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ジャニーズのNYCが事実上解散ーー中山優馬は仕事急増中で、恒例の「紅白」もなし?

リアルサウンド 11月2日(土)9時53分配信

ジャニーズのNYCが事実上解散ーー中山優馬は仕事急増中で、恒例の「紅白」もなし?
今年になって目立った活動がなかったNYCだが……

 4年連続紅白へ出場するも、毎年「なぜこのグループが出られるの?」、「そもそも誰?」という波紋を呼んでいたNYC。今年の夏以降、アイドル雑誌からNYCの文字が消え、今年の紅白出場はないのではという声が、雑誌関係者の間で高まっている。

 今一度、おさらいをすると、NYCとはN=中山優馬、Y=山田涼介、C=知念侑李の3人から構成されるジャニーズのアイドルグループだ。前身のNYCboysをふくめ、 これまで“女子バレーボールワールドグランプリ2009”のイメージソング『NYC』や、ジャニーズの名曲『勇気100%』など6枚のシングルをリリースしてきた。

 だが、グループの結成時からNYCへ向けられた世間の視線には、厳しいものがあった。事務所による中山優馬のゴリ押し体制が原因で、「Hey!Say!JUMPの中でも人気のある山田、知念と抱き合わせて売り出すなんて、魂胆が見え見え」という意見も聞かれた。中山優馬をどうにかスターにしようと、地道に実力と人気を獲得してきたメンバーに便乗させた、という見方がされてきたのだ。

 また、NYCの前身になった「NYCboys、中山優馬w/B.I.Shadow」の元メンバーで、現在は Sexy Zoneとしてデビューした中島健人、菊池風磨、そして現在もジャニーズJr.として活動を続けている松村北斗、高地優吾らのファンも、NYCのことはあまり面白く思っていないようだ。彼らのファンにとっては、NYCの登場によって元のユニットの存在がウヤムヤにされてしまったのだから、仕方あるまい。

 極めつけは、NYCがJUMPのコンサートに参加し、ワンコーナーとして生歌を披露していることだ。この”抱き合わせ感”が漂う演出には毎回、JUMPファンも複雑な表情を浮かべるほかない。

 もちろん、そういった厳しい状況の中でも、NYCのファンはいた。「JUMPのときとはちがう山ちゃんの表情が見られる」、「山田、知念のボケに、ツッコむ優馬がかわいい」などの評価もあり、3人ならではの空気感もできあがりつつあった。だが、JUMPと掛け持ちの山田と知念のスケジュールに合わせると、どうしてもNYCの活動に制限がされ、“紅白限定ユニット”などと皮肉られることも多かったのは事実だ。

 そんなNYCは現在、事実上の解散状態にある。JUMPのマネジメント体制がジャニー氏から、副社長のジュリー氏へと移ったことが原因だ。中山優馬はそれにともないNYCから引き離され、SMAPを育てた敏腕マネージャー・飯島氏の傘下におさまったようだ。

 しかし、3人での活動はなくなったが、大人の事情によるモヤモヤ感がなくなったということで、その状態を歓迎するファンも多い。実際、この夏以降の3人は単独でのメディア露出も多くなり、NYC時代よりも伸び伸びと活動しているように見える。中山優馬はドラマ『ぴんとこな』で、歌舞伎の女形というむずかしい役に挑戦し、主役のKis-My-Ft2の玉森裕太を食う勢いで注目を集めた。さらに、2つの舞台を立てつづけにこなすなど、仕事の量が急拡大しているのだ。

 モトサヤのJUMPに戻った山田涼介&知念侑李にも、ドラマへの出演オファーが。知念侑李は『よろず占い処 陰陽屋へようこそ』が絶賛オンエア中。山田涼介も四代目金田一一として、来年新春放映の『金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件』を収録中だ。

 事実上の解散とはいえ、プライベートでは山田涼介が中山優馬の家へ遊びに行ったり、一緒にごはんを食べに行くなど、友情が続いているとのことで、ファンとしては胸を撫で下ろすばかり。それぞれのフィールドで経験を積んだ3人は、今後どのような成長を遂げるのか。いつかまたNYCが復活したときには、大人の事情に翻弄されず、それぞれの持ち味を発揮してくれることを願いたい。

ジャニ子

最終更新:11月3日(日)4時37分

リアルサウンド

 

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