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タモリも愛する魅惑の「したらば」の秘密

2010年3月8日 10時00分 (2010年3月15日 09時50分 更新)

現在、コンビニの店頭に置かれているのは、プレーンのほか、「明太マヨinしたらば」、チェダーチーズを外側に、北海道産マスカルポーネチーズを内側に使った「ダブルチーズしたらば」の3種が中心。

カニ足そっくりの見た目と、手に嬉しい重量感。ひとたび口にすると広がる、ぶりっぶりの肉厚感とジューシーさ。

「なんだこれは!? 美味すぎる!」

コンビニで見かける紀文食品の「したらば」を初めて食べた人の多くは、従来のカニカマと全く異なる食感・意外性に、こんな反応をするのではないだろうか。

調べてみると、実際、かなり熱心なファンがいるようだが、この独特の美味さはいったい何だろうか? 紀文食品に聞いてみると……。
「実は芸能人の方にもファンが多くいらっしゃるんですよ。浜ちゃん(ダウンタウン)がラジオでポロッとこの商品の話をしていたり、タモリさんが好きだということで、番組から『したらばのことをもっと知りたい』と電話がかかってきたこともあるんです」
以前、『タモリ倶楽部』でカニカマを食べる企画があったが、きっかけは、タモリの個人的愛だったよう。

ところで、気になる商品名「したらば」って、何?
「『サラダにしたら?』ということと、『タラバガニ』とをかけて『したらば』としました。もともとのコンセプトは『茹でたタラバガニの足を表現したい』ということで、当初はサラダなどのトッピング、料理に使いやすいように作っていたんですよ」

「したらば」シリーズの原点と言える商品が生まれたのは、1996年3月。当初は25グラム5本入り200円程度で、スーパーを中心に売られていたという。

さらに、今のボリューミーなタイプが登場したのは、2001年9月。「ビールを飲みながらそのまま食べられるつまみ」として、個包装にし、コンビニエンスでの販売を開始した。それにしても、迫力の78グラム! この大きさって?
「ちょうど食べきれる量ということと、片手で持って食べられるということ。また、『茹でたタラバガニの足』に近い大きさと太さを目指したものです」

この独特の食感、一部には「本物のカニ足より美味い」という人もいるほどだけど、どこに秘密があるのか。
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ライター情報: 田幸和歌子

書籍出版社、広告制作会社を経てフリーに。
月刊誌・週刊誌・夕刊紙などで執筆中。

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