フジテレビ系「ものまね王座決定戦」などで島倉千代子さんの「人生いろいろ」のものまねをし、再ブレークのきっかけをつくったコロッケ(53)が8日、都内で会見に応じ、「かけがえのない方。もう会えないのが寂しいです」と涙を流した。芸能界からは島倉さんの死を悼む声が相次いだ。
歌手の八代亜紀(63)は、訃報に接した金沢から帰京後会見し、「最後のハグは母親のようでした。気になってはいたが、まさか病気とは思わなかった」と振り返った。
3月後半に仕事で会った時に、元気がなく、やせて顔色も悪かったので声をかけたところ「『元気ないの、疲れるの』と言っていました。『きつい』とか『年なの』とかは口ぐせだったので冗談かと。励ましたところ、『75歳になったから、一からスタートで頑張ろう』とおっしゃってました」。
いつも楽屋では女子会のように抱き合ったり、手をつないでわいわい。「お姉さんの存在。ほっこりするオーラがあった」と話した八代。「朝までじっくり話す時間があったら良かった。波乱万丈の人生で心労の多い大先輩だったので、全てを捨てて安らかに―と思います」と話した。
[2013/11/9-06:01 スポーツ報知]