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“シリコンバレーで最も成功した投資家”ロン・コンウェイ氏から学ぶ、成功するスタートアップの土台を作る上で必要な6つのコト
投資家は数あるスタートアップの中でも、より成功しそうな企業に対し投資を行っていく。実際に起業した人と投資家では成功するスタートアップの条件に違いはあるのだろうか。
ここではGoogle・PayPal・Twitterの初期段階に投資し、シリコンバレーで最も成功した投資家と評されるSV Angelのロン・コンウェイ氏が「Startup Notes」に残した言葉から成功するスタートアップのメソッドを紹介したいと思う。
1. 成功するまで繰り返す
The founders who iterate until it works are the unsung heroes
「成功するまで繰り返す創設者が影のヒーロである」
スタートアップは日々、様々な困難が目の前に立ちはだかるだろうが、その困難に負けてしまってはいけない。諦めてしまえば、そこで全てが終わってしまう。失敗しても良いので、諦めずに何度もチャレンジしていくことが最も大切になる。
成功するまでチャレンジすることこそが、最も賞賛すべきところである。スタートアップは、諦めずにやり続ければ成功への道が切り開かれるということを忘れてはいけない。
2. 価値を与えてくれる投資家を探す
Find investors who add value
「価値を与えてくれる投資家を探すべき」
スタートアップが成長していくためには、ある程度の資金が必要となるため投資家から資金を借りるなどして資金調達を行う。その際、大事にしておくべきことは相談に乗ってくれたり、アドバイスをしてくれる投資家かどうかということである。
もちろん資金を貸してくれる投資家も大切であるが、まだ経験も何も無いスタートアップにとっては様々な知識やノウハウを持つ人達からのアドバイスが血肉となっていく。だからこそ、資金以外での価値を与えてくれる投資家をスタートアップは探すべきだろう。
3. 素早く行動する
Move quickly. One term sheet forcing function
「素早く行動すること!契約書は働きを強制してしまう」
目まぐるしく世の中が移り変わっていく今の時代は、とにかく行動していくことが大切になる。何かが変わるのを待っているのでは、遅れをとってしまう。常に頭を働かせ続け、「次に何をすれば良いか?」を明確にイメージしておき、迷わずに突き進んでいくことがスタートアップにとって大切になる。
それは創業者だけでなく、働いているメンバーにも同じことが言えるだろう。権限などを気にして何もせずにいるのではなく、自ら動いて何かを変えていく気概を持っておくべきだ。