スポーツ報知 11月10日(日)7時4分配信
◆フィギュアスケート GPシリーズ第4戦 NHK杯第2日(9日、東京・国立代々木競技場) 男子はSP首位の高橋大輔(27)=関大大学院=が今季世界最高の合計268・31点をマークし、2年ぶり5度目の優勝を飾った。スケートアメリカ4位の高橋はGP通算9勝目を挙げ、2連覇のかかるファイナル進出に前進。SP3位の織田信成(26)=関大大学院=は253・16点で2位、SP5位の無良崇人(22)=岡山国際リンク=は227・22点で6位だった。
躍動感あふれる「ウィリアム・テル序曲」に乗って踊った織田は、満面の笑みでガッツポーズした。「ミスの後は冷静に挽回できた」。NHK杯では優勝した08年大会以来、5季ぶりの表彰台に笑いが止まらない。
冒頭、4回転―3回転で予定した2連続トーループは、3回転―1回転になって失敗。それでも次の4回転トーループを完璧に決めると、最後まで大きなミスなくフィニッシュした。バンクーバー五輪では演技中にスケート靴のひもが切れるなど“うっかり者”の印象が強いが、今季は練習から本番並みに気を引き締めて取り組んできた。「失敗してもあきらめずに挽回することを練習から心がけ、その成果が出た」と胸を張った。
GP第2戦スケートカナダで3位。今大会は2位と順位を上げ、3季ぶりのファイナル進出に希望をつないだ。「自分の力以上にアピールしないと、ソチは難しい。最大限の力を出したい」。ソチで織田家悲願の「天下統一」を目指し、群雄割拠の代表争いに挑む。
最終更新:11月10日(日)10時29分
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