、海苔は乗っていないんですね。
ご馳走様でした、誕生日のいいスタートになりました。
同じ道を戻るのはつまらないので、違う道をたどって戻ってみるとラーメンの匂いが漂ってきて、人だかりがしていて。
長尾中華そば青森駅前店@青森県青森市(ホームページ)、次の電車まで時間があるのでちょうどいいです。
この店も調べなかったわけではないけど、本店に行くからいいやとスルーしていたんですね。
店内はこぢんまりとしていて通路を挟んだ4席ずつ、口頭オーダー式なので席に座ってからメニューを見てから何を食べるかを決めます。
メニューは定番のあっさり、おすすめのこく煮干し、中間のあっこく、津軽ラーメンのルーツである津軽そば(駅前店限定)、限定メニューの肉そば大五郎(竹岡式リスペクト)と揃っています。
オーダーしてのんびりと店内を見渡すと、「青森麺心会」という言葉が目に入ってきて、あれ、さっきのお店でもらったパンフレットには「青森ラーメン協会」って書いてあったと広げてみると長尾中華そばが掲載されていない。
ラーメンの町興しで成功した喜多方もいくつかの団体(協会)に別れていて一枚岩ではなかったけど、ここ青森もそうなのか。
色々な考えの人が色々な思いで一つのことを目指すのはとても素晴らしいことで、青森のラーメンの未来も安泰ですね。
7分ほど掛かってこく煮干し(中150g)700円、麺は太い方から手打麺、中太麺、細麺とあって手打麺でお願いしました。
重量感のある縮れた太麺が浮くかと思うほど高濃度の煮干しスープ、まさに西中の青森ラーメン、これだよこれ。
私のような年寄りにはちょっと厳しい濃度に思えるけど、食べてみるとこれが結構いけるんですね。
大きめのチャーシュー、平たいメンマ、刻みネギと先のお店と同じトッピング、海苔が無いのが青森ラーメンなのかな。
2杯目なのにスルッと食べてしまってご馳走様でした。
お会計を済ませると「東京から来たんですか」と店員さんから声を掛けられ、少しだけ歓談。
ラーメン修業中にこうして店員さんに声を掛けられて話し込み、後の予定を変更せざるを得なくなることが何度もあったので、今回は少しだけ歓談。
青森駅から来た道をそのまま戻ります、この辺りが青春18きっぷの醍醐味です。
向かった駅は撫牛子(ないじょうし)、難解な駅名として有名らしいですけど、この程度で難解だとかなりの駅名が難解になってしまいます。
無人駅ですけど切符の自動販売機は置かれていて、その辺が日本らしい、諸外国だと自動販売機ごと盗難に遭うらしいですね。
駅からお店に歩くこと10分でたかはし中華そば店@青森県弘前市、煮干しラーメンの聖地と評されるお店です。
店先には20台以上の駐車場がありますが開店前1時間ですのでまだ誰も来ていません、店先でぶらぶらしていると少しずつお客さんがやってきて、開店時間には10人ほど。
しかしして、11時開店のところを15分早く暖簾が掛けられました。
二重ドアを入ると先ずは券売機、メニューは中華そばとざる中華、一般的には左側から右側へオススメの商品が並んでいますが、一番左はライス大盛りでした。
数年前に全面リニューアルされたようで、店内はファミレスよりも綺麗、大きな厨房を囲むカウンターは9席と4席、テーブル席は6人掛け2卓に4人掛け、4人掛けの小上がりが3卓あります。
厨房には先代から次代まで、男性も女性も、この先何年でも営業するよ的な布陣で何とも頼もしいです。
お冷やを飲みながら数分で中華そば700円、濃い銀色の麺相です。
このスープの濃い銀色を煮干し色って言うんでしょうか、引き込まれるようにスープを飲んでみるとざらざらとした食感と苦味。
この苦味こそが煮干し出汁の旨さなのだと思っていますが、だからこそこのスープは美味しいんだと思うのですが、最近の煮干し出汁には苦みやえぐみをすっかり取り除いたスープが多いですね。
近くの住民はこのスープが煮干しラーメンの標準だと思っているだろうけど、たかはし以外にここまでハッキリした煮干し色のスープはありませんから。
中太麺は自家製麺でギリギリスープに付いていっている感じ、だからといって極太麺はまた違うのだと思います。
ニボニポな味は苦手ですが、この味なら美味しいから好きだな。
トッピングはチャーシュー、メンマ、ネギと今日の3杯とも全く同じ、盛り付けはだいぶ違いますが。
スープの一滴、一滴まで味わってご馳走様でした。
お店を出る頃には店外待ちまでいました。
撫牛子駅に戻って電車を待ちます。
15分くらい早く営業してくれても、電車は1時間に1本だから仕方ないですよね。
青森の一歩手前の新青森で降ります。
前身は分からないけど随分近代的で大きな駅です。
この新青森までは新幹線がきているのですが、この先の青函トンネルに線路が向いたまま工事が止まっています。
駅から歩くこと20分、炎天下ではなく曇り空でしたがこんなに暑いとは思いませんでした。
広い国道沿いにある長尾中華そば西バイパス本店@青森県青森市、全国各地の物産展に出店され、青森煮干しラーメンの名を知らしめた名店、の本店。
物産展のラーメンは滅多に食べませんが、出店されているお店の名前だけは覚えています。
待ち合いスペースには待ち客がいて、数分待って店内へ、席数を数えるのも面倒くさいくらい広く、なんとか空いたカウンター席に案内されました。
メニューの基本は駅前店と同じですが本店だけで販売されているメニューも多く、それでも本店に来たら煮干しラーメンか、それとも朝から煮干しラーメンばかり3杯も食べているからもういいかと。
青森ラーメンというと、この煮干しラーメンと牛乳味噌ラーメン、しじみラーメンの3つがありますが、そのもう一つをちょうど限定メニューとして販売していてラッキーです。
数分待って十三湖活しじみラーメン800円、遊び心満載の真っ白な丼です。
全体的にしじみ、説明がないので推測ですがしじみがメインで色々な魚貝類の出しを合わせてあるスープ、当然しじみも入っていてとても美味しい。
麺は細麺と太麺が選べましたが流石に細麺、細めがスープを良く吸い上げます。
トッピングはしじみだけでも良かったけど、そこは西中、ロースのチャーシュー、濃い色のメンマ、半身のゆで玉子、青ネギ、と彩りも豊かです。
それにしても美味しい、しじみラーメンってこんなに美味しいのか、それとも西中の限定メニューだから美味しいのか。
ご馳走様でした。
またまた20分ほど掛けて新青森駅まで戻り、乗るべき電車を探すといない。
何か変だ、直前で特急電車が発車しようとしているし。
おかしいなぁと調べ直すと発車時刻を間違えていて、とっくに発車していました、がっかり。
落ち込んでいても仕方ないので次のスーパー白鳥、1時間後。
いつの間にか海底に潜り、竜飛海底駅に降りられないけど停車し、そのままトンネルを走って北海道へ。
北海道には何度も来たことがあるけど、電車で来たのは初めて、初めての函館。
この駅もでかいなぁ、真夏(って今か)には観光客で溢れかえるんだろうなぁ。
予定より2時間近く早く来てしまったので、山でも登って観光するかとも思いつつも、とりあえずホテルの場所だけでも確認しておくか。
して、目についた函館ひかりの屋台・大門横丁へ、まるごと観光客向けかと思ったらそうでもなく、地元の人が集っているお店もありました。
そんなお店の中の一店である北の台所 (ヤマタイチ)、なぜこの店を選んだかは単なる勘です。
先ずは生ビール、今までの旅ではどんなに暑くても飲んだりしなかったのに、今回はよく飲むなぁ。
メニューを眺めて、先ずは活ホヤ刺し580円。
ホヤは大好きな食べ物の1つですが、東京や神奈川ではなかなか食べられない、しかしここ函館では活が食べられるなんて。
そのままで食べても甘みを感じるほど美味しく、何とも言えない食感と相まってビールが進みます。
活が美味しいというよりも身が大ぶりなのがいいですね、もっと食べたかったなぁ。
すぐに運ばれてきた茹でアスパラ480円、こんなに瑞々しい色をしたアスパラガスを見たのは初めて。
マヨネーズと言うより塩がいいんだけどマヨネーズで食べるとサクサクとした食感、スルッとしたのど越し、美味しいですねえ。
都内で食べたら800円くらいかな、いや、800円出しても食べられないな。
テレビでオリンピックを見ながらああじゃこうじゃと女将さんとお喋り、途中から店主さんが出てきてちょっとがっかり。
ビールが飲み終わったので日本酒、日本酒はちょっとアレだったのでハイボール、このまま朝まで居座ってしまいそうなほど雰囲気のいい店。
隣のお客さんが食べていた塩辛つきじゃがいも300円。
北海道に来たらじゃがいもだよな、と勝手に決めつけてましたが、バターにするか塩にするか悩んでいたら、塩辛もありなのか。
食べてみたらアリだよ、お酒が進むかというとちょっとアレだけど、この料理だけで美味しいです。
ホント、キリがないのでラストにむかご480円。
自然薯をウリにするお店なのに一品しか食べなくてごめんなさい。
たっぷり飲んで食べてご馳走様でした。
函館まで来てラーメンを食べないってのはあり得ない。
この横丁には何店かラーメンが食べられるお店がありますが、先の居酒屋の向かいにあるたつみ大門横丁店@北海道函館市にしました。
北海道のラーメン屋さんは、開店するときに製麺所から暖簾を贈られる習慣があり、製麺所名がほぼ間違いなく暖簾に染め抜かれています。
店内は狭くてコの字のカウンター7席、先客後客共にゼロです。
「北海道なら味噌ラーメン」と思っている人も多いですが、「札幌は味噌」であり、「函館は塩」、「旭川は醤油」です、まあ一事が万事ではありませんが。
とはいえ、ここは塩味をイチオシながらも味噌味、醤油味、そしてホルモンラーメンも販売されています。
店員さん用のテレビが店内奥に置いてあって、まあ、客先からも見えなく無いから、オーダーしてから見ながら出来上がりを待ちます。
そんなに待たされることなくはこだて塩ラーメン650円、かなり大きな丼にたっぷりとよそられています。
塩味というよりバターが強いスープ、出汁の詳細はよく分からないけど魚介を強く感じます。
本場の西山製麺の縮れた細麺は味が違いますね、スープとの相性が違いますね、関東で食べる西山製麺とは違う味ですね。
トッピングは巻チャーシュー、平たいメンマ、ピンクのなると、刻みネギ、お麩が乗ってるんだ。
お麩は海苔の代わりなのかな、よく分からないけど。
ご馳走様でした、ああ、美味しかった。
ホテルは安さと駅からの近さで選びましたが、バス、ベット、共にイマイチ。
ま、ともかく横になりますわ。
今日は朝一番の特急で札幌へ、少し早めに起きて函館朝市へ行ってみました。
地元のお客さんも多いですが、やっぱりメインは観光客で内地ではあり得ないほど安く魚貝類を販売しています。
大喜びで買っているお客さんも多いですけど、私はあまり興味が無く、冷やかしで一通り回るだけですね。
ウニやイクラを一舟(という数え方は間違っていますが)使った丼物をそこら中で販売していますが、流石に2000円近いのは厳しいです。
なのでラーメン屋、そうでなくてもラーメン屋。
市場の外れ、朝市仲通り沿いにある味の一番@北海道函館市に入ってみました。
大衆食堂然としていますけれども、店先にはラーメンセットの写真があったので。
店内に入ると先客はいらっしゃらなくて、がらんとした広い空間の中の広いテーブルにゆったりと案内されます。
お冷やを置かれて「お決まりになりましたらどうぞ」と声を掛けられました。
この店がラーメンしか販売していない、基本的に定食でラーメンはおまけ、的なお店なら即座にスタンダードメニューをオーダーするところですが。
ラーメンは味噌、塩、醤油を始め、朝市、北海道、ホタテ、エビと観光客狙いのメニューが揃っていますが、気になるのはセットメニュー。
イカめしセット、いくら丼セット、カニ丼セット、ホタテ丼セット、と一舟では高いけどサイドメニューとして半額くらいで販売されているのが何とも惹かれます。
惹かれるままにオーダー、しばらく待たされてからラーメンイクラ丼セット1250円、この値段の朝食はどうかと思ったけれども。
ラーメンは塩、醤油、味噌から選べますが、函館だから塩でお願いしました(味噌は100円増し)
。
角盆に収まりきれないほど大きな丼に飲みきれないほどのスープが並々と注がれて、もう、見ただけでお腹いっぱいなのを押してスープを味わってみると、塩味と言うよりバター味、寝ていた身体が一気に起きてきました。
ベースは鶏ガラなのか豚骨なのかも分からないほどバター味、この地だからありなのでしょう。
中太麺は岡田製麺製で朝食にしては量があります、ありますがスープ以外は全部食べないとな。
そのバター味のスープに相対する塩辛さのチャーシュー、メンマにゆで玉子1個分、お麩はなくて板海苔でした。
イクラは自家製と書かれていて醤油漬けが自家製なのでしょう、高級寿司屋のとは食べ比べできませんけど、サラリーマンが行くことができる居酒屋で食べるのより数ランク上の味わい。
なんと言っても色合いが素晴らしいし、ぷちぷち感も形容しがたいほど。
ああ、朝から贅沢してしまったけど一年に一度くらいはいいでしょう、ご馳走様でした。
特急スーパー北斗で札幌へ、今日は特急と地下鉄しか乗らないので青春18きっぷは使いません。
まあ、函館から札幌まで普通と快速を乗り継いで行かれなくもないけど、それだと7時間以上も掛かってしまって完全に乗り鉄の領域、私は鉄ではないので移動時間も大切。
とはいえ、特急でも3時間は掛かってしまいます。
乗る前に駅のコーヒーショップでホットコーヒーを買って乗車、何年ぶりかの札幌へ。
札幌は極上の快晴、快晴だけれどもここからの移動は全て地下鉄だから天気は関係ないか。
札幌駅には地下鉄は来ていなくて、地下街を歩いたところあるさっぽろ駅が起点、さっぽろ駅の隣り駅の大通駅が東京で言うところの大手町駅、大阪で言うところのなんば駅。
とは言え、東西線、南北線、東豊線しかないのし、乗り換え駅は大通駅のみなので、3日も乗れば全ての駅を覚えられそう。
東西線二十四軒駅で降りて、がらんとした長い地下道をてくてくと歩いて6番出口から地上に出ます。
北海道なのに暑い、札幌なのに暑い、Tシャツだと肌寒いくらいかと思ったらそんなことはないんだ。
汗をかきながら札幌市中央卸売市場へ、観光客で賑わっているけど観光に来たわけではありません。
市場外れの食堂街へ、お目当てのお店に行ってみると真っ暗、あちゃ、月曜日は定休日でした。
まあ、仕方ないかと踵を返して隣の隣のひぐま中央市場店@二十四軒(北海道札幌市中央区)(ホームページ)、通り側の壁が全て透明ガラスだとこちらから店内もよく見えるけど、店内からもこちらがよく見えるのでしょう。
店内に入って「ああ、誰もいないな」とざっと見渡し、麺茹で場に近いと思われる席へ座りました。
カウンター席のみで17席と4席、出されたお冷やを飲みながらメニューを見てみると、味噌味として味噌、白味噌、こく味噌、辛味噌、味噌バターコーン、醤油味としてと揃っています。
醤油味としてひぐま正油、札幌正油、チャーシュー、朝市帆立、朝市海鮮、のラインナップ。
サイドメニューにラーメンより高い豚丼、餃子、ジンギスカン、ラーメン屋でジンギスカンが食べられるのは北海道ならではか。
オーダーが入ってから大きな中華鍋でお湯を茹で始めていて、おお、お客さんが少ないと茹で湯が新鮮でいいなと思ったら、壁に「ひぐまの進化」が書かれていました。
その一、スープは黄金のスープといわれる金華ハム入り上湯(しゃんたん)スープ。
その二、麺は熟成麺(黄麺)と新麺(白麺)を味のタイプによって使い分ける。
その三、お湯はオーダーごとに新しく取り替え、麺の状態を一定にする。
これは期待できるぞと6分ほど待って味噌らーめん750円、丈の高い真っ白い丼にキレに盛り付けられています。
美味しいラーメンは見た目が美しいと考えていて、もう、食べる前から美味しそうなラーメン、真っ白いレンゲでスープをすくって飲んでみると味噌味より上湯スープの美味しさが先に来ます。
この値段でこのスープはおかしいだろうと思うほどの上品な味わい、札幌のラーメン屋さんは市場の片隅であってもこのレベルなのか。
味噌もとても美味しいけれども、上湯スープだけを味わってみたい気にもなります。
金華ハムってこうしてダシに使われる事でしか味わったことがないけど、ハムそのものも味わってみたいですね。
麺は間違いのない真っ黄色の西山製麺の縮れた細麺、このスープのためにあるような麺、麺を手繰る箸が止まりません。
スープには挽き肉がふんだんに溶かし込まれ、白髪ネギ、青ネギのしゃきしゃきした食感もいいアクセントになっています。
メンマと味玉は無くてもいいんじゃないかな、こんなにスープと麺が美味しいんだから。
いやはや旨かったよ、ご馳走様でした。
暑い中を駅まで歩いて戻ります。
名古屋でも時々あったけど、地下道に1人も見かけない瞬間があるってのがちょっとびっくりです。
東京では始発から終電までそんな瞬間はあり得ないないので。
次は澄川、今回の旅の仕上げのお店へ、大通まで戻って南北線に乗り換えます。
澄川駅あたりは地下鉄だけど地上を走っているので、車窓からお店がちらっと見えます。
北改札を出て平岸通りを真西に歩いていくと、5分ほどで左側(南側)にさっぽろ純連(じゅんれん)札幌本店@澄川(北海道札幌市豊平区)(ホームページ)が見えてきます。
イメージしていたほど大きなお店ではなく、駐車場は店先に7台分しかありませんが通り反対側に7台分あります。
本店は札幌、東京は新宿区高田馬場に東京店、宮城県仙台市に仙台店、東京都渋谷区恵比寿に恵比寿店(立川店からの移転)があります。
その他、純すみ系と称してお店で修業された方のお店、純連に影響を受けた(インスパイア)お店、は数え切れないほど。
どんな老舗にも歴史があるようにこのお店にも歴史があり、興味がある方はこちらを読まれて下さい。
森住製麺の染め抜きが入った真っ白い暖簾を跳ね上げて店内へ、正面が4人掛けテーブル2卓、左手に9人掛けカウンター、窓側には待ち合い席。
カウンター台の先が配膳スペースになっていて、その奥の壁に仕切られた先が厨房になっています。
ラーメン屋さんの楽しみの1つに調理風景が見られることがあると思います。
少しずつ作り上げられていくのを見るのは楽しみでもあり、変なことをしていないという安心感もあるのですが、純連は前身の前身のお店から徹底した秘密主義で料理のレシピはおろか調理風景を一切公開していません。
いや、醤油ラーメンの作り方は自身のホームページを初めとして公開していますが、味噌ラーメンの作り方は公開していません。
調理風景が眺められないのは寂しいけれどもそれが純連のやり方です。
券売機で食券を買ってちょうど満席な感じのカウンター席へ、改めてメニューを眺めてみると、味噌、塩、醤油の他に黒ゴマ担々麺もありました。
7分ほど待ってみそ800円、おお、ついに本店のラーメンを食べることができます。
色艶のハッキリした麺相、火傷をしないようにそっとスープを飲んでみると新横浜ラーメン博物館で初めて食べた感動が蘇ってきます。
すんげえ旨いよ、ラー博のより、(高田馬場の)東京店より、一味も二味も上をいく味噌スープ。
ラードの脂がかなりたっぷりなので最後の一滴まで熱いのですが、多少の火傷も覚悟で食べてしまう、食べさせられてしまう旨さです。
中太麺を啜るだけで身体全体が味噌で覆われるほどの美味しさ、チャーシューもメンマもモヤシもタマネギもネギも美味しい。
ああ、旨い、と何度も言いながら食べ終わってしまいました、ご馳走様でした。
札幌で他の味噌ラーメンも食べてみたいけど、それは次回の楽しみに取っておきましょう。
さっぽろ駅に戻るとまだまだ帰りの便まで余裕があります。
力の限り食べ続けるという選択肢もありますが、歳を取って数をこなすという気力がかなり無くなっています。
全くないと言うことではないけど、札幌なんて来る気になればいつでも来られるから、と。
ちらっと検索すると駅ビルに映画館が入っていて、ちょろっと様子を見に行くとドンピシャでバットマンライジングの上映時間、終わる時間もちょうどいいから。
札幌駅から快速エアポートで新千歳へ、せっかっく北海道に来たのに一泊で帰ります。
新千歳空港内の一角にラーメンコンプレックスがあることは事前に調査済み、どの店でもいいし、体調と相談して2杯、3杯食べてもいいし。
先に搭乗手続きを済ませて手荷物を預け、いざ、空港三階の北海道ラーメン道場へ。
場内を一通り見て、先ずは食べようと考えていたえびそば一幻@新千歳空港(北海道千歳市)、入口に一番近いこともあって一番混んでいました。
すぐにカウンター席に案内されましたが何の予備知識も持たずにメニューを見ると商品名が並んでいません。
ラーメンメニューが書かれていないので一瞬、戸惑いながらも、一瞬で「スープの種類」「タレの種類」を選ぶシステムを理解、なるほどね。
スープの種類は「そのまま」、「あじわい」の2種類で、「そのまま」が基本で、「そのまま」にトンコツスープを加えたのは「あじわい」。
タレの種類はみそ、しお、しょうゆでいずれも同額、小さい字で「通常は太麺ですが細麺にもできます」とあります。
で、先ずはサッポロクラッシックジョッキ400円、これから飛行機に乗るので飛行機が怖い私は事前にアルコールを飲んですぐに寝ることにしています。
このサッポロクラシックは札幌でしか販売されていないビールで、やや軽口ながらとても美味しいビールです。
ビールを半分くらい飲んだところでえびみそ750円、そのまま、太麺。
頭を中心とした海老だけからの出汁とするスープは見た目ほどは海老海老していませんが、味噌といい感じで調和していて幅広い年齢層に受け入れられそうです。
麺は(純連と同じ)またしても森住製麺で、これがまた本場北海道では生き生きしていて美味しい、都内で食べると複雑な思いだけど。
トッピングはチャーシュー、海老そぼろ、味玉、青ネギ、マー油(?)が掛かっていて、彩りはいいんだけどもう少しシンプルがいいなぁ。
スルッと食べてしまってご馳走様でした。
早めに搭乗待合室へ。
エア・ドゥは全日空と同じ場所なので間違えないように気を付けないと。
飛行機に乗るは何年ぶりか忘れちゃったな、高速移動という点では飛行機に勝る移動手段は無いわけですが、空の旅というのはどうにも。
雲の上から見る夕焼けは初めて、ぐっすり寝ていてあまりよく見なかったけど。
羽田空港からは京急で横浜駅へ、横浜駅から相鉄線で海老名へ、もうこの辺まで来ると「帰ってきたなぁ」な感が強い。
さようなら北海道、また来る。
朝食はゆで太郎神田駿河台下店にて朝そばおろし290円。
久し振りだったので薬味の大盛りを忘れてしまいました。
大根おろしはトッピングじゃなくて薬味だから、お蕎麦の上にどさっと乗せないで別皿がいいな。
お昼は札幌味噌や@神保町にて夏季限定メニューの冷し味噌らぁ麺(140g)800円。
札幌から帰ってきたばかりでまた札幌ラーメンもないだろうとは思いつつ、去年、網羅的に回ることを優先したために未食だったラーメンサラダを食べに来たのですが、今年は無いみたい。
うーん、毎年販売しないから限定メニューなんだよな。
店内は半分以上の入りで、前回と同じ手前の四席に案内されました。
程なくしてラーメン到着、
味噌スープの冷やしラーメンってどんな工夫があるのかと楽しみにしていたら、丼ごとキンキンに冷やしてあり、スープも冷たくてとても美味しいです。
西山製麺の縮れた細麺はつけ麺よろしく冷水で締めてあってスープとの相性も悪くありません。
スープには氷がいくつか浮かべてあって、食べているウチに温まってしまうのを防いでいますね。
トッピングは大量のモヤシに大量の挽き肉に白髪ネギ、穂先メンマがこれでもかと入っていました。
食べていると1人女性客が入ってきて、へぇ、と思っていると店員さんが「お先にオーダーを」と声を掛けています。
なんか変だなぁと思っていると、「お二階に女性専用席がありますので」と声を掛けているじゃないですか。
見ると店内奥右側に階段があり、中二階に4、6席程度、用意されているようです。
女性専用席を用意してあるお店って、ラーメン屋って、どのくらいあるんだろうか。
夜はくまもとらーめん夢亀@経堂にて夢亀らーめん700円。
よんどころのない事情から、少し前から夜営業のみとなっています。
暖簾をくぐるとひとなつっこい店主さんが笑顔でお出迎え、音のする方を見るとカウンター席一番奥に30型の液晶テレビが置かれています。
深夜営業、オリンピック、などなどに対応して設置したとのこと。
先ずはビール550円、以前は特に何も無かったと記憶していますが、最近になってチャーシューのサイコロ切りが付くようになりました。
ほんの少しであっても付き出しが付くと付かないとでは気持ちが違いますし、付き出しが美味しければなおさら。
続けて日本酒550円、銘柄を指定できるほどの品揃えはありませんが、まあ、ラーメン屋さんなので。
徳利とお銚子が変わっていて、実に夏らしくて涼しげですね。
焼酎とか裏メニューとか色々あってラーメンをお願いしました。
まだまだ成長中ですし、いつまでもいつまでも改善し続けるし、まあ終わりはないのですが。
いつもと変わらない麺相ながらも、スープの濃度を少し抑え、塩分が少し高くなっています。
細麺は少し柔らかめの茹で加減ですけど、その柔らかさがスープの相性をさらに高めていて実に美味しいですね。
トッピングはチャーシュー、細切りキクラゲ、茹でキャベツ、青ネギ、と定番ながら必要にして十分な量です。
暑い夏にラーメンは厳しいかと思ったけどちゃんと合わせてきているのは凄いですね。
ご馳走様でした、また、食べに来ます。