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八代亜紀「最後のハグはお母さんのよう」
2013年11月09日 19時00分

悲しみを語った八代亜紀

 島倉千代子さん(享年75)の訃報を受け、ゆかりの著名人が悲しみを語った。

 島倉さんがかつて所属していた芸能プロの社長だった占術家の細木数子氏(75)は8日、本紙の直撃で訃報に接し「そうなの」としばし絶句。明るい口調で知られる細木氏だが、慎重に言葉を選びながら「あの子の歌がもともと好きだったの。だから(社長を)やったのよ。安らかにお眠りください。寂しくなるわね…」と、低いトーンで語るのみだった。

 会見した八代亜紀(63)は、最後に会ったのは4月に大阪で行われたイベントで「楽屋でガールズトークしました。お姉さんなんだけど、いつも妹のように甘えてくるんですよ」。島倉さんは「亜紀ちゃん、私もう疲れた」が口癖だったため、大病には気付かなかったという。最後はいつものようにハグして別れたが「その時はお母さんのようでした。私に体をゆだねる感じ」だった。島倉さんの波乱の人生を振り返り「まさに人生いろいろ。人を信じるというか、人を疑わない人でした」と言葉を振り絞った。

 小林幸子(59)は「私のデビュー当時、同じレコード会社の先輩で、50年のお付き合いでした。とても優しい方で、とても緊張される先輩でした。出番前に『サチを呼んで!』と言って、私が駆けつけ、手を握ると震えているんです。でもステージに出ると何もなかったように凛と歌っている姿を鮮明に覚えています。“母さん”(島倉さん)から頂いたおそろいの指輪が宝物です」とコメントを発表した。





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