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  • 中国が防空識別圏を検討 日本と重複、東シナ海で緊張も


     10月25日に沖縄本島と宮古島の間の公海上空に現れた中国軍のY8早期警戒機(上の2機)とH6爆撃機(防衛省統合幕僚監部提供)

     中国人民解放軍が領空の外側に、戦闘機による緊急発進(スクランブル)をするかどうかの一つの基準となる「防空識別圏」の設定を検討している。設定されれば東シナ海で日本が既に設けている防空識別圏と重なり合うのは確実なため、上空で日中の戦闘機のつばぜりあいが増え、緊張が高まりそうだ。

     防空識別圏は不審機の領空侵犯を防ぐことが目的。日本にはあるが、中国は設定していない。

     しかし、9日までに共同通信が入手した中国軍の文書によると、空軍指揮学院(北京)の幹部は、識別圏を「早急に」設けるよう提言した。(共同)

      【共同通信】