【侍ジャパン】大瀬良２回無失点！小久保監督が２連勝

試合後、２回無失点に抑えた大瀬良を祝福した小久保監督（右）

５回から登板し、３者凡退に抑え笑顔でベンチに引き揚げた大瀬良

２回、左中間へ２点適時三塁打を放った梶谷

　◆２０１３ベースボールチャレンジ第２戦　日本代表４―２台湾代表（９日・新荘）　「侍ジャパン」は、台湾に逆転勝ちで２連勝。初回陽岱鋼（日本ハム）のソロで先制を許すも２回、浅村（西武）からの５連打で一挙４点を奪った。先発野村（広島）は４回１失点と好投。５、６回を大瀬良が抑えその後は３投手の継投で逃げ切った。

　打線は２回、秋山（西武）が連日の２点適時打、梶谷（ＤｅＮＡ）にも２点適時打が出て４点を奪った。８回には４番・中田（日本ハム）に今大会初安打が生まれた。

　投げては、先発野村が初回に失点するも２回以降は立ち直った。広島からドラフト１位指名された大瀬良大地（九州共立大）が２回無失点。１９歳松田（阪神）が７回を３者凡退。８回は高木（ＮＴＴ東日本）が２死から１点を失うも陽岱鋼を打ち取り、９回は松永（ロッテ）が２死満塁のピンチを招くも無失点に抑えた。

　日本・小久保監督「２回に集中打が出て試合を優位に進められた。次の１点が取れず追い上げられて勝っている気分はしなかったが、投手陣が抑えてくれた」

　台湾・呂明賜監督「２回に（先発投手の）コントロールが悪くなり、４点も取られて流れが変わった。ただ全力は尽くした」

　【日本代表スタメン】
１（右）中村、２（二）菊池、３（三）銀次、４（左）中田、５（一）浅村、６（指）平田、７（中）秋山、８（捕）伊藤、９（遊）梶谷、（投）野村

　［試合経過］

　◇９回
【台】（投手松永、三塁川端）陳俊秀、蒋智賢ともに三振、張進徳死球（代走郭銘仁）、林旺衛の代打羅国龍の中前安打で郭銘仁二進、陳偉志の代打郭阜林四球で満塁、蕭帛庭遊邪飛
（台０、日Ｘ）

　◇８回
【台】（投手高木、捕手炭谷）陳偉志遊ゴロ、蕭帛庭一ゴロ、林哲?左中間二塁打、林瀚の代打李杜軒の中前安打で林哲?一挙生還、陽岱鋼のとき暴投で二進、陽岱鋼三ゴロ
【日】（二塁李杜軒）銀次二ゴロ、中田左前安打、浅村中飛、平田の代打岡島二ゴロ
（台１、日０）

　◇７回
【台】（投手松田）蒋智賢三振、張進徳左飛、林旺衛三振
【日】伊藤の代打岡崎四球、梶谷の捕前バントで岡崎二進、（投手謝栄豪）丸三振、菊池遊ゴロ
（両軍０）

　◇６回
【台】蕭帛庭左翼線二塁打、林哲セン一直、林瀚三ゴロ、陽岱鋼四球のとき暴投で蕭帛庭三進、陳俊秀三振
【日】浅村、平田、秋山三者連続三振
（両軍０）

　◇５回
【台】（投手大瀬良）張進徳三ゴロ、林旺衛三振、陳偉志遊ゴロ
【日】丸投手強襲内野安打、（投手張賢智）菊池の投前バントで丸二進、銀次四球、中田三ゴロ併殺打
（両軍０）

　◇４回
【台】陽岱鋼三振、陳俊秀三ゴロ、蒋智賢遊飛
【日】秋山、伊藤ともに投ゴロ、（投手林逸翔）梶谷左飛
（両軍０）