旧日本軍による従軍慰安婦の強制動員をめぐって問題発言を繰り返している橋下徹・大阪市長が代表を務める日本維新の会が、慰安婦の存在を否定するための「歴史問題検証プロジェクト・チーム(PT)」を設置することとした。産経新聞が8日報じたところによると、歴史問題検証チームは慰安婦の強制動員に関する歴史的事実を調査し、3カ月以内に報告書を作成する方針だという。日本維新の会が検証チームを作るのは、慰安婦の強制性を認めて謝罪した「河野談話」を修正するためだ。
一方日本政府は、独島(日本名:竹島)を竹島と単独表記していないことを理由に、グーグルの地図サービス「グーグルマップ」が「グッドデザイン賞」を受けることに反対した、と朝日新聞が報じた。グーグルマップは、一般人の投票などでグッドデザイン大賞(内閣総理大臣賞)の候補になった。しかし経済産業省が受賞に反対したため、大賞は「該当なし」に終わった。