米国が日本の集団的自衛権の行使容認検討を「歓迎」したことを伝える4日付の韓国各紙(共同)
【ソウル、北京共同】東京で3日開かれた日米安全保障協議委員会(2プラス2)が、中国の台頭をにらんだ同盟強化を打ち出し、安倍政権による集団的自衛権の行使容認検討を「歓迎」したことに対し、中国や韓国のメディアから4日までに「危険な信号」「軍事大国化を助長」との批判が上がった。
4日付の韓国大手紙、朝鮮日報は1面トップで「米国が集団的自衛権行使を支持した」と伝え、「米国の容認の下、日本の再武装が大幅に強化される」と反発。他の主要メディアも米国が公式に支持の立場を表明したとして警戒感を示した。