2013.11.10 04:02(2/3ページ)

4番打つ!阪神・新井、再び豪語「ゴメスに負けん」

被災地の子供たちとふれあった新井。来季は4番に君臨する姿を見せる(撮影・仲道裕司)

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 4番を打つ。強敵にも負ける気などしない-。新井が強い信念を吐露した。根拠と自信があるからこその、豪語だ。

 「もう1回、4番を打ちたいと思ってやっている。もう1回、4番を打ちたい。そこを目標に頑張ろうと思っている」

 この日は武庫川女子大で「新井貴浩選手とのふれあい会」(三田青年会議所主催)に出演。東日本大震災で被災した宮城や福島の小中学生ら92人と笑顔で交流したが…。その後、ユニホームを脱がぬまま、熱き思いを一気に激白した。

 「(敵は)自分自身だと思っている」

 今季3Aで29発を放った新4番候補・ゴメスの入団は秒読みだが「切磋琢磨は必要だと思うが、ライバルとか、そういうことは考えていない」と言い切った。

 宣戦布告できるだけの理由がある。前日8日まで福岡県内の施設で2012年に痛めた右肩痛の定期検査を受けた。「(医者から)『完治』といわれた」。そして驚くべき数値を知った。右肩のインナーマッスルの一部が昨年同時期の10ミリから14・5ミリに成長。現在は甲子園室内を中心に自主トレ中で、打撃練習だけではなくウエートトレも順調にこなせている。

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