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米海軍 佐世保に新型艦船配備へ
11月9日 9時21分

米海軍 佐世保に新型艦船配備へ
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アメリカ海軍のトップ、グリナート作戦部長は、長崎県にあるアメリカ海軍佐世保基地に機雷を処理するための掃海艦として新型の艦船を配備するほか、オーストラリアにも海兵隊を運ぶための艦船を配備する計画を明らかにし、海洋進出を続ける中国を念頭にアジアの部隊を増強する方針を強調しました。

アメリカ海軍のトップ、グリナート作戦部長は、8日、ワシントンで講演し、長崎県にあるアメリカ海軍佐世保基地に配備されている掃海艦について、「2018年か19年ごろ、新型の艦船に更新したい」と述べ、新型の艦船を掃海艦として配備する計画を明らかにしました。
グリナート作戦部長は、アメリカ海兵隊が新たな拠点を設けたオーストラリアについても、「2020年までには、海兵隊を海上輸送するための揚陸艦の部隊を現地に配備できるだろう」と述べ、オーストラリアを拠点に揚陸艦の部隊を運用する方針を示しました。
さらに、レーダーに捉えられにくいステルス性能を備えた最新鋭のF35戦闘機を、2019年から西太平洋地域に配備する考えを示し、急速な海洋進出を続ける中国を念頭に、アジア太平洋地域の部隊を増強する方針を強調しました。

配備される新型艦船は

アメリカ海軍佐世保基地に配備が計画されている新型の艦船は「沿海域戦闘艦」と呼ばれ、ことし4月、初めてシンガポールに実戦配備された新型の艦船です。
備え付けられている装備や乗員を入れ替えることで、機雷の処理だけでなく、浅瀬での戦闘や敵の潜水艦の情報収集など、複数の作戦を行うことができます。
海軍ではこの「沿海域戦闘艦」を今後、アメリカ国内や世界各地に順次配備していく計画です。

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