2013年11月10日00時11分
■仁比聡平・共産党参院議員
私たち共産党は2007年、自衛隊の情報保全隊がイラクへの自衛隊派遣に反対する市民らを監視していた実態を告発しました。特定秘密保護法ができていたなら、この告発自体ができなかったか、違法とされたのではないでしょうか。
映画監督ら文化人や記者の言動も監視していた情報保全隊の実態は、まるで憲兵のような隊の活動は許せないという思いの方が内部文書を共産党に届けてくれたことで明らかになり、昨年の仙台地裁の判決で違法とされました。隊の情報収集活動の在り方が特定秘密だとなれば、内部告発は秘密の漏洩(ろうえい)となり、共産党の活動も秘密の管理を害する行為となって、重罰を科されることになります。
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朝日新聞社会部
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